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飯を食い部屋の掃除を開始する。そしてその後は熱帯魚の水替え。
時刻は16時前になったんだがこの天気で家に閉じこもってるのも悲しすぎるので出かけることにした。まずは近所の100円ショップ。最近はまり気味のホッピーを家でも飲みたいんだが栓抜きがない。いやあるんだがどこに行ったのか探すのが面倒になり百均で買うことにした。その後肉のハナマサでホッピーを購入。そういえば6月末に最寄りのピーコックが24時間営業になり店内の品ぞろえもなんかイオンっぽくなってきた。そこにきて肉のハナマサのオープン・・・つーか復活。僕が東京転勤に伴い家探しをしているときに不動産情報を見てるとこの「肉のハナマサ」ってのがやたら出てきた。「なんで町の肉屋がこんなに出てくるの?つーかこんなお肉屋を入れにゃならんほど近くに店がないのか」って思ってったけどこの肉のハナマサってのはチェーン店のスーパーであった。引っ越してきて「ここがそうかぁ」と思ったところには店は営業しておらず「あ~潰れちゃったんだな」って思ってた。それが7月頭に知らん間に復活してた。というわけで僕の近所のスーパー事情がまた一つよくなった。
その後、テーピングと熊鈴を求めて山のお店巡り。テーピングは御徒町のOD-BOXで買ってるんだが近くにあればそこまで行く必要はなかった。しかし銀座の好日にはおいてなかった。にたようなのはおいてるんだけど僕が愛用してるものとは違うのでスルー。熊鈴も「これは」と思ったものは4000円近くする。熊鈴にそんなに出せないのでそれもスルー。お次は京橋のスクエアガーデンにあるモンベルに突入。テーピングはなかったけど1000円ちょっとで熊鈴があったのでそれを購入。ぶっちゃけモンベルの熊鈴は目をつけていたのでこれは狙い通りだった。1800円くらいで消音装置付きのとどっちにするか迷ったけど安くても音がいいので1000円ちょいの方にした。
そして結局テーピングは御徒町まで買いに行った。銀座・京橋・日本橋と都心を突き進み久々秋葉原を通って自転車で御徒町へ。目当てのテーピングを購入し自宅へと戻り土曜日が終わった。
ところで僕はこの三江線には3回乗った。しかし全線を乗り通したのは1回だけだ。あとの2回は江津から因原まで。因原からは僕の地元を通るバスが出ていた。
三江線の思い出と言えば2000年の4月1日のことを思い出す。この年、僕は大学を卒業し社会人になる。その直前の話だ。「社会人になったら休みがないからもう鉄道の旅はできなくなるだろう。」と僕がこれまで18きっぷで旅したところをもう一度まわろうと北海道から鹿児島まで、宗谷岬から佐多岬までを周ろうと途中で卒業式や引っ越しをはさみながらひと月がかりで日本縦断の旅をしていた。その帰り、博多からムーンライト九州で岡山に向かい伯備線、山陰線経由で因原までやってきた。バスの時間まで何時間か時間があったので駅近くの河原でこれからのことをボーっと考えていた。すごく天気が良くて空がとても青かったのを覚えている。三江線は僕が通っていた自動車学校の教習でもその線路沿いを走ったこともありこの辺りはちょっと思い出もあった。そういう路線が姿を消す。道路が整備され、一人に一台自動車がある現代の田舎では鉄道の使命はもう終わっているのかもしれない。
道内のJRとしては江差線の木古内ー江差間が廃止され、今は高波被害の日高線の存続が危惧されている。留萌線も留萌ー増毛間の廃止のカウントダウンが始まっている。何とか生き残った深川ー留萌間の存続も心許ない。そこにきて夕張支線の廃止。さらに札沼線の末端部分も危ない。このまま赤字の盲腸線の淘汰が一気に進められてしまうのか???僕が18きっぷで初めて北海道を旅したのが1994年。あのころだって国鉄時代から比べると線路はため息が出るくらいめくられていたのだが、僕的にはあの年が北海道の鉄道網の記憶の基準となっている。あれから22年。あの年の春に廃止された上砂川支線を筆頭に深名線、ふるさと銀河線、江差線が廃止された。道内の夜行列車は絶滅しあのころのような貧乏旅行はできなくなった。今後は函館線の山線の存続も危うくなるだろうし宗谷線や石北線など特急の走る区間も安泰とは言えなくなってくるんじゃなかろうか???もしこれらが廃止されるようなことになれば道内の鉄道網はズタズタだ。18きっぷで貧乏旅してた学生時代の旅は不可能となる。寂しいな。
今年は甲子園でベスト16。僕が現役の時は考えられない夢のような時間を今年も過ごさせてもらった。選手たちには胸を張って広島に帰ってもらいたい。そしてまた来年、甲子園に戻ってきてもらいたい。今日のところはナイスゲーム!!!よく頑張った!!!
で、今日。朝一で大井ふ頭に行くつもりだったけど目が覚めたのは10時過ぎ。飯を食い高校野球を見ながら準備をしてたら結局家を出たのは13時過ぎ。う~む、今日はロードで走って一日終わりだな。ロードで走るのは超久々だ。ここのところ山ばかりだったのでひと月振り以上間隔があいてしまった。今日の目標は100km走ること。平均速度がどうとかはひとまず置いといて100km走るのが目標だ。というのもレースに出ることを決めた。11月のスズカ・・・ではない。11月3日のツインリンクもてぎの4時間エンデューロだ。この9月で僕は39歳になる。この2年、東京に転勤してからスズカのエンデューロには参加していなかったが30代最後の今年の大会は絶対に参加したいと思っていた。しかし冷静に考える。11月と言えば繁忙期の真っただ中である。しかも今年の大会も土曜日開催。てことは金曜日に現地入りせねばならん。7時半に会社を抜けさせてもらったとしてそこからもいろいろ試練がある。自転車を新幹線に持ち込まねばならんのだ。車両の一番後ろにねじ込むにしてもいろいろ大変そうだ。それ以外にも名古屋までの往復の新幹線代もかかる。日曜日にはたまってる仕事を片付けるために出社せねばならんだろう。そういうことを考えると「う~む・・・厳しいかな。」
仕事にやられてプライベートの大事な行事が潰されるのは正直納得いかんのだがかといってこのまま40代に突入したくない。何かないかな?と思ってひらめいたのがこのツインリンクもてぎのエンデューロである。うまい具合に時期はスズカと同じ11月。繁忙期には変わりないがこちらだと仕事が終わってからでも何とか車で走って間に合う距離である。しかも列車での輪行が必要ないので精神的にも非常に負担が軽い。しかもスズカよりスタート時間が1時間遅いというのもうれしいところである。というわけで目標もできたので今日は100kmを走ることにした。
13時20分過ぎに大井ふ頭に入りそこからいつものコースを8周回した。4周目で早々にタレてきたので今日は走り続けることにはこだわらず4回の休憩を挟んでの100km走。最後は全然速度が上がらない状態でフィニッシュとなった。レースまであと2か月半。とにかく走れるときは走りこもう。週末には100kmは走りたい。ローラーも回そう。2か月半後には休まず100km走れる体に仕上げたい。
本日の記録 走行距離・・・108.46km 平均速度・・・24.8km/h 最高速度・・・39.4km/h 獲得標高・・・324m 消費カロリー・・・ハートレーとモニター故障中につき測定できず。
休憩をとると走れるな。しかし速度はやっぱり上がらない。これからは4時間走り抜くだけのスタミナをつけよう。つーかここ2年、全くヒルクライムの練習ができていない。ツインリンクもてぎの高低差は図では見たけど実際走るとどうなんだろうか???とりあえずは体重落としてスタミナをつける。これしか今は対策できないわ。
うちの会社に高校野球好きの人がいてその人が市立尼崎の野球部出身だった。甲子園でも2度ほど出会ったことがあり、神戸で働いてた時、定時ダッシュで第4試合に間に合いそうなときには車で球場まで送ってもらったこともあった。市立尼崎は元ヤクルトの池山や今は楽天にいる元巨人の金刃の出身校でもあり県内ではそれなりの強豪校。我が母校が県大会の決勝に出たりなんかするようになったころ「そのうち甲子園でるかもしれんで。その時市尼も甲子園でたらおもろいな。」って話をしてたのを思い出した。それが今年実現したのである。しかしその人はこの世にもういない。3年前に肺がんで亡くなったのだ。57歳だったかな。
「もしあの人が生きてたらな~。」と思いつつ明日の試合を楽しみにしている。
ところでチビとは習い事が終わった後、西北の駅で合流し再び甲子園へと戻るつもりである。その時のためにも内野の特別自由席を押さえておきたいんだが入場券の売り場の窓口を見るとすべて「売り切れ」の文字が。「うわぁ~」と思いながらも「やっぱ開幕日だからな~」と納得する。しかしその窓口に長蛇の列が連なっている。アナウンスに耳を傾けると開会式が終わって人の入れ替えの状況が把握できたらチケットを販売するかもとのこと。ということでダメもとで僕も並んでみる。智弁学園も陣取る3塁側だ。しばらくすると販売が再開された。しかし中央特別席はあっという間に再び完売。三塁側の列に並ぶ僕も少し焦ったけど無事に購入することができた。でもぎゅうぎゅう詰めになるんだろうな。
ひと安心してレフト側の外野席に陣取る。うまい具合に真ん中あたりに開いてるところがあってそこに潜り込んだ。第一試合は鳴門対佐久長聖。試合開始は10時の予定だったけど結局10時半を過ぎて試合開始。始球式のボールは今年もヘリから投げ落とされた。鳴門の4番の子がカキーンとホームランを叩き込んだ。その後もこの子は強い打球を打ちまくった。チビとの約束の時間は12時過ぎ。なので試合の途中だけど11時半を回ったころいったん球場をあとにした。で、西北で合流し今津のうどん屋で昼飯。その後再び球場に戻った。ちょうど第2試合が始まる前だったんだがぎゅうぎゅう詰めを予想してたんだが意外と空席もあり当初目をつけていたアルプス側の席に二人並んで陣取った。
現在わけあって下のチビは嫁の実家に里子に出されている。で、そのチビがいない間にしかできないことをしようと嫁が言い出し今回キャニオニングに出かけることになった。ちょっと下のチビがかわいそうではあるんだが・・・。
で、車で走ること3時間弱、川上村の集合場所に到着。水着に着替えた後、ウェットスーツを着込み車で現場に運ばれる。
そこから軽く歩いて水にジャボン!!!そこで軽く説明を聞いて再び陸に上がり陸路で川をさかのぼる。
で、入水地点に到着したらそこからキャニオニング開始。岩からダイブしたり滝を滑ったりして遊ぶ。水がめちゃくちゃ冷たいって聞いてたけど普通に気持ちがいい。下る途中でお弁当タイム。柿の葉寿司がめちゃくちゃおいしい。ほかにもでっかいおにぎりとお茶がふるまわれる。その後少し自由時間があったので川に入って潜っていると「なんか水がめっちゃ冷たい!!!」
その時グローブをするのを忘れていたんだがグローブなしだと手が凍えるくらい水が冷たい。今までウェットスーツとグローブをしていたおかげで快適だったんだな。ウェットスーツすごいわ。
帰りは村の祭りに行きたいというチビの意向をくんで寄ることにした。しかし時間が早すぎるので時間つぶしに大台ケ原へ。嫁は車で寝るというので僕とチビとで散歩。時刻は15時半を回っていたけど行けるとこまで行ってみようとなった。
で、帰りに村の祭りに立ち寄る。手作り感あふれるアットホームなお祭りで串にささったこんにゃく、アユの塩焼き、焼きそば、かき氷と片っ端から食べまくり僕自身も夏祭りを楽しんだ。
あの稜線を辿っていく。その向こうには下界、そして日本海。
アップ。行き交ってるねぇ。
「山頂を撮る人」を撮る。
この時間からでも山頂に向かう人は多い。小屋泊まりの人かな?
下界を見ると駐車場が見えた。あそこまで下るわけだ。
ところで下山後の話なんだが今日は酒田発18時04分発の特急いなほで新潟に向かいそこから上越新幹線で東京まで帰る。しかしこのルートは一昨年も通ったルートだし目新しいものもないので、久しぶりに陸羽西線に乗ってみたい。新庄からは山形新幹線で東京に帰れたらいいなと思っているんだがそれだと酒田発16時44分発の列車に乗らねばならぬ。それ以降の列車でも東京までは帰れるんだが東京に着くのが遅くなるし、何より暗くなって周りの景色が見えない。久々の陸羽西線は明るいうちに乗りたい。乗りつぶしで昔乗った時も夜だったからまともに車窓は楽しめなかった。ただいま12時05分。遅くとも15時半には駐車場を出発しないと間に合わない。あと3時間半だ。コースタイムで歩けば15時前には下山できる。
行者岳に到着。
帰りは「どこから鉄梯子で下りるんだ?」と探しながら歩いてたんだけど結局どこかわからんかった。この行者岳のロープのところが臭いなぁと思ったんだけど鉄梯子も見えなかったしとても下まで下りられるような感じではなかった。
12時21分、伏拝岳に到着。
眼下の雪渓を見下ろす。
おっ、歩いてる歩いてる。
山スキーの人達。
薊坂をえっさほいさと下り
雪渓に到着。登りの時は左側の岩岩の道を登って来たけど
帰りはこの雪渓をへっぴり腰でトラバース。
皆さま雪渓に突入。一番右の人は「こんなとこ、なんでアイゼンなんかいるのよ」とか言いながらツボ足でガシガシ下って行った。
稜線を振り返る。
雪のないとこを下るも雪渓の人達にバシバシ追い抜かれる。間違いなくあちらの方が早い。
現実に目を背けとりあえず足元のお花を撮影。
下の段の雪渓では山スキーの人がすーっと滑走中。あれで下ったら早いよなぁ。
と、羨ましがりながら下の雪渓に到着。
スキーの二人組は颯爽と下って行った。
僕はあちら側へ渡るけど
皆さま雪渓を下って行く。
対岸に渡る途中、稜線を見上げる。
こちらは下界方面。
この雪渓の切れ目を対岸に向け歩く。
そこから雪解け水が流れ出す。
雪渓から冷気が上がってくる。
対岸に渡る。この岩岩の道を下って行く。
歩きにくいこちらの道と比べ雪渓の人は早い早い。
お~い!!!
河原宿小屋が見えた。みんなにごぼう抜かれされてるけど実際コースタイムを押している。
振り返る。いい眺めだ。
そうこうしてるうちに雪渓じゃない人にも追い抜かれた。
振り返る。出発から7時間半。しばしば足が止まる。
河原宿小屋が近づくにつれ気温もどんどん上がる。今年に入って初めて「夏だなぁ」と思った。
仕事に追われる日常では日中は冷房の効いた事務所に閉じこもりっぱなし。帰るころには「暑いなぁ」とは思っても「夏だなぁ」とは感じない。朝家を出て10分で会社到着。夜になり会社を出るとまた10分で家に到着。「青い空」も「白い雲」も感じられない生活では夏は感じられないんだなぁ。
みんなから大きく遅れてやっとこさ雪渓が終わった。
山っちゅうよりも大草原って感じ。河原宿小屋が「大草原の小さな家」って感じに映る。
その向こうには青い空と夏らしいモクモクの白い雲。
小さな祠。冬場は完全に雪の下に埋もれてしまうだろう。
稜線の方を何度も振り返ってしまう。これぞ夏山って感じの素晴らしい景色。
いや~ほんと鳥海山って素晴らしい。
飯豊山よりも鳥海山の方が開放感があって雄大な感じがする。
ってそれも天気がいいか悪いかで全然印象が変わるんだろうな。
でもこちらの方が登山者も多くて明るい印象だ。
いや~下界まで見渡せてさいこー!!!
田園風景と酒田の港。
そしてお花畑。
毎度思うんだがお花の知識を頭に入れたい。帰ったら今度こそ高山植物の図鑑を買おう。
それはそうと下界が遠い。時刻は14時06分。コースタイム通りかかってるな。荷物は軽いというのに。雪渓だな。あそこがすべてだ・・・と思いたい。
振り返る。夏だ。
振り返ればこの景色。この天気、歩いててほんと気持ちがいい。
14時41分。滝の小屋に到着。このままいけば15時には駐車場だ。
えっさほいさと歩き続け
14時55分、無事下山。出発から8時間50分。ぶひぃ~疲れたー。
しかし下界・・・いやここは結構上の方だけど暑い。実は雪渓を下ったあたりから「暑いなぁ~」と思っていた。別に暑いだけならどうでもいいんだがなんと僕はこの駐車場に弁当を置いていたのだ。昨日変な時間にマックを食べてしまい食べれなかった小国で買った弁当である。まずは汗びっしょりの服を着替える。車のエンジンをかけエアコンを最強にする。車内はまさしくサウナ状態。予想はできたことなので弁当は車内ではなく車体の下に入れておいた。それでも日の加減で直射日光に当たってないか?地面からの照り返しで腐っていないかと心配だったんだが臭いをかぐと「うむ、普通だ。」腹ペコだったので真夏の車外に放置した弁当をペロッと平らげた。
胎内くぐりなる狭い岩の隙間に突入。
外輪を望む。人がミジンコみたいに見えるほどスケールの大きい景観だ。
ちっちゃくてわからんだろうが真ん中あたりに人が歩いてる。あそこだよ、あそこ。僕が行こうとしていた危険マークのルートだ。どっから下りたんだろう???つーか見るからに危なそうだ。でも鉄はしごなんてあるか???そんなことを思いながらもあれを見たら正直僕がたどったルートで正解だったなと思った。
新山山頂方面の岩岩を望む。
登ってるねぇ。
まだまだ序の口。てっぺんまで頑張って~。
しかしまぁ迫力のある景色だな。ほんとこんなところだとは想像だにしなかった。稜線の人影の小さいこと!!!
飯も食ったし休憩もした。さぁ帰るか。
谷底まで下りきり登り返すところ。ガスってきたなぁ。
アップ。皆さん登ってます。
で、稜線まで上がる。空が青い。
いや~いい山だったよ。ありがとう鳥海山!!!
山頂から下って来た人達。僕もあそこを下って来たわけだ。
稜線は天上の楽園だ。
雲より高いぞ鳥海山!!!いや~気持ちがいい!!!
しかし山頂方面には怪しい雲が・・・。
雨が降ると滑るだろうなぁ~。考えただけで恐ろしいわい。
山頂、直下の岩場、さらにその下の雪。ほんと登りごたえのある山だった。
山頂側は雲が暗いけど反対側はこの眺め。いや~最高だ。
最高に気持ちのいい稜線歩きだ。飯豊山の3日間も一時を除いて雨ばっかりだったからほんとうれしい!!!
最高で~す!!!
左手は最高に気持ちのいい夏の景色、右手には怪しい空模様の山頂を眺めながら稜線歩きを楽しむ。
登り返しですれ違ったパーティーかな。ミジンコみたいに見える。
僕の下ったあのルート、今地図で見ると破線ルートだった。
ルンルンで歩いていたけど右手からガスが流れてきた。すると空からポツポツ雨が落ちてきた。「マジかよ~!!!」と思いながらも雨具は出さない。ぱらっときたけど結局それ以上強まることはなくしばらくすると止んだ。
レンタカーの延着の連絡をしたいんだけどソフトバンクはここでも圏外。飯豊の山中でもほぼ圏外だった。つーかソフトバンク弱すぎだろ・・・。
入浴料を払いお風呂へと向かう。いや~山の後の風呂ってほんとに最高だ。露天風呂でもゆったりくつろぐ。天気もいいし無事に鳥海山にも登れたしほんとに幸せだ。しかし山麓のほんとにいいところに建ってるなぁ。いつか家族でこういうところに来てみたい。
風呂にも入ってさっぱりし、酒田駅を目指す。
酒田駅近くのレンタカー屋の前にあるGSが日曜なのに(日曜だから?)まさかのお休みで再び来た道を引き返して給油。無事返車の手続きを終え徒歩にて酒田駅を目指す。
列車の到着まで残り少ない酒田での時間を楽しむ。車内で飲むビールやつまみを買い改札をくぐる。
鳥海山だ。やっぱ下界からもちゃんと見えるんだな。地元の名峰。たぶん学校の校歌とかにも出てくるに違いない。
今どきのお顔だなぁ~。
この存在感。まさしく名峰だ。
ビール越しの鳥海山!!!
ビールを飲みながら酔いどれ気分で列車の旅を楽しむ。特急ではあるけど新幹線と比べたら全然旅情にあふれている。東海道新幹線は言うに及ばず最近開通した新幹線もトンネルばっかだし味気ない効果をひた走るだけだし。まぁ去年乗った北陸新幹線は夜だったから余計にそう思ったのかもしれん。
いや~まさしくトワイライト!!!
この辺り羽越線の一番いいところだと思う。
最高のタイミングでこの名所を通過することができた。
ホームに上がる。オール二階建てのMAXときである。
でかい!!!。つーか高い。何度見ても壁っぽいわ。
今回も窓側は1階しか空いていなかった。走ってる間は壁しか見えない。でももういいのだ。疲れたし酔いも回っていたので寝た。大宮を過ぎたありで目が覚める。う~む、今年の夏休みも終わっちゃったな・・・。
そして定刻の22時28分、東京に到着。明日の仕事のことを考えうんざりしながらムッとする東京駅のホームに降り立った。 終わり
本日の記録 獲得標高高度・・・1100m、獲得下降高度・・・1090m。ピストンなんでこの10mは単純に誤差である。ハートレートモニターが故障(電池切れ?)のため消費カロリーは計測できなかった。まだ8月に入ったばかりだけどこれで今年の百名山巡りは終了。6月と7月。この2ヶ月で集中して登る短期集中型である。9月からは繁忙期に入り山登りどころではなくなる。この期間だけがかろうじてまともに遠征登山ができる期間なのである。ちなみに直前の朝日岳は仕事の都合とかもろもろで無理だった。あそこは来年だな。これで登った百名山は88座。東北は朝日岳の1座を残すのみ。来年は朝日岳、火打&妙高を片付けて幌尻岳に挑みたい。海の日の3連休で羊蹄山。この4座には登るつもりだ。さらに南アルプスのどこかの1座に登れれば御の字だ。とりあえず90座にはのせたい。しかし残りの10座が大変だなぁ。登るにも時間もかかるし。東京に来て3年目だけども来年の秋あたり関西に戻るような気がしている。こちらに来て仕事はきつかったけど百名山にはめちゃくちゃ登れた。家族と離れ離れだったけど山に関してだけはよかったのかな。来年で僕も40歳になる。残りは1年に1座づつでも登って40代で百名山を完登できれば幸せなことこの上ない。そんなことを考えている今日この頃だ。
登ってるねぇ。結構な登りだ。
ところでここから先には心配なところが一つある。行者岳を過ぎて大物忌神社へ向かう途中で危険マークが付いているところがある。ガイドによると「行者岳を越えたところから鉄ばしごで内壁(落石に注意して)へ下る・・・」云々とある。梯子だから鎖場よりましかもしれんが危険マークはやっぱり憂鬱だ。
アップで。いや~鳥海山なめてたわ。こんな山とは思ってなかった。
にこにこハイキングかと思ってたけどそんなに優しい山容の山じゃなかった。こんなに岩岩の山だとは思わなかった。
こっちの道でよかったわ。あちら側って見るからに険しそう。なんて思っていると・・・
引き返すのもなんだかめんどくさいのでなんとなく七高山へと向かう。小屋を見下ろしながら。
何か雪の上に踏み跡があるな。あんなとこツボ足で通りたくないわ~。
てっぺんをアップ。おぉ~あんなところに人がいる・・・ん???もしかして・・・あれが鳥海山、新山の山頂???つーかこれまで全く意識してなかったけど普通に考えりゃ下に小屋もあるしあの岩岩の荒々しいのが鳥海山だわ。いや~ここで気付くとは間抜けだ。
しかしすげーよな。火口の中に小屋を建てたって感じだ。
そんな感じで歩いていると来るつもりはなかったけど七高山に到着。時刻は9時51分。コースタイムは4時間。所要時間は3時間46分。ほとんどコースタイム通りじゃねーか。つーか写真とかとりながらだけど伏拝岳からも40分くらいかかってるぞ。コースタイムは30分なのに。まぁもういいや。とりあえず七高山までやってきた。
新山方面へ引き返す。
急こう配の岩場を下る。嫌だな~と思っていたら下から子供連れが登ってきた。「この先危ないとことかありますか?」と聞くと「大丈夫です。この子でも歩けましたから。」との返答が。ちなみにこのお子さん、5歳らしい。すげーな。うちのチビなら絶対無理だ。
下から見上げる。逆光で暗い・・・。
だいぶ下まで降りてきた。正直見た目ほどのことはなかった。
崖の底まで下りてきた。いや~迫力あるねぇ。
あとはここを登り返すだけ・・・
こんな厳しい環境でもきれいに咲いていらっしゃる。
あそこから降りてきた。
あそこの人の姿を見てもらえばどれくらいすこーんと切れてるかわかると思う。
「!!!!」
なぬ~あそこを登るの???
見たまんまのスーパーガレガレ山やんけ!!!もっとまともな道がついてるのかと思った。つーか鳥海山、きびしいわ~。
高いとこ嫌い、岩場も嫌い・・・つーか高いとこ怖い、岩場も怖い。
こんなとこ百名山じゃなけりゃ絶対来ない。写真じゃ伝わらんけど結構な高度感。平気な人にはなんてことないんだろうが僕的には結構緊張しながら・・・いやビビりながら登る。
荒々しすぎるやろ!!!!
この迫力!!!ちびりそうになるわい。
もー何なのよ鳥海山。想像してたのと全然違う。ほんと舐めてたな~。飯豊山のついでに片手間で登ろうとしてたけど本気でやらんとやられるわ。つーか雨降ってたらめっちゃ滑りそうだ。想像しただけでぶるっとくる。そしてビビりながらも岩登りを続けると・・・
着いた~・・・いやまだ着いてない!!!狭い山頂に人が押し寄せててっぺんに立てない!!!
お~い、はよ降りろや~!!!と心の中で叫ぶ。このくそ狭い山頂にこの人だかり。さすが鳥海山と思うも今自分が立ってるところは不安定な岩場。オレもそこまで上がらせてくれ~。
というわけで10時43分、やっとこさ鳥海山新山山頂に立つことができた。ここまで4時間38分かかった。七高山にも行ったからほぼコースタイムだ。しかし想像以上に厳しかった。つーかまだ終わっていない。今度はこの岩岩を小屋まで下らにゃならんのだ。88座目の百名山の頂上に立ててうれしい。しかし下りのことを考えると気が重い・・・。ひとしきり山頂での時間をかみしめ「さぁ下りるか・・・。」軍団から遅れをとらないよう前の人が降りるのを真似しながら下ることにした。
駐車場からの眺めだけどなかなか雄大。
駐車場はこの状態。昨日よりもさらに車が増え駐車場手前の車道にも停められていた。
青空に薄い雲が流れている。気持ちのいい光景だ。
初めは左側の雪のない登山道を進んでいく。
つーかこの斜度ですよ。ツボ足で登れたにしても下るのが怖すぎる。
で、「ここから対岸に渡ってくださいよ~。」的なところがあり意を決して雪渓をトラバースする。へっぴり腰でビビりながら渡りきる。
とはいえあちら側はスリップすると止まれなさそうだ。
岩岩の歩きにくい道と比べあちら側は歩きやすそう。しかし端っこは・・・
滑り台のようになっている。
黄色いのはニッコウキスゲか???やっぱあっちの方が楽しそうだ。
上を見ると一旦雪渓が切れその先にもう一つの雪渓が続いている。見れば対岸と普通につながっている。これなら怖い思いをして雪渓をトラバースする必要はなかった。帰りはあちら側を下ろう。
雪渓組は続々と2つ目の雪渓へと突入していく。
左手には一つ目の雪渓を行く人々。スキーの人、下りはあっという間だろうな。
やっとこさ2つ目の雪渓に到着。皆さんそのまま進むが・・・
僕はこちら側の岩岩ルートを進む。
この雪渓が終わったらあの稜線まで上がるわけね。
おぉ~登っとる登っとる。
というわけで多くの人にごぼう抜かれしながらも雪渓エリアを通過。稜線めざし急登に取りつく。薊坂っていうらしい。
ひーこら言いながら登っていく。雪渓の向こうに雲。その向こうは下界。海まで見える。
薊坂を登りきり9時9分、伏拝岳に到着。コースタイム3時間半に対してかかった時間は3時間4分。遅いっ!!!この装備でこの時間か・・・。まぁ原因は雪渓脇の岩岩ルートの登ったことかな。アイゼンあったらみんなのように歩きやすいとこを直登できたのに・・・って言いながら雪渓を直登してもいうほど早く歩けてないかもしれん。しかしこの軽量装備でこんなに時間がかかってしまうとは。トホホである。
おぉ~なんじゃありゃ!?すげー岩山だなー。しかもすごいとこに小屋が建ってんな~。
眼下に目をやると霞んでるけど下界が見渡せる。ここから下界が見えるということは向こうからもこちらが見えてるということだ。鳥海山、地元に愛される名峰だな。
雪渓を見下ろすとこの時間でもまだ登ってくる人々。僕が最後の方かと思ったけどどうしてどうして。さすが東北を代表する名峰だ。ということでここからは稜線を進んでいく。
駅レンタカーで受付を済ませ今回の相棒に乗り込む。ここから乗って酒田の駅で乗り捨てるんだが鶴岡で乗り捨てるんなら3000円近く安くなっていた模様。乗り捨て料金は距離によるんだが今回その別れ際が鶴岡だったらしい。ちょっと損をした気分になるが仕方がない。まぁ今度こういう機会があったら借りる前に聞いてみよう。
コインランドリーは駅からほど近いイオンのすぐそばにあった。しかしそのお値段に眉をしかめてしまった。洗濯から乾燥まで一気にやってくれるんだがそのお値段1200円。高ぇ~。しかし背に腹は代えられないので渋々お金を投入。汗でぐっしょりのCW-Xは乾燥機が禁止っぽいんだが一気に乾燥までやってしまうので「え~いままよ!!!」とぶっこんだ。その間に車に戻り荷物をまとめる。そして今宵のお宿、鳥海山湯ノ台口の駐車場をナビで検索する。すると出てきた距離は200km!!!マジか・・・。しかも高速経由だと3000円近くかかる。しかし一般道経由だと180kmほどに短縮されるがそのぶん時間が30分ほど多くかかる。でも節約せにゃならんので一般道で向かうことにする。時間は4時間ほど。つーかこりゃ19時過ぎに米沢に着くようではやばかったな。洗濯とかしてたら到着が24時を越えてたぞ。
待ってる間、暇つぶしにイオンへと向かう。そして・・・マックを食べてしまった。別にお腹が空いてたわけじゃないけど目の前にマックがあればふらふらと引き寄せられてしまう。デブの悲しい性である。小国のスーパーで買った弁当が余ってしまうかもしれんが頑張って食べよう。
洗濯も終わり見事に乾燥されている。少し心配だったCW-Xも無事だった。
こんなど田舎・・・失礼、緑豊かな田んぼの真ん中にまったく似つかわしくないタワーマンションがぼこーんと天に向かって突き上げている。なんでこんなところにこんなマンションが???こんなに突き上がらなくても十分な敷地の一軒家が余裕で建てられそうなもんだが。住んでる人的には余計なお世話だろうがいったいどういう人がここのマンションを買うんだろうか???関越道や上越線の越後湯沢付近でも突如こんな感じの建物が出現して初めて見た時はびっくりしたけどあちらはスキー場とかのリゾート地。しかしここはそんな感じには見えない。なんとも違和感のある風景であった。
とっぷりと陽が暮れ山形市を通過。その後も山形の町々を通過し登山口を目指す。しかし山形って田舎だと思ってたけど何ちゃら市って市が続く。それなりの町が道路沿いに続いていく。それが途切れて鮭川村とか真室川町とかの真っ暗な道を走り続けとうとう酒田市に突入。と言いながらもここは酒田の外れも外れ。多分平成の大合併とかでこの辺も酒田市になったんだろうなって感じである。そして鳥海公園青沢線という山岳道路に突入。前にも後ろにも全く車の姿を見ないままどんどん標高をあげていく。あまりの寂しさに少し不安にもなるがこんなパターンでも道路の終点の駐車場に着けば車中泊の車がいっぱいというパターンも多々ある。延々と登り続けて21時半になろうかというところで駐車場に到着。「おぉ~!!!」そこには車中泊で鳥海山に登るであろう登山者の車がたくさん停まっていた。その光景に少々びっくりするも正直ほっとした。
車を停めトイレに向かうべく外に出ると・・・
そこには満天の星空。
いや~飯豊山では星空に出会えなかったからこの星空には感動すら覚えた。
いや~星空っていいわ。東京はおろか川西でもきれいな星空というのは拝めない。広島の実家ならきれいな星が見えるけど年に一度しか帰れないし帰った時には天気が悪くてなかなか見れない。星がきれいに見えるところに住みたいわ。
ということで無事に登山口の駐車場までやってきた。明日はとうとう鳥海山にチャレンジだ。時刻は22時を回っている。ひとしきり星空に感動し、シートを倒して眠りについた。
泥だらけの靴は入口の外に置いて風呂へと向かう。ちなみに 3日分の汗と雨を存分に吸ったザックがこれまた汗臭い。今回は軽量化のために着替えの数を減らした。しかし初日はずぶぬれ。2日目も着替えたので今風呂に入ると手持ちの着替えがなくなってしまう。しかしそんなことは言ってられない。米沢で車を借りたらどこかでコインランドリーへ行こう。まだ11時前。風呂にはだーれもいない。風呂に浸かりながら今回の山行を振り返る。まだ朝っぱらなんだが起きたのが3時20分なので気分的にはそんな気がしない・・・。
さっぱりしてから脱衣所で荷物の整理。しかしまぁザックが汗臭いわ。体がきれいになったのにまたこれをかつがにゃならんと思うとちょっと気が重い・・・。
店の外に出てさっそく超汗臭いザックにスプレーをかけまくる。背中のあたる部分には親の仇のようにかけまくる。しかし「・・・。」もともとの汗臭さに制汗スプレーの香料の臭いが激しく混ざり合う。「う~む、オレはとんでもないモンスターを作り出したのかもしれない・・・。」こんなことなら何もしなかった方がマシだったかもしれん。しかし今更どうしようもないので観念してザックを背負う。これで列車が高校生だらけだったらもういたたまれないな・・・。
午前3時20分。起床。3日目、7月30日の始まりである。トイレに行ったり着替えたり飯を食ったりで出発の準備をする。ちなみにここ門内小屋のトイレは小屋の外にある。で、暗い中トイレに行ったんだが夜の山ってなんか怖いわ。なんか得体のしれん不気味さがある。
ところで昨日準備していたアルファ米はうまいこと炊きあがって(?)いた。で、中華丼かけて食った。普通にうまかった。
ちんたらしてたら時刻はすでに4時50分。コースタイムだと飯豊山荘まで5時間50分。とりあえず10時半くらいには下山したい。普通の人なら5時間もかからんだろうけど。
出発前、入口の壁を見ると「な、なにを~!!!」なんと水場の水は煮沸してくださいとか書いてるではないか!!!昨日からごくごく飲みまくってるぞ。しかも背中のハイドレーションにもたっぷりと。おいおい大丈夫か???煮沸しようにもすでにガス缶は空っぽ。こりゃもうダイレクトにいくしかねーな(泣)
外に出るとご来光が。これに誘われ中から人が出てきたけど皆さん「うわぁぁぁぁ~!!!」もう虫の攻撃がすごいの。僕がすかさず虫よけネットをかぶると「いいの持ってるね~」って言われた。つーかこれなしじゃ発狂するわ。
飯豊山荘に向け下山開始。ほとんどの皆さんが登りなのに対し下りは僕のほかに1名だけ。しかもその人は「お風呂に入ってゆっくり帰る。」って言ってたからスタートは僕より遅いだろう。僕は11時40分のバスに乗るために一生懸命下らなきゃならん。
5時06分、胎内山に到着。後ろを振り返るもだーれもいない。この時間だから登ってくる人もしばらくいないだろう。つーか丸山尾根を登ってくる人っているんだろうか???まったくノーマークだっただけにネットでも
その辺の情報は見ていない。
門内小屋を振り返る。
おぉ~あの尾根が梶川尾根か?
飯豊からみる峰々。これから高度を下げるとこんな景色は見れなくなる。「東北のアルプス」の景色ともお別れだ。
5時14分、扇の地紙に到着。ここから梶川尾根が分岐する。ここからはGPSに落としたルートから外れる。地図とにらめっこしながらの山行となる。
で、あれが地神山か???
改めて思う。飯豊はスケールが大きいわ。
遠目には穏やかな山に見えたけどこんな岩岩のところを通ったりもする。
そして右前方に見えた尾根。あれが丸森尾根か???
5時46分、地神山に到着。
前方にはまたもやピークが。奥の高いピークは頼母木山だと思う。手前のが地神北峰でそこで丸森尾根が分岐してるんだと思われる。
で、地神北峰に到着。
ここから丸森尾根に突入である。
ガスガスの中を下って行く。つーかいきなりの急な下り。想像してたのと全然違う。緩やかな尾根道かと思ったのに結構急な石ころ道だ。そもそもスタート地点が同じでゴール地点が同じってことは同じ分高度を下げるってことだ。梶川尾根よりこちら側の方が遠回りな分傾斜が緩くなるのかと思ったら全然急だぞ。つーかこれが緩やかなんだったら梶川尾根ってどんだけ急なんだよ!?
しかしだーれもおらん。道は急だし誰もおらんしなんとも心細い。さらに僕の心を重たくしているのが765m峰から始まる岩場だ。どんなところか知らんが僕の頭の中では剣ヶ峰とか御秘所の岩場が勝手にイメージされる。去年の雲ノ平から薬師沢小屋までの下りも急な岩岩道でかなり厳しいみたいなことを聞いてて心配だったんだがその時は勝手に北岳の八本歯のコルみたいなのをイメージしてさらにそこがめちゃくちゃ滑るみたいなのを想像しててめちゃくちゃビビってた。その時のことを思い出したんだが今僕は765峰から先の岩場が気になって気になってしょうがない。
急な下りに加えこんなぬかるみもある。
伝わりにくいけど急なんです。
6時49分、丸森峰に到着。ここまで2時間かかったわ。
そこを越えると展望の利かない樹林の中へ。これがもう急だわ段差はでかいわで「これのどこが緩やかなんじゃー!!!」と泣きが入るくらいの悪路である。
伝わらないけど急なんですよ。
これで梶川尾根よりもだいぶマシというんだからほんと梶川尾根ってどんなんよ???
ほんと足場が悪い。段差もでかい。元々遅いペースが輪をかけて遅くなる。足を止める時間、回数も多くなる。そうしていると「チーン、チーン」と熊鈴の音が。一瞬自分の鈴の音かと思ったけどその音は下から聞こえてくる。本日の第一登山者発見である。こんにちわ~とあいさつを交わし気になる岩場のことを聞いてみる。すると「確かに急。怖いということはないけどストックはない方がいいかも。」とのお答えが。マジか~。急なのか~。その後も3人とすれ違ったけどその度に「岩場はどうすか?危険っすか?」と聞きまくる。それに対して「急。両手両足で登った。2か所くらい注意が必要なところがある。」という答えと「急だけど大丈夫。私でも登れたんだから。」と3番目に出会った年配のご夫婦の奥さんの方が答えてくれたけど少なくともこの山に来るくらいのレベルの人である。「私でも」のレベルが普通よりも高いんじゃなかろうかと悪い方に考えが及んでまったく安心できん。
しかしまぁ急な下りが終わらない。
これまたまったく伝わらんがこんな崩壊地みたいなところも下る。一応ロープが張ってあったけどまったく頼りにならんロープであった。
下界が見える。
初日から言ってんだけどこういう端が地味に斜めって切れてるところを何度も通る。これだけ見たら大したことないけど
落ちたら谷底へとGOって感じである。ちなみにこの辺まで下ってもまだ雪渓がある。
雪渓アップ!!!あそこは登山道ではないけど地形が険しいねぇ。
8時26分、やっとこさ夫婦清水に到着。ここまで3時間半かかった。
ザックを降ろしハイドレーションをもって水を汲みに行く。門内小屋の水場は煮沸するよう書いてあったけどここはそういうことはない。けど上が要煮沸なのにここが何にもいらんと言うのはねぇ。まぁ気にしないことだ。実際にはとても冷たくておいしい水だった。
夫婦清水で少々休憩して再び下り始める。ここから先、もう少しで765m峰に到着するはずだ。足元はこんな感じで谷側に崩落してるとこをちょいちょい通過する。
で、相変わらずこういう足場の悪い&段差のでかい下りが続く。
何度も言うけど写真じゃ伝わらんけど結構な悪路。
これで梶川尾根と比べると緩やかだって言うんだからねぇ・・・
谷を見下ろす。
来るべく岩場の存在にビビりながら下って行くと・・・「おっ!!!」
眼下に飯豊山荘が見えた。「おぉ~着いたじゃん!!!」
現在9時44分。あと30分もあれば着くだろ。こりゃ余裕で風呂に浸かれるわい。
「つーか岩場なんかあったか???」と思ったらここから始まった。そういえばすれ違ったご夫婦の奥さんの方が「岩場が終わったらすぐに飯豊山荘に着く」って言ってたな。
これ、下から見上げた画なんだけど正直思ってたよりも全然平気だった。剣ヶ峰みたいなのを勝手に想像してたんで「こんなもんか」と肩透かしをくったような気持ちになりながらも一方では「こんなんでよかった~」とホッとした。しか~し時折下界の飯豊山荘が見えるもののなかなか下界に着かない・・・つーか大したことないとはいえ、苦手な下りに加え曲がりなりにも岩場である。ペースは全然上がらない。それに加えて雨まで降ってきた。さらにハートレートモニターの調子がおかしい。心拍が200を超えたと思ったら一気に0になったり、170がずーっと続いたりして明らかにおかしい。時計の方は電池交換のサインは出ていないのでおそらくトランスミッターがおかしいと思われる。電池がなくなってきてるのか???この3日間トランスミッターをつけっぱなしで過ごしてるんだがそれが原因とかってわけではないと思うんだが・・・。
しかし登りの時の剣ヶ峰と言い何で一番嫌な時に雨が降り始めるのだ???
下って上を見上げる。
さらに下って上を見上げる。レンズに水滴が・・・大したことなくてもこういうところで降られるのは嫌だ。
すれ違った皆さんから聞いた「確かに急。」「両手両足を使った。」「ストックはない方がいいかも。」「怖いと感じるところはなかった。」という言葉を思い出し「確かにそうだわ」と思った。
下界は見えてるに~。岩場の下り。近くて遠い・・・。
岩場の下りを通過。ホッとすると同時に早く「下りるぞ~」とチャージをかけた瞬間「どわぁ~!!!」雨に濡れたまっ平のツルツル岩でスリップして転倒。いやー山は最後まで気を抜いちゃいかんな。
そして10時40分。無事下山。いや~厳しかったよ丸森尾根。全然緩やかな尾根じゃなかったわい。でも心配してた岩場が思ったほどでなくてよかった。しかし下界が見えてからがかかったな~。30分くらいで下れるかと思ったら1時間かかったよ。トータルではコースタイム5時間50分に対しきっちり5時間50分かかった。つーかヤマレコの人とか速いわ。まったく歯が立たん。というわけで87座目の百名山、飯豊山を無事片付けた。
というわけでこの岩場についても小屋番の方に聞くと「大丈夫。大したことない。」とのことであった。でもちょっと気になるなぁ~。
小屋番の方とはそれからもいろいろ話をした。「今日は本山小屋から?」と聞かれ「切合小屋です。」と答えると「頑張りましたねぇ~。」と言われちょっとうれしかった。
その後濡れた服を2階のロープにかけまくり飯を食うべく外に出た。「中で火を使ってもいいですよ」と言われたけどやっぱ外で食べたい。水場に行こうとするとご夫婦の旦那さんの方が「水場はここを下ったところ。最後は雪の中です。」と教えてくれた。クロックス履きの僕を見て旦那さんが履いてた小屋の長靴を貸してくれた。
たっぷり水を汲んで小屋に戻る。バーナーで湯を沸かしていると「ありゃ???」
もしやと思いボンベを振ると「う~む・・・ついにこの時が来たか・・・。」準備段階から気づいてはいたが足りるかどうか微妙だったガスが空になってしまった。うむむ~。明日の朝飯、どうするべな。まぁこうなることは頭の隅にはあったのでアルファ米を水で戻して冷たいままだけど上から中華丼をかけて食べることにした。アルファ米は小屋に入ったら水を入れとこう。寝て起きた頃にはバッチリ出来上がってるに違ない。飯を食いながら周りの人達と山談議。こういう時間が楽しいわ。その間に何人かのひとが小屋にやってきた。時刻はすでに17時くらいなんだがなんか到着が遅くないかい?人のことは言えんけど。ちなみにみんな登ってきた人達ばっかりだ。最終的に僕が到着した後に6~7人が到着。2階は僕が貸し切りかと思ったけど結局6人部屋になってしまった。そのうちの男女4人パーティーは会社の同僚らしくワイワイやっている。お肉を持って来ていてそれを焼くにおいがめちゃくちゃおいしそう。しかし会社のメンバーで飯豊山か。いいねぇ。僕の場合は去年が高尾山で今年は谷川岳。メンツ的にも日帰りじゃないと無理だ。1泊2日がありならば乗鞍とか連れていきたいんだけどね。まぁ来年は日光白根あたり行っとくか。
マットに寝っ転がって山と高原地図の解説を読む。明日下る丸森尾根のところを読むと「765m峰までは岩場混じりの両手を使う急登だ。」とある。え~マジでか!?僕の場合この解説の逆を行く。つまり「765m峰からは岩場混じりの両手を使う急な下りだ。」となる。う~む、ちょっと不安だ。
ところで一つ発見した。今回僕が歩いた川入~飯豊山~門内小屋~梶川尾根で飯豊山荘はこの解説によると「上級」となっていた。各々のルートをみじん切りにしたものは「中級」なんだがこれらをつなぎ合わせると「上級」になる模様。つーかそういうのを2泊目の小屋で気付くとはいかに準備不足であったのかということをまざまざと思い知らされたがそれよりも自分が「上級」コースを歩いていることにびっくりした。いや~俺もとうとう「上級」か。つーか梶川尾根は回避するから「準」上級だな。ちなみに「御西・梅花皮小屋間は、シーズン始めは残雪が多く、道迷いや滑落が発生しており7月いっぱい注意が必要。」と書いてあった。まぁ残雪はそれほど多くなくシーズン始めではないけどもここに書いてある通りだと思った。というわけで長い長い2日目の夜が更けていった。
う~む、2時間か。11時間コースだな、こりゃ。
時間を考えたらとっとと出発せねばならんのだがちょっと小屋の入口で休憩させてもらう。そこで宿泊者のおじさんと話をした。年のころ60過ぎくらいかな。山の大ベテランといった感じである。これから門内小屋まで向かうというと「もうすぐだ。最初に登ったらあとは下るだけだ。」と事もなげいう。いや~あと2時間ですよ・・・。僕の足では。で、梶川尾根を登ってきたというのでちょっと気になる明日の下山路、梶川尾根について「どんな道ですか?」と聞くと「とにかく急。これでもかってくらい下らされるよ。」という。不安になって「危ないとことかありますか?」と聞くと「危ないとこだらけだ。」と普通にいう。まったく冗談に聞こえない。さらに「1カ所はしごがあるけどそこを越えたところにスズメバチの巣があるから注意しろ。」とまで言われる。剣ヶ峰と御秘所の岩場を越えたらあとはお花畑をルンルン気分で・・・とまでは思ってなかったけど少なくとも難所はないと思っていたので心がどんより重たくなった。
14時14分、北俣岳に到着。予定より早く到着できた。ここで梅花皮小屋に向かう4人パーティーとすれ違う。僕が門内小屋まで行くことを話すと「さっき門内小屋の人がいたよー。」と教えてくれた。う~む、さっきってことはないだろう。多分ここに登る手前の方ですれ違ったんだろう。でも時間から考えるに梅花皮小屋に立ち寄ってたのかな?
あとは門内小屋まで下るのみよと思っていると
しかしまぁ午前中のドカっ晴れはなんだったんだという状況である。行動時間も10時間を超え「小屋はまだかぁ~」と思っていると・・・
おぉ~!!!小屋じゃー!!!
ぶひーやっと着いたぜと思うも小屋とは違う方に道は伸びている。ん???
正直、御秘所を越えたらあとは楽園みたいなところをルンルン気分で歩くものだと思っていたのでそんな滑落事故が起こるようなところを通るとは思っていなかった。ヤマレコの山行記録では僕の通るルートはアイゼンが不要というという情報も見ていたのでこの事態に正直ビビった。
亡くなった方は80歳の男性。小屋の方はこの男性が御西小屋に着いたときにお話しされた模様。すり足で歩くような感じで本峰から御西の小屋までも相当な時間がかかってたらしい。
その男性のザックを回収するためにこれから県警のヘリが飛んでくるらしい。それよりもなによりもそんな恐ろしい雪渓があるとは思ってなかったのでこれから先のルートについてあれこれ聞いてみた。その事故が起こった雪渓はここから目視でも確認できた。ここから梅花皮小屋までには何か所か雪渓があるんだが、すでに溶けてなくなってるところや巻き道で巻けるとこもあるので巻けるところは巻いていけとのアドバイスを受ける。「アイゼンがないとやばいですか?」とビビりながら聞くも「注意すれば大丈夫」とのことでビビりながらも出発することにした。
ところでこれまでほとんど人と出会っていない。切合小屋から飯豊山の本峰で引き返す人もいるんだろうけど本峰を過ぎてから誰にも追い抜かされないし誰ともすれ違わない。御西で追いついたパーティーも大日岳に行っちゃったし。御西小屋を先に出発していったパーティーも歩くのが早い。つーか僕が歩くのが遅い・・・。ただ向こうはところどころで休憩を入れているようで時折後姿が見える。「おっ、追いつくか!?」と思うも向こうは歩みが速いので追いつきそうで追いつかない。御西小屋を出たところで御夫婦のパーティーとすれ違って以来誰ともすれ違っていない。そのご夫婦も「全然誰とも出会わない」と言っていた。う~む、このまま一人旅が続くんかいな・・・。
すると前方から単独の登山者が向かってきた。久々の登山者にちょっとテンションが上がって話しかけた。すると「御西小屋で滑落のことは聞いてますか?」と聞かれその件でも話をした。その後「お気をつけて~」って別れたけどなんか普通の登山者というよりも県警の人かなって感じがした。ちなみに「2人組のパーティーいました?」と聞くと「すぐそこにいるよ。休憩してる。」ってことだったので歩いていくとほんとにすぐ近くにいた。しかし悲しいかなすぐに置いてけぼりにされてしまった。
なんとさっきすれ違った単独の方がやってきていた。「あれ?どうしたの?」と聞かれ「先の雪渓がなんか嫌で、巻き道を見落としてないかなと思ってちょっと引き返したんですけど。」と言うと「いや、この道であってるよ。」と言われた。つーかなんでこの人がこっちに引き返してきてるのか理解できず「もう登ってきたんですか?」と聞くと「いや天狗の庭まで行って戻ってきた。」とのこと。「???」と謎マークをいっぱい浮かべていると「今日はどこまで?」と聞かれ「門内小屋まで」と答えると「じゃあまた後で会うね。」と言われ「門内小屋まで行かれるんですか?」と聞くと「私、門内小屋の小屋番だから。」と言われビックらこいた。なんでも昨日の滑落事故の一報を聞いて雪渓の状態も含め登山道の状況を確認しに来たとのこと。いや~素晴らしい。他人からの情報だけではなく自らの目で確認に来るとはさすがです。ほんとお疲れ様です。で、この門内小屋の方に連れられて雪渓を渡る。「黒くなってるところは固く凍ってるから踏まないように。」とか的確なアドバイスを受けながら無事雪渓通過。
どう考えてもこの人と同じペースで歩けるわけがないので「んじゃ、僕はゆっくり行きますん。歩くの遅いんで到着が15時半とかになっちゃうかもしれませんけど。」とあらかじめ言うと「ゆっくり来たらいいよ。」という言葉とともに「じゃぁ気をつけて。ここから先はもう雪渓はないから。」と僕を安心させてくれる一言を付け加えて去っていった。
12時20分、やっとこさ烏帽子岳山頂に到着。しかしまぁトンボの数がすごい!!!
しかしここまでの所要時間は7時間45分。コースタイムは7時間10分。う~む、順調に遅れは広がっとんな。でも御西小屋から見たらコースタイム3時間に対し3時間05分。あんだけ写真を撮って休憩もしてコースタイムをキープしてるんならまぁありかなと。「コースタイムいっぱいかかっとんかい」って笑われるかもしれんがこれが現実だ。素直に受け入れる。
12時57分、梅花皮岳に到着。
ガスに包まれ周囲の山々の姿は見えない。それでもお花畑にはこの世の春を謳歌する花々が。
疲労困憊だけどこういう景色には癒されるわ。
すると空から雨が降ってきた。パラパラだけど空の様子を見てるとバーッと来そうでもある。しかし雨具を着たりザックカバーをしたりするのはめんどくさい。ということで気持ちペースアップして梅花皮小屋目指し下って行く。
北側はこんな感じ。いやー雄大だ。
8時53分、御西小屋に到着。コースタイムは4時間10分。所要時間は4時間18分。まぁコースタイム通りって感じだな。
着替えをし食事をし荷物をまとめて小屋を出たのが4時35分。結局1時間半以上かかった。
5時20分、草履塚に到着。
さぁあそこを目指すぞ。
再び振り返る。だいぶ登ったねぇ。切合小屋はあの山の向こうだ。
あのピークが飯豊山か???GPSを見れば一発でわかるんだがこの時はただひたすら登ってた。
いや~さすが破線ルート。ダイナミックである。
白飛びながらも雲海って感じですな。で・・・
左手にはニッコウキスゲが咲き誇る。
いや~目に飛び込んでくる山、やま、ヤマ。さすが東北のアルプスである。
そして7時18分。87座目の百名山、飯豊山に登頂。いや~登っちゃったよ、飯豊山。
