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14時20分、切合小屋に向け出発。写真に写りこむほどの大粒の雨である。
おっ、ニッコウキスゲか。ここはこれしか咲いていなかったけどその後もちょいちょいお花畑を通過した。
三国小屋を振り返る。このころ登山道の東方向からゴロゴロと雷鳴が聞こえた。うわぁ~、稜線上で雷は嫌よ・・・。
はしご場に到着。これ、ネットで見たわ。簡単そうに見えたけど2段目のはしごから上は鎖になるんだけど雨で岩が滑るし足の置き場とかもちょっと戸惑った。
ガスで真っ白。
地味だけどこういうのが結構いやらしい。写真じゃ伝わらないけど右側がきれている。足元が斜めなので「ずるっ」っといったらと考えるとちょっと怖い。
15時14分、七森に到着。
岩場の登りもまだ出てくる。稜線に出たとはいえ楽しい稜線歩きとはいかない。飯豊山、なかなか強敵だ。
すれ違う人は何人かいたけど同じ方向に向かう人はいない。まぁ時間が遅いというのはあるとは思うんだが百名山とはいえやはり平日。夏休みに入ってるからと思ってたけど当てが外れた。しかし「おっ!!!」
小屋の姿が見えた。あれが本日のゴール切合小屋だ。コースタイムから考えたらあと25分くらいで着くはず・・・いや着きたい。
15時46分、種蒔山に到着。地図上ではこの先危険マークが付いている。残雪で滑落の危険ありとのこと。ビビりながら進んだけどそんなところはなく、地図をよく見るとこのマークは大日杉からのコースのものだった。
そのルートで小屋まで標高を下げていくのね。
さぁ頑張ろう。
小屋に近づくとこれまで険しかった山容が穏やかになってきた。
眼下には雪渓。
ケルンを越えると
小屋の屋根が見えた。ホッとした。
16時05分、無事に小屋に到着。三国小屋からのコースタイムは1時間50分。ほぼほぼコースタイム通りだ。遅いっ!!!でもこれまでの経験で今の僕は縦走装備で歩くとコースタイムをキープするのがやっとと自覚したのでこの結果はまずまず。途中歩みを止めることも多かったのでもっと時間がかかってるかと思ってた。御沢の登山口からは6時間35分。ヤマレコでは縦走の人は5時間前後、日帰りの人で早い人なんかは4時間足らずでここまで来てるけどあの人たちはめちゃくちゃ健脚なんだろう。装備も日帰りの人達は装備も軽量だろうし。かといって同じ条件で同じよう歩けと言われても鈍ガメの僕には無理だ。
いや~やっと着いたぜ。
受付を済ませる。小屋番の人から「この時間だと本山小屋では怒られますよ。ここではそんな細かいことは言いませんけど。」とチクリと言われる。いや~すみません。仰る通りです。遅くとも15時には到着するのがこの世界では常識とわかってはいるんだけど今回は強硬策でどうしてもここまで来なくちゃいけなかった。ヤマレコの所要時間を見てうまいこといけば15時過ぎには着けるかなと思ったけど僕には無理だった。しかし剣ヶ峰で大雨に降られた時にはどうしようかと思った。無事に着いてよかった。
山バッチも購入し自分の寝床に案内される。みんな外に出てたり宴会してて誰もいないのでここで濡れた衣類を全部脱いでパンツも新しいのに交換。しかし初日からパンツまでぐっしょりいく羽目になるとは。
着替えてさっぱりしてから僕も外に出る。飯豊山はあちら方面。雪渓を渡るんだな。アイゼンはいらんという情報はヤマレコから入手済み。
反対側を見るとこちらも登山道上に雪渓が。あ~ここだな、地図上の危険マークのところは。
17時を過ぎ晩飯を食べる。メニューはおにぎりみそ汁かけごはん。明日の行動食のおにぎりが雨でぐっしょり濡れてしまったのでみそ汁と一緒にコッヘルで煮て雑炊状にして食べた。 ほんとは明日の行動食に回す分もあったんだが衛生上やばそうだったので今日食べることにした。
食後は晩酌タイム。山での晩酌タイム、非常に幸せだ。今日大活躍した虫よけスプレーとともにパチリ。横で食事中のおじさん二人に話しかける。大日杉から来たらしいんだけど昨日は時間切れで目洗清水でビバークしたとのこと。テント泊とのことで平らな場所さえあればどこでも寝れるんだろうけどビバークは嫌だな・・・。
しばらくすると太陽が出てきた。先ほどの大日杉からのルートにも日が当たる。
う~む、今更か・・・。まぁカンカン照りよりは良かったかもしれんが。いや良くないな。あんな大雨はいかん。
飯豊山方面。本山はあのガスの向こうとのこと。
テン場を見に行くとさっきのおじさん達のテントだけだった。再び晩酌してた場所に戻り「テン場貸し切りじゃないですか~」って言ったら笑ってた。
青空も見えるようになった。明日はこのまま晴れてほしい。
明日はいきなりあの急登だ。
しばらくするとガスが晴れて飯豊の本峰が見えた。
奥に見えるのが87座目の百名山、飯豊山である。
この景色を一緒に眺めていたさっきとは別のおじさんと話をすると「あっちが大日岳だ」と教えてくれた。明日は大日岳でみんなで酒を飲むんだと。つーかネットとかにもよく出てくる大日岳。地図で見たら飯豊連峰の最高峰とのこと。マジでか!?ここは全く眼中になく登る予定はなかったんだが「もしかして飯豊山って大日岳に登らんと登ったことにならんのか?」と焦ったけどあくまでも百名山は飯豊の本峰だった。
本日の記録 獲得上昇高度・・・1250m 獲得下降高度・・・95m 消費カロリー・・・4238kcal
上昇高度が1250m。登ったな~。それに対して100mも下ってない。ほとんど登りだったな。我ながらよく頑張った。
おっ、ニッコウキスゲか。ここはこれしか咲いていなかったけどその後もちょいちょいお花畑を通過した。
三国小屋を振り返る。このころ登山道の東方向からゴロゴロと雷鳴が聞こえた。うわぁ~、稜線上で雷は嫌よ・・・。
はしご場に到着。これ、ネットで見たわ。簡単そうに見えたけど2段目のはしごから上は鎖になるんだけど雨で岩が滑るし足の置き場とかもちょっと戸惑った。
ガスで真っ白。
地味だけどこういうのが結構いやらしい。写真じゃ伝わらないけど右側がきれている。足元が斜めなので「ずるっ」っといったらと考えるとちょっと怖い。
15時14分、七森に到着。
岩場の登りもまだ出てくる。稜線に出たとはいえ楽しい稜線歩きとはいかない。飯豊山、なかなか強敵だ。
すれ違う人は何人かいたけど同じ方向に向かう人はいない。まぁ時間が遅いというのはあるとは思うんだが百名山とはいえやはり平日。夏休みに入ってるからと思ってたけど当てが外れた。しかし「おっ!!!」
小屋の姿が見えた。あれが本日のゴール切合小屋だ。コースタイムから考えたらあと25分くらいで着くはず・・・いや着きたい。
15時46分、種蒔山に到着。地図上ではこの先危険マークが付いている。残雪で滑落の危険ありとのこと。ビビりながら進んだけどそんなところはなく、地図をよく見るとこのマークは大日杉からのコースのものだった。
そのルートで小屋まで標高を下げていくのね。
さぁ頑張ろう。
小屋に近づくとこれまで険しかった山容が穏やかになってきた。
眼下には雪渓。
ケルンを越えると
小屋の屋根が見えた。ホッとした。
16時05分、無事に小屋に到着。三国小屋からのコースタイムは1時間50分。ほぼほぼコースタイム通りだ。遅いっ!!!でもこれまでの経験で今の僕は縦走装備で歩くとコースタイムをキープするのがやっとと自覚したのでこの結果はまずまず。途中歩みを止めることも多かったのでもっと時間がかかってるかと思ってた。御沢の登山口からは6時間35分。ヤマレコでは縦走の人は5時間前後、日帰りの人で早い人なんかは4時間足らずでここまで来てるけどあの人たちはめちゃくちゃ健脚なんだろう。装備も日帰りの人達は装備も軽量だろうし。かといって同じ条件で同じよう歩けと言われても鈍ガメの僕には無理だ。
いや~やっと着いたぜ。
受付を済ませる。小屋番の人から「この時間だと本山小屋では怒られますよ。ここではそんな細かいことは言いませんけど。」とチクリと言われる。いや~すみません。仰る通りです。遅くとも15時には到着するのがこの世界では常識とわかってはいるんだけど今回は強硬策でどうしてもここまで来なくちゃいけなかった。ヤマレコの所要時間を見てうまいこといけば15時過ぎには着けるかなと思ったけど僕には無理だった。しかし剣ヶ峰で大雨に降られた時にはどうしようかと思った。無事に着いてよかった。
山バッチも購入し自分の寝床に案内される。みんな外に出てたり宴会してて誰もいないのでここで濡れた衣類を全部脱いでパンツも新しいのに交換。しかし初日からパンツまでぐっしょりいく羽目になるとは。
着替えてさっぱりしてから僕も外に出る。飯豊山はあちら方面。雪渓を渡るんだな。アイゼンはいらんという情報はヤマレコから入手済み。
反対側を見るとこちらも登山道上に雪渓が。あ~ここだな、地図上の危険マークのところは。
17時を過ぎ晩飯を食べる。メニューはおにぎりみそ汁かけごはん。明日の行動食のおにぎりが雨でぐっしょり濡れてしまったのでみそ汁と一緒にコッヘルで煮て雑炊状にして食べた。 ほんとは明日の行動食に回す分もあったんだが衛生上やばそうだったので今日食べることにした。
食後は晩酌タイム。山での晩酌タイム、非常に幸せだ。今日大活躍した虫よけスプレーとともにパチリ。横で食事中のおじさん二人に話しかける。大日杉から来たらしいんだけど昨日は時間切れで目洗清水でビバークしたとのこと。テント泊とのことで平らな場所さえあればどこでも寝れるんだろうけどビバークは嫌だな・・・。
しばらくすると太陽が出てきた。先ほどの大日杉からのルートにも日が当たる。
う~む、今更か・・・。まぁカンカン照りよりは良かったかもしれんが。いや良くないな。あんな大雨はいかん。
飯豊山方面。本山はあのガスの向こうとのこと。
テン場を見に行くとさっきのおじさん達のテントだけだった。再び晩酌してた場所に戻り「テン場貸し切りじゃないですか~」って言ったら笑ってた。
青空も見えるようになった。明日はこのまま晴れてほしい。
明日はいきなりあの急登だ。
しばらくするとガスが晴れて飯豊の本峰が見えた。
奥に見えるのが87座目の百名山、飯豊山である。
この景色を一緒に眺めていたさっきとは別のおじさんと話をすると「あっちが大日岳だ」と教えてくれた。明日は大日岳でみんなで酒を飲むんだと。つーかネットとかにもよく出てくる大日岳。地図で見たら飯豊連峰の最高峰とのこと。マジでか!?ここは全く眼中になく登る予定はなかったんだが「もしかして飯豊山って大日岳に登らんと登ったことにならんのか?」と焦ったけどあくまでも百名山は飯豊の本峰だった。
本日の記録 獲得上昇高度・・・1250m 獲得下降高度・・・95m 消費カロリー・・・4238kcal
上昇高度が1250m。登ったな~。それに対して100mも下ってない。ほとんど登りだったな。我ながらよく頑張った。
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