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7月29日、午前3時。ゴソゴソし始めた周りと同調するように起き上がる。早い人は2時過ぎからゴソゴソしており出Y発していった模様。ただ今日は川入に下山するという人もいるのでその人達はまだゆっくり寝ている。僕も眠いけど今日は門内小屋まで行きたいので気持ちを奮い立たせて準備をする。いつものごとく出発までに時間がかかる。入り口横の食事をするスペースで飯を食ってたら荷物をまとめるのにおばさんが入ってきた。荷物がザックに入りきらないみたいで「押し込んでもらえませんか」というので「おりゃー!!!」と押し込んだ。今日はどこまで行くんですかと尋ねると梅花皮小屋までとのこと。その後は朳差岳だか奥胎内ヒュッテだかとにかく新潟方面に下山すると言っていた。僕自身がろくに地図を読み込んでおらず自分のルート以外の地名を聞いてもさっぱりなのでよくわからなかった。
着替えをし食事をし荷物をまとめて小屋を出たのが4時35分。結局1時間半以上かかった。 さぁ飯豊山本峰に向けて出発だ。いきなりの急登に臨む。こんな時間でもブヨなのか虫がまとわりついてくる。さっそく虫よけネットの登場だ。しかしまぁ虫の方もこんな時間からご苦労さんなことである。
名前は知らないけど紫色の花。お花畑だ。
なんだか目立つお山が前方に控える。
4時45分、ご来光。そういや2時くらいには満天の星空だったらしい。小屋の前でおじさんが言ってた。僕が3時半ごろ外に出た時には曇でほとんど星は見えなかったが・・・。
雪渓にさしかかる。アイゼンはいらないけどスリップしないよう気をつける。
雪面を朝日が照らす。今日はいい天気になりそうだ。
眼下の山々には雲が雲海みたいに湧いている。
こんなえぐれたところをひと登りして
5時20分、草履塚に到着。
下界は雲の下。
しかし昨日から思ってたけどこの飯豊連峰、東北のアルプスと呼ばれるだけあってその名に恥じない雄大な眺めである。
で、僕の進む道に目を向けると「おぉ~。あれだな。」
本日の最大の難所、御秘所の岩稜である。昨日の剣ヶ峰と並んで今回の山行で僕が気に病むポイントである。
その向こうには・・・あれが飯豊山の本峰か???
お花畑に心癒されながらもこれからあの岩稜を越えねばならんと考えると気が重い。そして歩みも遅くなる。
5時44分、姥権現に到着。
たどってきた道のりを振り返る。
嫌だな~と思いながらもとうとう着いてしまった。この山行第2の難所、御秘所である。
ビビっているので上手く撮れないが両サイドとも切れている。特に東側がスパッと。
足場はしっかりしてるけど怖いもんは怖い。緊張しながら通過する。
おぉ~ここ、ネットで見たわ。
そして無事に御秘所を通過。ホッとすると同時に現金なもんで元気が湧いてきた。周りの山もさっきまでと違って楽しい気分で見られる。
さぁあそこを目指すぞ。
しかしあの山気になるわ~。あの立派な山容。ただ者ではないと思われる。
御前坂にさしかかる。
で、ここで後ろからのパーティーに追い抜かされる。御秘所にさしかかる前に後ろを下ってくるのが見えたけど御秘所でおっかなびっくりやってる間にあっという間に追いつかれた。ん?えらい軽装・・・つーかほぼ空身だな。そりゃ速いはずだわ。ぶたが甲羅を背負ったような僕とじゃ比べもんにならん。
ぶっちぎられて後ろを振り返る。
御前坂登り中。道標に「落石注意!」って書いてあったけどそれなりのゴロゴロ岩の登り坂。写真じゃ伝わらんけど。
坂の途中から。同じ山だけど何度でも撮ってしまう。
再び振り返る。だいぶ登ったねぇ。切合小屋はあの山の向こうだ。
あのピークが飯豊山か???GPSを見れば一発でわかるんだがこの時はただひたすら登ってた。
どんどんあの山が大きくなってくる。
いや~いい天気。白飛びしてるけど山々が折り重なっている。さすが飯豊連峰。いや~山深い。
御前坂は登りきったけど飯豊山かと思ったピークは飯豊山じゃなかった。
そして行く手には本山小屋が現れた。
今日は一日あのお山と一緒なのかね~。
7時02分、本山小屋に到着。コースタイム2時間20分に対し2時間27分かかってる。う~む、この時点ですでに遅れてるではないか・・・。御秘所の手前からビビって歩みが遅くなって、でもって御秘所の通過でもへっぴり腰だったからな。つーか相当なカメっぷりである。凹むわ~。
右手にはえらい険しい登山道が。大嵓尾根である。
いや~さすが破線ルート。ダイナミックである。
ケルンの向こうに例のお山。
白飛びながらも雲海って感じですな。で・・・
前方を見れば人の姿も見えるピークが!!!おぉ~あれが飯豊の本山に違いない!!!
左手にはニッコウキスゲが咲き誇る。
いや~目に飛び込んでくる山、やま、ヤマ。さすが東北のアルプスである。
そして7時18分。87座目の百名山、飯豊山に登頂。いや~登っちゃったよ、飯豊山。
山頂では途中でぶち抜かれたパーティーが撮影タイム。僕もカメラを渡して撮ってもらった。そしてこの人たちと少し話した。この人たちも昨日川入から入って切合小屋に泊まっていたとのこと。ほんとは本山小屋まで進む予定だったんだけど例のわけのわからん大雨に加え雷が鳴ってたんで切合小屋で行動を打ち切ったとのこと。僕がちょうどそのころ剣ヶ峰を登ってる途中だった話をしたら「マジすか~」って笑ってた。いやー誰だってあんなところであんな雨に降られたって聞いたら「マジすか~」ってなるわな。ちなみにこの人たちはこのまま切合小屋に引き返しそのまま川入まで下るとのこと。お互いに「この天気、最高だねー」とうれしい気持ちを分かち合い、最後は「お気をつけて~」と声を掛け合い各々山頂をあとにした。
着替えをし食事をし荷物をまとめて小屋を出たのが4時35分。結局1時間半以上かかった。 さぁ飯豊山本峰に向けて出発だ。いきなりの急登に臨む。こんな時間でもブヨなのか虫がまとわりついてくる。さっそく虫よけネットの登場だ。しかしまぁ虫の方もこんな時間からご苦労さんなことである。
名前は知らないけど紫色の花。お花畑だ。
なんだか目立つお山が前方に控える。
4時45分、ご来光。そういや2時くらいには満天の星空だったらしい。小屋の前でおじさんが言ってた。僕が3時半ごろ外に出た時には曇でほとんど星は見えなかったが・・・。
雪渓にさしかかる。アイゼンはいらないけどスリップしないよう気をつける。
雪面を朝日が照らす。今日はいい天気になりそうだ。
眼下の山々には雲が雲海みたいに湧いている。
こんなえぐれたところをひと登りして
5時20分、草履塚に到着。
下界は雲の下。
しかし昨日から思ってたけどこの飯豊連峰、東北のアルプスと呼ばれるだけあってその名に恥じない雄大な眺めである。
で、僕の進む道に目を向けると「おぉ~。あれだな。」
本日の最大の難所、御秘所の岩稜である。昨日の剣ヶ峰と並んで今回の山行で僕が気に病むポイントである。
その向こうには・・・あれが飯豊山の本峰か???
お花畑に心癒されながらもこれからあの岩稜を越えねばならんと考えると気が重い。そして歩みも遅くなる。
5時44分、姥権現に到着。
たどってきた道のりを振り返る。
嫌だな~と思いながらもとうとう着いてしまった。この山行第2の難所、御秘所である。
ビビっているので上手く撮れないが両サイドとも切れている。特に東側がスパッと。
足場はしっかりしてるけど怖いもんは怖い。緊張しながら通過する。
おぉ~ここ、ネットで見たわ。
そして無事に御秘所を通過。ホッとすると同時に現金なもんで元気が湧いてきた。周りの山もさっきまでと違って楽しい気分で見られる。
さぁあそこを目指すぞ。
しかしあの山気になるわ~。あの立派な山容。ただ者ではないと思われる。
御前坂にさしかかる。
で、ここで後ろからのパーティーに追い抜かされる。御秘所にさしかかる前に後ろを下ってくるのが見えたけど御秘所でおっかなびっくりやってる間にあっという間に追いつかれた。ん?えらい軽装・・・つーかほぼ空身だな。そりゃ速いはずだわ。ぶたが甲羅を背負ったような僕とじゃ比べもんにならん。
ぶっちぎられて後ろを振り返る。
御前坂登り中。道標に「落石注意!」って書いてあったけどそれなりのゴロゴロ岩の登り坂。写真じゃ伝わらんけど。
坂の途中から。同じ山だけど何度でも撮ってしまう。
再び振り返る。だいぶ登ったねぇ。切合小屋はあの山の向こうだ。
あのピークが飯豊山か???GPSを見れば一発でわかるんだがこの時はただひたすら登ってた。
どんどんあの山が大きくなってくる。
いや~いい天気。白飛びしてるけど山々が折り重なっている。さすが飯豊連峰。いや~山深い。
御前坂は登りきったけど飯豊山かと思ったピークは飯豊山じゃなかった。
そして行く手には本山小屋が現れた。
今日は一日あのお山と一緒なのかね~。
7時02分、本山小屋に到着。コースタイム2時間20分に対し2時間27分かかってる。う~む、この時点ですでに遅れてるではないか・・・。御秘所の手前からビビって歩みが遅くなって、でもって御秘所の通過でもへっぴり腰だったからな。つーか相当なカメっぷりである。凹むわ~。
右手にはえらい険しい登山道が。大嵓尾根である。
いや~さすが破線ルート。ダイナミックである。
ケルンの向こうに例のお山。
白飛びながらも雲海って感じですな。で・・・
前方を見れば人の姿も見えるピークが!!!おぉ~あれが飯豊の本山に違いない!!!
左手にはニッコウキスゲが咲き誇る。
いや~目に飛び込んでくる山、やま、ヤマ。さすが東北のアルプスである。
そして7時18分。87座目の百名山、飯豊山に登頂。いや~登っちゃったよ、飯豊山。
山頂では途中でぶち抜かれたパーティーが撮影タイム。僕もカメラを渡して撮ってもらった。そしてこの人たちと少し話した。この人たちも昨日川入から入って切合小屋に泊まっていたとのこと。ほんとは本山小屋まで進む予定だったんだけど例のわけのわからん大雨に加え雷が鳴ってたんで切合小屋で行動を打ち切ったとのこと。僕がちょうどそのころ剣ヶ峰を登ってる途中だった話をしたら「マジすか~」って笑ってた。いやー誰だってあんなところであんな雨に降られたって聞いたら「マジすか~」ってなるわな。ちなみにこの人たちはこのまま切合小屋に引き返しそのまま川入まで下るとのこと。お互いに「この天気、最高だねー」とうれしい気持ちを分かち合い、最後は「お気をつけて~」と声を掛け合い各々山頂をあとにした。
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