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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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 伏拝岳から行者岳に向かう。つーか荒々しいなぁ。この景色を見るにこの山は火山だったんだな。そんなことすら知らんかった。我ながらこんな行き当たりばったりな登山ってないよなぁ。



おっ、あちら側にも登山道がついている。











登ってるねぇ。結構な登りだ。

こちら側はきれいなお花が咲いている。







ところでここから先には心配なところが一つある。行者岳を過ぎて大物忌神社へ向かう途中で危険マークが付いているところがある。ガイドによると「行者岳を越えたところから鉄ばしごで内壁(落石に注意して)へ下る・・・」云々とある。梯子だから鎖場よりましかもしれんが危険マークはやっぱり憂鬱だ。
ガスが出てきた。しかし写真では伝わらないこのスケール感。ダイナミックというかとにかくぶるっとくるほど荒々しい。





9時27分、行者岳に到着。ここから先、いよいよ危険マークに突入する。ちょっと気が重い・・・。








なんか道も荒々しくなってきたな。











   たどってきた道を振り返る。雨は嫌だよぉ~。









   
アップで。いや~鳥海山なめてたわ。こんな山とは思ってなかった。

 
にこにこハイキングかと思ってたけどそんなに優しい山容の山じゃなかった。こんなに岩岩の山だとは思わなかった。

こっちの道でよかったわ。あちら側って見るからに険しそう。なんて思っていると・・・

「ん???」GPSを見るとルートから外れている。このまま進むと七高山へ行ってしまう。つーかここに来るまでに分岐なんかあったか???なんかやたらとザックが置かれてたところはあったけどあそこが分岐だったのか???


 
引き返すのもなんだかめんどくさいのでなんとなく七高山へと向かう。小屋を見下ろしながら。

何かの慰霊碑っぽいケルンに到着。








何か雪の上に踏み跡があるな。あんなとこツボ足で通りたくないわ~。


てっぺんをアップ。おぉ~あんなところに人がいる・・・ん???もしかして・・・あれが鳥海山、新山の山頂???つーかこれまで全く意識してなかったけど普通に考えりゃ下に小屋もあるしあの岩岩の荒々しいのが鳥海山だわ。いや~ここで気付くとは間抜けだ。


しかしすげーよな。火口の中に小屋を建てたって感じだ。


そんな感じで歩いていると来るつもりはなかったけど七高山に到着。時刻は9時51分。コースタイムは4時間。所要時間は3時間46分。ほとんどコースタイム通りじゃねーか。つーか写真とかとりながらだけど伏拝岳からも40分くらいかかってるぞ。コースタイムは30分なのに。まぁもういいや。とりあえず七高山までやってきた。

新山方面へ引き返す。







急こう配の岩場を下る。嫌だな~と思っていたら下から子供連れが登ってきた。「この先危ないとことかありますか?」と聞くと「大丈夫です。この子でも歩けましたから。」との返答が。ちなみにこのお子さん、5歳らしい。すげーな。うちのチビなら絶対無理だ。

下から見上げる。逆光で暗い・・・。


だいぶ下まで降りてきた。正直見た目ほどのことはなかった。


崖の底まで下りてきた。いや~迫力あるねぇ。


あとはここを登り返すだけ・・・
えっさほいさ。







  いや~あの稜線から下って来たんだよな。











こんな厳しい環境でもきれいに咲いていらっしゃる。


あそこから降りてきた。


あそこの人の姿を見てもらえばどれくらいすこーんと切れてるかわかると思う。

10時16分、大物忌神社・・・つーか小屋に到着。小屋をまわりこんで山頂に向かおうとすると・・・





 

「!!!!」
なぬ~あそこを登るの???





見たまんまのスーパーガレガレ山やんけ!!!もっとまともな道がついてるのかと思った。つーか鳥海山、きびしいわ~。


高いとこ嫌い、岩場も嫌い・・・つーか高いとこ怖い、岩場も怖い。


こんなとこ百名山じゃなけりゃ絶対来ない。写真じゃ伝わらんけど結構な高度感。平気な人にはなんてことないんだろうが僕的には結構緊張しながら・・・いやビビりながら登る。

「終わりかな~」と期待するもまだまだ鳥海山は許してくれない。







荒々しすぎるやろ!!!!
 「・・・」















この巨岩の隙間を下って行く。














この迫力!!!ちびりそうになるわい。

もー何なのよ鳥海山。想像してたのと全然違う。ほんと舐めてたな~。飯豊山のついでに片手間で登ろうとしてたけど本気でやらんとやられるわ。つーか雨降ってたらめっちゃ滑りそうだ。想像しただけでぶるっとくる。そしてビビりながらも岩登りを続けると・・・

着いた~・・・いやまだ着いてない!!!狭い山頂に人が押し寄せててっぺんに立てない!!!


お~い、はよ降りろや~!!!と心の中で叫ぶ。このくそ狭い山頂にこの人だかり。さすが鳥海山と思うも今自分が立ってるところは不安定な岩場。オレもそこまで上がらせてくれ~。


というわけで10時43分、やっとこさ鳥海山新山山頂に立つことができた。ここまで4時間38分かかった。七高山にも行ったからほぼコースタイムだ。しかし想像以上に厳しかった。つーかまだ終わっていない。今度はこの岩岩を小屋まで下らにゃならんのだ。88座目の百名山の頂上に立ててうれしい。しかし下りのことを考えると気が重い・・・。ひとしきり山頂での時間をかみしめ「さぁ下りるか・・・。」軍団から遅れをとらないよう前の人が降りるのを真似しながら下ることにした。
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