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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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タクシーに乗り込み御沢の登山口を目指す。車内では運転手氏と色々な会話。一番気になるのは僕以外に今日川入に入った登山者がいるかどうか。結果は僕が今日初めての登山者。やっぱ一人旅は不安だ。







 9時20分。御沢の登山口に到着。タクシーが走り去り僕一人が取り残された。周りにはだーれもいない。夏休みとはいえ平日なので他に登山者がいるのか不安だったけど駐車場には車が停まってる。しかしこれが今日登ってる登山者のものかどうかはわからない。昨日登って今日下山する人のものかもしれない。でもひとまず僕以外に山に入っている人がいるのは間違いない。ちょっとだけ安心した。





 誰もいない中、87座目の百名山、飯豊山への挑戦が始まる。













2泊3日の山旅だ。














9時30分。登山口を出発した。















歩き始めは平坦な気持ちのいい道。














なんか南アルプスのような

















うっそうとした森。














9時38分。御沢小屋跡の分岐に到着。











ここからが本格的な登山道だ。

















写真じゃ伝わらんがいきなりの急登である。












ぶひ~きてますなぁ~。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
こんな感じで深くえぐれたところを登っていく。ブヨがまとわりついてくるので虫よけネットをかぶる。












 
 
 しかし急だ。
















 体中から汗が噴き出る。













10時20分、下十五里に到着。
  
  
  
  
  
  
  
 
 





急登が続く。汗が噴き出る。
  
   
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
10時41分、中十五里に到着。
   
   
   
   
   
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 
 
11時08分、上十五里に到着。
     
     
     
     
        
 
 
 
      
  
     
     
     
ほんと写真では伝わらないけど急登なんです。
  
  
  
  
  
  
 

 
  
  

   11時42分、笹平に到着。補給食のおにぎりを投入。













そして急登をこなす。












12時01分、横峰小屋跡に到着。コースタイム3時間に対し2時間半で到着。まぁぼちぼちだ。ここまでで登ってる人はゼロ。下ってくるパーティーはいくつかあった。










ガスってきた。タクシーの運転手氏は「今日は雨は降らないね」って言ってたんだが。















  ばきっといってますな。













いや~いよいよ上の方はガスってますな。











12時30分、水場に到着。暑いのでコップで汲んで飲んでみた。冷たくておいしかった。











う~む、あそこを登るのか???














12時44分、地蔵山の分岐に到着。3時間40分のコースタイムに対し3時間14分。この辺から遅れが出始める。













尾根に出た。やっぱりあそこを登るのだ。












 

あ~そこが剣ヶ峰だな。見るからに岩場だ。















右手はガス。歩いていると樹林の方から「ガサガサガサッ!!!」と音がした。トカゲや鳥の類ではない。明らかにもっと大型の動物だ。「・・・・・・」ほんとにビビると声も出ない。様子をうかがうも向こうも動かない。「ガサガサガサッ!!!」だけじゃそんなに遠くには行っていない。すぐそこにいる。でも動かない。覚悟を決めて「失礼しますよ~」とおっかなびっくり横を通過。いやーほんと怖かった。 
 
 
 
 
 
 
先へと進むも相変わらずガスが。う~む・・・。上からは降りてくる人の姿が見えてちょっとホッとした。すれ違うとうちの両親よりも少し上くらいのご夫婦。いいねぇ。うちもこんな感じで夫婦で山に登りたいんだが。








道が岩場に変わってきた。 

















ついに剣ヶ峰の岩稜に突入。













 岩場を登っていると後で話声が聞こえた。さっきすれ違ったご夫婦と誰かが話してるようだ。だいぶ遠いので何を話してるのかはわからない。で、岩の途中で後ろを振り返ると







「おーい!!!」と僕を呼ぶ声が聞こえた。見ればおばさんが僕を呼んで手を振っていた。僕もそれに応えて手を振った。















 先へと進む。足場はしっかりしてるけど岩が嫌いな僕的には好きな道ではない。











写真で見ると何の変哲もないんだが実際にはなかなかのもの。













ガスが攻めてくる・・・。
 
 
 
 
 
  


 
 


 
 
岩岩を登る。













う~む、あそこを通るのね。








 

向こうの稜線は完全にガスに覆われている。

















岩場を越える。














鎖場を登る。














あそこも通らにゃならんのか・・・













おいおい、大丈夫か・・・










13時34分、剣ヶ峰に到着。トンボが乱舞している。雨が降る前に難所は通過したい・・・。













剣ヶ峰を過ぎても難所は続く。














あまり伝わらないけど両サイドはすぱーんって切れている。













荒々しいねぇ~。














雨がパラパラ降り始めた。




















本降りになる前にここを通過したい。












ぶひー、まだ鎖場があるのか・・・










こんなところで雨だけは勘弁だ。岩場が滑りそうで恐ろしすぎる。しかし・・・
「どわぁ~!!!」
めちゃくちゃ大雨が降ってきた。わらびもちみたいな超大粒な雨である。こりゃたまらんとザックカバーをし雨具を着る。しかしこの状況でこの岩稜帯を通過せねばならんのか・・・って最悪の状況じゃねーか!!!
ほんと降りっぷりが半端ない。この状況で先に進むのは気が進まない。後ろにいたあのおばさんと合流した方がいいかもと大雨の中、少し待機してみた。しかしまったく来るような気配はない。そもそもあの人はうしろをついて来ているのだろうか???大声で「おーい!!!」って呼んでたけどただ呼んでただけじゃなくて何か僕に伝えたかったのか???


そこから先は必死のパッチだった。待っても来そうにないので先へ進むことにした。もう大雨過ぎて写真を撮る余裕もなかった。途中、岩に「水」と書かれていた。「なに?すい?どういうこと???」 見れば崖の下へとロープが垂らされている。え~ここが水場?ってめっちゃデンジャラスな水場やんけ!!!つーか今は水場どころではないので先へと進む。最後「これどこに足置くの?」ってところがあったけど何とか通過した。









最後の岩場を登るとこの標識が現れた。「あー通過した~。」とやっとこさホッとした。








 
14時12分、やっとこさ三国小屋に到着。登山口から4時間42分。コースタイムは5時間10分。地蔵山の分岐からはほぼコースタイム通りの1時間28分。岩場で雨具を着たり後ろからのおばさんを待ったりしたもののひとまずコースタイム内には収まった。しかしあのおばさんは大丈夫だろうか???







小屋の前では小屋番の方が作業をされていて「いやーすごい雨だね」と話しかけてきた。雨が降る前に土砂崩れみたいな雷が鳴ったらしい。「ここから先も岩場が続くんですか?」と聞くと「いや、ここが一番ひどいよ」とのこと。う~む、岩場はないよとは言ってくれなかったか・・・。ここで軒先を借りて荷物の整理。雨が降る前はめちゃくちゃ暑かったから背中のハイドレーションがだいぶ少なくなっていたのでここで別に背負ってきた水を補給。とりあえずこれで切合小屋まで持たせねばならん。ここで小休憩をとる。補給食も取って切合小屋へと出発した。
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