×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
7月31日。4時40分起床。天気は・・・まぁ良さそうだ。
駐車場からの眺めだけどなかなか雄大。
飯を食い準備を済ませいざ出発。時刻はすでに5時49分。毎度のことながら時間がかかる。ほんとは5時過ぎには出発したかったんだが。
駐車場はこの状態。昨日よりもさらに車が増え駐車場手前の車道にも停められていた。
5時56分、トイレを済ませいざ出陣・・・と思ったら
遭対協らしき人達から登山届の提出を求められる。「メールで家族に渡してるんですが・・・」と申し出るも「ご協力を」ということだったので僕も提出することに。まぁ基本は登山ポストですわな。
で、なんだかんだで登り始めたのは6時05分。88座目の百名山、鳥海山にクライムオン!!!ところでこの鳥海山、前日の飯豊山以上に下調べをしていない。そもそも鳥海山には7月のあたまに来る予定だったんだがコスト的な問題で飯豊山とカップリングしてしまった。めっちゃ有名な山だし地元で愛されるニコニコハイキング的な山だと勝手にイメージしていた。しかも湯ノ台登山口でも上の上まで車で上って来たのでちゃちゃっと登れるもんだと思っていた。大雪渓があるのも知らなかった。直前にネットで調べたところ雪渓もだいぶ小さくなっていてアイゼンは不要とのこと。コースタイムは8時間40分ほど。もちろん健脚なヤマレコの人達はこんなに時間はかかっていない。僕が持ってる百名山のバイブル、ヤマケイの百名山地図帳では1泊2日となっているけど上まで車で上って来たので日帰りが可能だ。とりあえず僕はコースタイムでの往復を目指そう。14時半くらいには下山して風呂に浸かって帰りたい。
視界が広がると「おぉ~!!!」
青空に薄い雲が流れている。気持ちのいい光景だ。
しかし足元は岩岩。雨に降られるとなんだか滑っていやらしい道になりそうだ。
6時21分、滝の小屋に到着。ほんとの湯ノ台から登ってきた人にはエイドステーションだろうけど駐車場から来た人達はほぼ通過だろう。
小屋を過ぎると本格的に登りが始まる。おっ、あんなところに・・・
滝がある。小屋の名前の由来はこれか。
行く先を見上げる。あの空に向かって登っていく。
小屋の方を振り返る。
うっすらながらも日本海まで見渡せる。
しかしまぁきれいな空だ。
上まで来ると高山植物が咲き誇る。
おっ!!!前方に雪渓が見えた。
アップ!!!登ってる人がいるなぁ。
続々と後続が続いていく。
7時13分、河原宿小屋に到着。コースタイム1時間20分に対し1時間8分で到着。今日の装備は軽量なアタックザック、そこにハイドレーションと食料、雨具といった装備なので昨日までとは雲泥の差だ。なのでもっと早く着けるかと思ったんだが・・・。ま、競争ではないのでぼちぼち行くか。
小屋の前から雪渓方面を望む。
お~歩いている人いるねぇ。というわけで僕も雪渓に向け進んでいった。
で、雪渓の一番下に到着。そこで「へ???」という光景を目にする。何と皆さんアイゼンを付け始めてるではないか!!!「マジか!?」この光景には正直ビビった。ネット情報ではアイゼンいらんとあったんだが・・・。まぁいらん人にはいらんのだろうがこうもみんなつけてるとめちゃくちゃ不安になる。とはいうもののここまで来て引き返すわけにもいかんのでビビりながら突き進む。
河原宿小屋を振り返る。
初めは左側の雪のない登山道を進んでいく。
行けるとこまで雪を避けたい。
つーかこの斜度ですよ。ツボ足で登れたにしても下るのが怖すぎる。
後ろを見ると続々と雪渓を登ってくる。
いや~アイゼン持ってくるべきだった。
で、「ここから対岸に渡ってくださいよ~。」的なところがあり意を決して雪渓をトラバースする。へっぴり腰でビビりながら渡りきる。
渡りきったところ。アイゼンの人達(?)はそのまま上へ上へと進んでいく。
小屋方面を振り返る。だいぶ上がってきたなぁ。
対岸に渡るとそこは岩岩の登山道。高山植物が咲いていたりして「ここ道か?」と思うところもあったけど花を踏まないよう注意して登っていく。
あちらは雪渓組。岩岩の道を行く僕と比べると明らかに早い。直登できるし歩きやすいしでこちら側は全く歯が立たない。どんどんごぼう抜かれされた。
とはいえあちら側はスリップすると止まれなさそうだ。
雪渓組にどんどん引き離される・・・。
岩岩の歩きにくい道と比べあちら側は歩きやすそう。しかし端っこは・・・
滑り台のようになっている。
黄色いのはニッコウキスゲか???やっぱあっちの方が楽しそうだ。
上を見ると一旦雪渓が切れその先にもう一つの雪渓が続いている。見れば対岸と普通につながっている。これなら怖い思いをして雪渓をトラバースする必要はなかった。帰りはあちら側を下ろう。
雪渓組は続々と2つ目の雪渓へと突入していく。
左手には一つ目の雪渓を行く人々。スキーの人、下りはあっという間だろうな。
足元にはチングルマ。どこが正しいルートかよくわからんところを歩いているがこういうのがあちこちに咲いているので踏まないように気をつけて進む。
やっとこさ2つ目の雪渓に到着。皆さんそのまま進むが・・・
僕はこちら側の岩岩ルートを進む。
この雪渓が終わったらあの稜線まで上がるわけね。
おぉ~登っとる登っとる。
というわけで多くの人にごぼう抜かれしながらも雪渓エリアを通過。稜線めざし急登に取りつく。薊坂っていうらしい。
ひーこら言いながら登っていく。雪渓の向こうに雲。その向こうは下界。海まで見える。
薊坂を登りきり9時9分、伏拝岳に到着。コースタイム3時間半に対してかかった時間は3時間4分。遅いっ!!!この装備でこの時間か・・・。まぁ原因は雪渓脇の岩岩ルートの登ったことかな。アイゼンあったらみんなのように歩きやすいとこを直登できたのに・・・って言いながら雪渓を直登してもいうほど早く歩けてないかもしれん。しかしこの軽量装備でこんなに時間がかかってしまうとは。トホホである。
そんな気分でふと目をやると・・・
おぉ~なんじゃありゃ!?すげー岩山だなー。しかもすごいとこに小屋が建ってんな~。
眼下に目をやると霞んでるけど下界が見渡せる。ここから下界が見えるということは向こうからもこちらが見えてるということだ。鳥海山、地元に愛される名峰だな。
雪渓を見下ろすとこの時間でもまだ登ってくる人々。僕が最後の方かと思ったけどどうしてどうして。さすが東北を代表する名峰だ。ということでここからは稜線を進んでいく。
駐車場からの眺めだけどなかなか雄大。
飯を食い準備を済ませいざ出発。時刻はすでに5時49分。毎度のことながら時間がかかる。ほんとは5時過ぎには出発したかったんだが。
駐車場はこの状態。昨日よりもさらに車が増え駐車場手前の車道にも停められていた。
5時56分、トイレを済ませいざ出陣・・・と思ったら
遭対協らしき人達から登山届の提出を求められる。「メールで家族に渡してるんですが・・・」と申し出るも「ご協力を」ということだったので僕も提出することに。まぁ基本は登山ポストですわな。
で、なんだかんだで登り始めたのは6時05分。88座目の百名山、鳥海山にクライムオン!!!ところでこの鳥海山、前日の飯豊山以上に下調べをしていない。そもそも鳥海山には7月のあたまに来る予定だったんだがコスト的な問題で飯豊山とカップリングしてしまった。めっちゃ有名な山だし地元で愛されるニコニコハイキング的な山だと勝手にイメージしていた。しかも湯ノ台登山口でも上の上まで車で上って来たのでちゃちゃっと登れるもんだと思っていた。大雪渓があるのも知らなかった。直前にネットで調べたところ雪渓もだいぶ小さくなっていてアイゼンは不要とのこと。コースタイムは8時間40分ほど。もちろん健脚なヤマレコの人達はこんなに時間はかかっていない。僕が持ってる百名山のバイブル、ヤマケイの百名山地図帳では1泊2日となっているけど上まで車で上って来たので日帰りが可能だ。とりあえず僕はコースタイムでの往復を目指そう。14時半くらいには下山して風呂に浸かって帰りたい。
視界が広がると「おぉ~!!!」
青空に薄い雲が流れている。気持ちのいい光景だ。
しかし足元は岩岩。雨に降られるとなんだか滑っていやらしい道になりそうだ。
6時21分、滝の小屋に到着。ほんとの湯ノ台から登ってきた人にはエイドステーションだろうけど駐車場から来た人達はほぼ通過だろう。
小屋を過ぎると本格的に登りが始まる。おっ、あんなところに・・・
滝がある。小屋の名前の由来はこれか。
行く先を見上げる。あの空に向かって登っていく。
小屋の方を振り返る。
うっすらながらも日本海まで見渡せる。
しかしまぁきれいな空だ。
上まで来ると高山植物が咲き誇る。
おっ!!!前方に雪渓が見えた。
アップ!!!登ってる人がいるなぁ。
続々と後続が続いていく。
7時13分、河原宿小屋に到着。コースタイム1時間20分に対し1時間8分で到着。今日の装備は軽量なアタックザック、そこにハイドレーションと食料、雨具といった装備なので昨日までとは雲泥の差だ。なのでもっと早く着けるかと思ったんだが・・・。ま、競争ではないのでぼちぼち行くか。
小屋の前から雪渓方面を望む。
お~歩いている人いるねぇ。というわけで僕も雪渓に向け進んでいった。
で、雪渓の一番下に到着。そこで「へ???」という光景を目にする。何と皆さんアイゼンを付け始めてるではないか!!!「マジか!?」この光景には正直ビビった。ネット情報ではアイゼンいらんとあったんだが・・・。まぁいらん人にはいらんのだろうがこうもみんなつけてるとめちゃくちゃ不安になる。とはいうもののここまで来て引き返すわけにもいかんのでビビりながら突き進む。
河原宿小屋を振り返る。
初めは左側の雪のない登山道を進んでいく。
行けるとこまで雪を避けたい。
つーかこの斜度ですよ。ツボ足で登れたにしても下るのが怖すぎる。
後ろを見ると続々と雪渓を登ってくる。
いや~アイゼン持ってくるべきだった。
で、「ここから対岸に渡ってくださいよ~。」的なところがあり意を決して雪渓をトラバースする。へっぴり腰でビビりながら渡りきる。
渡りきったところ。アイゼンの人達(?)はそのまま上へ上へと進んでいく。
小屋方面を振り返る。だいぶ上がってきたなぁ。
対岸に渡るとそこは岩岩の登山道。高山植物が咲いていたりして「ここ道か?」と思うところもあったけど花を踏まないよう注意して登っていく。
あちらは雪渓組。岩岩の道を行く僕と比べると明らかに早い。直登できるし歩きやすいしでこちら側は全く歯が立たない。どんどんごぼう抜かれされた。
とはいえあちら側はスリップすると止まれなさそうだ。
雪渓組にどんどん引き離される・・・。
岩岩の歩きにくい道と比べあちら側は歩きやすそう。しかし端っこは・・・
滑り台のようになっている。
黄色いのはニッコウキスゲか???やっぱあっちの方が楽しそうだ。
上を見ると一旦雪渓が切れその先にもう一つの雪渓が続いている。見れば対岸と普通につながっている。これなら怖い思いをして雪渓をトラバースする必要はなかった。帰りはあちら側を下ろう。
雪渓組は続々と2つ目の雪渓へと突入していく。
左手には一つ目の雪渓を行く人々。スキーの人、下りはあっという間だろうな。
足元にはチングルマ。どこが正しいルートかよくわからんところを歩いているがこういうのがあちこちに咲いているので踏まないように気をつけて進む。
やっとこさ2つ目の雪渓に到着。皆さんそのまま進むが・・・
僕はこちら側の岩岩ルートを進む。
この雪渓が終わったらあの稜線まで上がるわけね。
おぉ~登っとる登っとる。
というわけで多くの人にごぼう抜かれしながらも雪渓エリアを通過。稜線めざし急登に取りつく。薊坂っていうらしい。
ひーこら言いながら登っていく。雪渓の向こうに雲。その向こうは下界。海まで見える。
薊坂を登りきり9時9分、伏拝岳に到着。コースタイム3時間半に対してかかった時間は3時間4分。遅いっ!!!この装備でこの時間か・・・。まぁ原因は雪渓脇の岩岩ルートの登ったことかな。アイゼンあったらみんなのように歩きやすいとこを直登できたのに・・・って言いながら雪渓を直登してもいうほど早く歩けてないかもしれん。しかしこの軽量装備でこんなに時間がかかってしまうとは。トホホである。
そんな気分でふと目をやると・・・
おぉ~なんじゃありゃ!?すげー岩山だなー。しかもすごいとこに小屋が建ってんな~。
眼下に目をやると霞んでるけど下界が見渡せる。ここから下界が見えるということは向こうからもこちらが見えてるということだ。鳥海山、地元に愛される名峰だな。
雪渓を見下ろすとこの時間でもまだ登ってくる人々。僕が最後の方かと思ったけどどうしてどうして。さすが東北を代表する名峰だ。ということでここからは稜線を進んでいく。
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック