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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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比羅夫に到着。ホーム上ではチビどもがいきなりの雪遊び。雪の中に突っ込んでいくので「靴の中に雪が入るぞ」といっても聞きやしない。雪まみれになったところで「宿行くぞ」と強制終了。
駅舎の方はまだ閉まっている。ご主人のご自宅へと向かおうと駅舎を出るとご主人から声を掛けられた。 そして本日泊まるログハウスへと案内される。以前来た時には駅舎の方に宿泊。今回も駅舎の方に泊まろうと思ったんだがあいにく満室であった。ログハウスに入ると「おぉ~」
木の質感が最高の雰囲気のある内装。中にはなんと滑り台があり、テンションの振りきれた下のチビがなぜかズボンを脱ぎ捨て滑り台をキャーキャー言いながら滑り降りる。とりあえずお前、ズボンはけ・・・。
台帳を書きながら説明を聞く。今日は僕ら以外にはお一人様がいるだけ。そのお一人様も到着が20時半とからしくそれまでは僕らの貸し切りだ。
部屋の中。定員5人の部屋を3人で使う。広々だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 ロフトもついてる。子供らだけでなく僕もワクワクする造りとなっている。 












 
  
  部屋を出たところからの眺め。目の前を線路が横切る。








これが件の滑り台。滑り終えた先にはプーさんががっちり受け止めてくれる。伝わるかどうかわからんが結構な斜度。正直のこの角度はちょっと怖かったりする。












下から見上げる。なかなかの迫力。








居間部分には子供用のおもちゃもあって子連れで泊まるにはもってこいの造りとなっている。お風呂も完備してあってホームにあるお風呂まで行かなくても大丈夫。外に出なくてもこの中だけでチビどもは遊べてしまう。実際大はしゃぎで滑り台や室内を走り回っているのだがせっかくここまで来て外で遊ばないわけにはいかない・・・つーかチビどもは外で遊ぶのを忘れるくらい室内ではしゃぎまくっていた。
で、外に出る。チビどもは大はしゃぎで雪遊びをしている間に僕は駅の周囲を散歩。







徒歩20秒くらいで駅舎に到着。











だーれもいない静かな駅。










 僕は冬にしか来たことがないんだが夏にも来てみたい。夏なら夕食はホームでバーベキューだ。









下のチビが雪をかき分けお遊び中。後ろには今宵のお宿のログハウス。









  いいねぇ。次は夏にも来てみたい。初めて北海道に来た23年前の夏にはここを通った。ここの駅の名前も記憶にある。その時はこの宿はまだなくて、大人になって子供ができてこの駅へ降り立つ日がこようとは夢にも思わなかった。
 
 
 
 
 
 
   しばらくチビどもと遊んで寒くなってきたので中に入り濡れたものを乾かしたりしてその後一人でまた外に出た。
雪が降り出した。








フラッシュ!!!











駅舎もフラッシュ!!!フラッシュたくと雪が際立つ。









雪が舞うホームでフラッシュをたくと












こう写る。









長万部方面。スキー場に灯が灯る。











そんな比羅夫駅を満喫する。
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長万部に到着。改札を抜け近くのスーパーに向かう。今日の宿はかの有名な駅の宿ひらふ。5年ぶりの宿泊である。以前泊まった時にはおいしい夕食もいただいたのだが現在は冬季は夕食はなく自炊らしい。駅の周辺にはスーパーはおろかコンビニもない状態なのでここ長万部で今日の昼飯、晩飯、明日の朝食を調達するのだ。スーパーに向かうんだがチビどもは雪遊びをしながらくるのでなかなか来ない。早く買って帰らないと比羅夫までの座席が確保できないかもしれないのでケツをたたきながら進む。
スーパーで買い物をしてるとチビどもは自分の食べたいものを選んだあとは「外で遊ぶ」と出て行った。会計を済ませチビどもを呼び寄せ駅方面へと戻る。そして僕の昼ご飯を買いに行く。そう、
 
  


かにめしのかなやさんである。食事に関してはこの旅では最初で最後の贅沢である。長万部で降りたらこれを食べないわけにはいかない。森でいういかめし、帯広でいう豚どんみたいなもんだ。ちなみにもう一つの長万部の駅弁、もりそばの方は食べたことがない・・・。
  
  
  
  
  
  

駅に戻りチビどもはスタンプを押す。そして僕らは13時16分発の倶知安行きに乗り込む。








列車に乗り込むと車内は6割がたの混み具合。4人掛けのボックス席で丸々余っているところはなくとりあえずチビどもは4人掛けの隣り合わせに座らせ僕は通路の向かい側の2人で向かい合う席を確保。そして下のチビを連れ外に出る。





そして入線してきた函館行きのスーパー北斗をパチリ。










キハ150もパチリ。そして列車は倶知安に向け出発した。チビどもに昼ご飯を食べさせながら僕も弁当を開く。









久々だ。3年振りかな。













おぉうまそう!!!あっという間にペロッと平らげた。ちなみに向かいの人もかにめしを食べていた。






 そして列車はあの駅に到着した。あの駅とはそう、

蕨岱である。








 来年の3月で廃駅となるこの駅は秘境駅としても有名である。ここ数年、ものすごい勢いで秘境駅が姿を消している。秘境駅どころか路線自体が廃止されたりもしている。今回は廃駅を免れた駅も再来年はターゲットにされるかもしれない。安泰な秘境駅なんてないんだよな。特に北海道は。




列車は黒松内に到着。昔この駅を始めて認識した時には「本線らしい格式のある駅舎だなぁ」と思ったもんだ。昔々はこの函館線の山線が函館ー札幌のメインルートであった。











熱郛で行き違い。







  


後ろはキハ40.







山線らしい風景が続く。










 
尻別川沿いに走る。










そして列車はニセコに到着。さぁ次だ。










さぁ着くぞ!!!「車内には比羅夫スキー場に来た人は次の倶知安で降りるよう。比羅夫には公共交通機関がないので降りないように」的なアナウンスが流れる。








比羅夫にとうちゃ~く。これまで通過したことは何回かあったけどホームに降り立つのは5年振りだ。









列車は終点、倶知安に向け発車。










見えなくなるまで見送った。









 


ごった返す改札を一度抜け駅のスタンプへと向かう。今回の旅ではチビどもを盛り上げるために駅スタンプを押していくことにしたのだ。そしてその一発目がこの新函館北斗駅なのである。しかし乗り換えまで時間はあと5分弱。大急ぎでスタンプを押して改札をくぐりホームに降りると同時に僕らが乗るスーパー北斗9号が入線してきた。
思った以上にホームには人の姿が。指定席は取ってあるんだがデッキに人があふれていてなかなか乗りこめない。仕方がないので僕が先頭になりチビどもを後ろに従え重戦車のごとくデッキの人混みをかき分けながら座席へと向かう。ぶひぃ~。ほんと指定をとっといてよかった。 これから長万部へと向かうんだが計画段階では函館に向かうというものも考えていた。しかしチビに「五稜郭行くか?」「函館山行くか?」「金森倉庫行くか?」と聞くも「行かない」との回答。函館山に関してだけは「夜なら行きたい」ということだったんだが夜まで函館にいたのでは宿までたどり着けない。ちなみに今宵の宿は比羅夫である。
列車が発車すると次の駅は大沼公園とのアナウンスが。函館から大沼公園までこんなに近かったっけ?と思うもよく考えたらここは函館ではなく元の渡島大野こと新函館北斗であった。しかし調べてみると函館からでも大沼公園まで特急で30分ほど、普通列車でも40分ほどであった。意外と近かったんだなぁ。走ること9分。あっという間に大沼公園に到着。こんだけ近けりゃ新幹線効果が期待できるな。でも将来新幹線が全通した時に並行在来線として切り捨てられる危険はないんだろうか???って思ったけどよく考えたら貨物列車を走らせねばならんのでここが廃止されることはないだろう。最悪3セクで生き残るであろう。

前方に駒ケ岳の雄姿が見えた。
 
 
 



 
 
 
カチンコチンの小沼。











初めてあれを見た時はほんとびっくりした。











あれは大学3年のちょうどこの時期だったかな。ふと顔あげたらあんなのが見えたからほんとびっくりした。ここを通過するのは快速ミッドナイトだったりはまなすに乗るために函館に向かう途中だったり基本的に夜だったのでこんなところがあるとは知らなかった。
ところで気になったのがこの辺りの木がいたるところでなぎ倒されていること。件の台風で倒されたのかな???一昨年の年末に根室に行った時になぎ倒されてるたくさんの木にびっくりしたけどその時と雰囲気が似ている。その時の話はこれ→http://ponpoko.blog.shinobi.jp/http---ponpoko.blog.shinobi.jp-_5/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%802015%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE%EF%BC%91%EF%BC%98
その後も駒ケ岳と寄り添って走る。見る角度が変われば違う山のように見える。






「おぉ~噴火湾だー」と思えば











森に到着。時間があればいかめしを買いに行きたいところだが今回は特急の旅。停車時間はわずかに1分。これじゃ無理だ。








噴火湾を眺めながら列車は走る。











しくったなぁ~。駒ケ岳もあったし進行方向右側の席をとればよかったなぁ~。











間違いなくこの列車に関してはあっち側の席をとるのが正解だった。予約の時にはそこまで考えが及ばなかったわ。
ところで沿線では相変わらず木々がなぎ倒されている。









そうとう荒れ狂ったんだな。












北海道にはもう23年通ってるけど木々がこんなに倒れてるのは一昨年の根室を見て以来。それまでこんな光景は1度も見たことがなかった。
ここは倒れた木々が片づけられたのかな???なんかえらいすっきりしている。







ここは片付けられている。









そして列車は八雲に到着。さすが特急。めちゃくちゃ早いわ。










八雲を過ぎてもなぎ倒された木々の風景は続く。ここは片付けられてたけど










  ここは向こう側に倒れたまんま。










というようなところを越えるとこういうひらけたところを走る。青い空、白い地面。










そして列車はあっという間に長万部に到着。新函館北斗から1時間10分ほど。早いわ~。









車内から出た瞬間、チビどもはそっこー雪遊びを始める。
 
 
 
 
 
   
 
 
 
 
 
すると間もなく反対側には臨時の北斗が入線。おぉ~!!!お顔のカラーが新しくなってる。 








僕らを乗せてきたスーパー北斗9号は札幌に向け出発していった。










臨時の北斗。後ろはノーマルなカラーである。









扉が閉まって出発進行!!!函館までお気をつけて~。というわけで長万部までやってきた。







12月29日。いよいよ北海道に向け出発である。新幹線が6時32分なので5時56分のゆりかもめに乗らねばならん。
5時15分起きという風にしてたんだが下のチビがなかなか起きない。家を出たのは5時48分。急がねば・・・と思い駅向かって歩いているとなんとゆりかもめが到着。「えぇ~!?」
時刻は5時51分。この時間帯に5分後に次のがくるんか???自分が時刻を間違えてたのかと大いに焦る。次の便だと東京駅に着くのがギリギリだったはず。まぁ自分一人ならいいんだが荷物満載で下のチビを連れて混雑している東京駅を走らねばならん。う~む、厳しい・・・。
改札を抜けホームに上がる。「新橋からタクシー乗るほうがいいのかな?」とか思いながら時刻表を見るとなんと5時56分の便は確かに存在した。おぉえらいぞゆりかもめ!!!土休日ダイヤなら山手線だって運が悪けりゃこの時間帯は10分近く開いたりする。
新橋で山手線に乗り換え東京駅へ。
僕らが乗るのははやぶさ・こまち1号。東京駅で函館行きの文字を見る日が来るとはね。あれだけ新幹線は嫌いだと言いながら北陸新幹線も北海道新幹線も開業したその年に乗っている。正直嫌いではあるんだが実際できてしまったしその影響でこれまでのような旅はできない。すっきりはせんが現実を受け入れるしかない。

   車内に乗り込み荷物を置いたら撮影タイム。上のチビはすでに電車好きは卒業したが下のチビはまだまだ電車好きである。
    
    
    
    
    
    
    
     
   
隣に停まってるE7系もパチリ。









列車は定刻に発車。しかし気になったのがデッキに乗り込んでる人々。この列車は全席指定なので乗れないはず。あの人たちは勝手に乗り込んできていると思っていたんだが調べてみると立席特急券で乗れるらしい。へぇ~知らんかった。だったらムーンライトながらとかでも乗れるんだろうか???まぁあれは快速なんで特急券はないんだがたまにデッキに立ってた人を見てたんで。つーか立席特急券とかってまだあったんだな。昔、広島に住んでた頃ブルトレに乗りたくて岩国ー広島間と防府ー広島間を立席特急券であさかぜに乗ったことがある。それっきり立席特急券なんてお世話になったことがなかったので今でも存在してることに「へぇ~」となった。東京を出るとすぐに地下に入り上野に到着。そして再び地上に出る。そして東京なんだか埼玉なんだかよくわからんところでふと窓の外を眺めると・・・「おぉぉぉ~!!!」
 なんと富士山が見えた!!!こんなとこからでも富士山見えるんだな。すげー!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それからしばらく富士山はお付き合いしてくれた。 大宮に到着しようかというところでも見えたし・・・









大宮を越えてもしばらく見えた。う~む、お見事!!!

列車は栃木に突入。あの山なんだろねぇ。那須岳か???わからん・・・。






列車はあっという間に仙台へ。いつもの旅なら朝一に東京を立って仙台に到着するのは昼過ぎだ。というわけで広瀬川を渡り








ビルが見えてきたら











仙台駅に到着。時刻は8時02分。かぁ~1時間半で仙台か。いつもなら黒磯を過ぎたあたりだ。








仙台を越えて再び列車は北を目指す。どの辺から雪が出るのかなと注目してみる。










盛岡の手前でもこんな感じ。屋根にうっすら雪化粧というのはあってもまだ全然雪景色ではない。








なんかすげー形のお山だな。子供が絵にかく山みたいだ。










というわけで盛岡到着。











盛岡!!!ここで旅の相方、こまちが切り離される。といっても全然姿が見えないので何の実感もない。ホームに降りて見に行くこともしなかったし。ちなみに子供らは上野を出てからそっこー暇し始めた。しかしそんなことは計算済みなのでiPadでウルトラマンの動画を見せる。おかげで多少のいざこざはあるけど概ねおとなしい。しかし父親的には窓の外を眺めて旅してるなぁということを感じてもらいたいし「仙台とはこんなところ」「盛岡とはこんなところ」「ここまで来ると雪が積もってる」なんてことを発見してもらいたいんだが全然である。ちなみに仙台に着いたとき上のチビに「ほれ、仙台着いたぞ」というと返ってきた答えは「ふ~ん」であった。
盛岡を過ぎるとあたりは雪景色。ここらでやっとこさ東北に来たなぁと感じる。






そして二戸に到着。ここから先は各駅停車になる。まぁ盛岡から先は本数がぐっと減るので理解はできるんだがその中でもいわて沼宮内はかわいそうな駅である。盛岡と二戸の間の駅なんだがここはスルーされて下りに関してはざっくり2時間に1本くらいしか列車が停まらない。まぁ利用客が少ないのだから仕方がないのかもしれんがだったらそもそもこの駅はいるんかいってなる。ウィキを見たら一日の乗車人員は85人。う~む、なんでここに新幹線の駅を造ったんだ???盛岡にも二戸にもIGRで30分くらい。こんなところに何億もかけて駅を造るとは・・・。維持費もかかるだろうに。まぁ政治的な何かがあるんだろうな。長野新幹線・・・じゃねーや北陸新幹線の安中榛名みたいなもんか。
 車窓は北国らしくさみしくなる







なんか建物が出てきたなぁ~と思ったら


 
 
 
 
 
 
 
 
 
  七戸十和田に到着。ちなみに八戸は撮り忘れた。十和田という文字を見ると十和田観光鉄道を思い出す。乗ろう乗ろうと思ってて実際乗る予定もあったのだが盛岡駅で電車を乗り遅れたりして結局乗れないまま廃止となってしまった。





七戸十和田を出発。車窓には雪景色が続く。











 
建物が増えてきたなと思ったら









新青森に到着。八戸も終着駅としての期間は短かったけど新青森も短かった。とはいえこちらは正真正銘の東北新幹線の終着駅であって北海道新幹線の起点の駅である。八戸はただの中間駅になってしまったけどこちらは終点・始発の駅であるので八戸のようなダメージは全く関係ないのだろう。しかしまぁここまで東京から3時間20分。いつもの旅なら20時だ21時だの到着するのが新幹線に乗ってしまえばこの有様である。正直まったく旅情はない。ただの移動手段。高速移動する箱である。
新青森を出発。ここからは乗りつぶしの未乗区間である。









そして間もなく奥津軽いまべつ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 元「津軽今別」。なんで今別がひらがなになったんだろうね?しかしほとんどの列車が通過だったこの駅に新幹線を停めるとはね。政治的なことなのか運行上のことなのか。よくわからん。
建設中の津軽いまべつ駅。よく調べたら形の上では津軽今別駅とは別もんらしい。あちらは正式に廃止。こちらは新幹線開通と同時に新しく誕生したらしい。






昔はこうでした。昔のブログ参照→http://ponpokosmile.blog.shinobi.jp/%E6%97%85/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%83%BB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%80%E4%B9%97%E3%82%8A%E9%89%84%E3%81%AE%E6%97%85%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE%EF%BC%91%EF%BC%97
 
 
 
 
 
  
新幹線開通で停まる列車の本数が3.5倍だ。










列車は木古内に向け出発。いよいよ青函トンネルへと突入だ。これまでは青函トンネルに入るまでもワクワクしたし青函トンネルの中でもワクワクしたし青函トンネルを出た時にも「うわぁ~北海道だー!!!」と感激したもんだが今年はとうとう新幹線での通過である。




そしてあっという間に青函トンネルを通過。トンネル内は速度が140km/hに制限されているのでいうほどあっという間ではないのかもしれんがそれでもこれまでの感覚でいえばあっという間だ。そして列車はまごうことなく北海道の大地を走っている。う~む、あっけない。旅情もない。「はぁ~るばる来たぜ♪♪♪」という感覚も全くない。なんかちょっと虚しささえ覚えたりする。



そして列車は木古内へ。う~む、あっという間だ。なんか去年までとは大きく時代が変わってしまったと感じる。なんかこれまでの荘厳さというか重々しさというか北海道への「遥かなる鉄路」って感じが全くなくなった。去年までも新幹線に乗ればこれと大した変わらんような感じだったんだろうが東京から新幹線で北海道に来るのが初めてな者からすれば隔世の感がある。


建設中の新幹線木古内駅。










新幹線の駅舎の横で肩身が狭そうな江差線のキハ40。
昔はこうでした→
http://ponpoko.blog.shinobi.jp/http---ponpoko.blog.shinobi.jp-_5/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%802014%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE54_138
ちなみに青函トンネルを出たところには知内駅という知る人ぞ知る駅があった。そこを訪れた時の話→
http://ponpoko.blog.shinobi.jp/http---ponpoko.blog.shinobi.jp-_5/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%202014%20%E5%85%B6%E3%81%AE55

そして列車は新函館北斗へ到着。終点である。









思ったよりも多くの人が乗っていた。改札はこんな感じ。









 この駅もこないだまでは渡島大野という何の変哲もないローカル駅だった。この時の話→
http://ponpoko.blog.shinobi.jp/http---ponpoko.blog.shinobi.jp-_5/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%802014%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE51

というわけで北海道に上陸した。

というわけで12月29日。今日は名古屋まで子供を迎えに行く・・・というか川西から来た嫁と上のチビ、嫁の実家にいる下のチビと名古屋駅で合流するのだ。本来なら今日は休みのはずだった。なので当初は嫁が子供を連れて東京まで来てその後岐阜の実家に引き返すという予定をだったんだが僕が名古屋まで迎えに行くことにした。普通電車を乗り継いで。そうすることで嫁の東京ー岐阜羽島間の特急料金を浮かそうと思ったのだ。名古屋で乗り込む新幹線の発車時刻は17時03分。というわけで時間よりも早く行って久々に学生時代に住んでたあたりをぶらぶらしようと思ってたんだが昨日の夜に急きょ本日出勤せねばならなくなった。超久々に金鯱とか行きたかったんだが・・・。友達にも会いたいなと思っていたんだが・・・。ほんとうちの会社ってブラックだ。
朝九時に会社に行き9時20分に会社を出た。そして田町から電車に乗る。品川で下車し東海道線に乗り換え。その時間を使って嫁の実家用のお土産を買う。とりあえず東京ばな奈のキャラメル味にしたんだがレジで会計するまでの行列が長い長い・・・。乗り換える電車は9時48分発の熱海行きなんだが会計が終わったのが発車3分前。急いで東海道線のホームに降りるもなんか閑散としている。電光掲示板を見ると次の列車は9時51分発の小田原行きとなっている。「ん???」とパニックになりながら時計を見るとまだ9時48分になっていない。「なにこれ???」と思い状況を把握するととんでもない勘違いをしていたことが判明した。僕的には気分はすでに正月休みだったため勝手に今日から休日ダイヤだと思っていたんだがJR的には平日ダイヤ。12月30日からからが休日ダイヤであった。つーかいきなりドジをかましてしまい電車に乗り遅れてしまった・・・。9時51分発の電車は小田原止まりなんで次の10時02分に乗らねばならんのだがなんか待つのがめんどくさいのでやってきた小田原行きに乗り込む。車内では寝たり本を読んだりしながらのんびり過ごす。そして小田原の一つ手前鴨宮で下車。小田原まで乗ってしまったら乗り継ぐ熱海行きで座れないかもという危惧からである。続いてやってきた熱海行きは座れなかったけど次の小田原で人が入れ替わるので座ることができた。そして列車は終点の熱海へ。
熱海からは沼津行きに乗り換え。












暫し走ると富士山の裾野がちょろっと見えた。列車は三島に到着。ここで多くの人が一斉に下車。新幹線に乗り換える人も多いのかな???










  そして12時07分、列車は終点沼津に到着。12時20分発の次の電車までに弁当を食べる。すると列車が入線。しかしここが始発だと思ってたのになんかすでに人が乗っているではないか。「なんじゃこれ???」時刻表を見るとこの列車、お隣の三島が始発であった。だからみんな三島で降りたんだなぁ。








 ホームには輪行の人が。その恰好で電車に乗るのね。まぁ余計な荷物は邪魔ですもんね。













そして列車は西へと向かう。ただでさえ面白みのない東海道本線。さらにここは昔から恐れられている魔の静岡。何の変哲もない景色が延々と続く。由比あたりで海が見えるとちょっと気持ちも和むが後は何の変哲もない景色が続く。(静岡の人、すまん)
そして興津で下車。列車は島田行きだったんだがどうせ島田で興津始発の列車に乗り継ぐのでここで下車したのだ。で、興津始発の浜松行きの列車に乗り込む。








列車は浜松行きに向け発車。途中で県都静岡も通るんだが特に街の景色に見どころもなく通過。去年は悪沢岳・赤石岳の山行で下車したけど静岡の街というのは合併しまくって政令市にはなったけど本質的には地味な街である。(静岡の人、すまん)
そして列車は終点の浜松に到着。











次は岐阜行き。4両か・・・。ま、座れるだろう。多分・・・。













で、列車が入線。すると「なにぃ~!!!」
なんと中に人が乗ってるではないか。「なんじゃこりゃ?またか???」












とりあえず列車に乗り込む。















とりあえずボックス席の通路側を確保。そして時刻表をめくると「うぬぬ~」
この列車、島田始発であった。土休日ダイヤだったらこの列車は浜松止まりで改めて岐阜行きに乗り換えねばならんのだが今日は平日ダイヤ。入り口が休日ダイヤで時刻表を見ていたので頭がなかなか切り替わってない。凡ミスの極みである。
 で、列車は岐阜を目指す。
 
浜名湖通過中













列車は豊橋に到着。ここで新快速に乗り換え。列車の到着が数分遅れてるらしく乗り換えまで時間が少ないとのアナウンスが流れる。というわけで新快速のホームへと走る。車両に飛び込むと間もなく発車。ここからはわりかしなじみのある区間だ。久々ではあるけど面白味はない・・・。





で16時28分、名古屋に到着。ここで嫁と子供と合流。













久々にお義母さんと会いお土産を渡し、子供を連れて東京へ向かうべく新幹線に乗り込む。指定席をとってる奴より2本早い16時49分ののぞみに乗車。うまいこと3人掛けの席を確保。下のチビは幼稚園なのでタダである。しかしまぁ新幹線の速いこと。これまで7時間かけてきた道のりを凄まじい勢いで早送りしているようなスピードで駆け抜ける。浜松も静岡もあっという間だ。というわけで18時23分、わずか1時間半余りで品川まで帰ってきた。その後は山手線で田町まで戻り12月29日が終わった。

今年もこの季節がやってきた。年末年始の北海道の旅である。相変わらずタイトルはおかしいがもう何年もこのタイトルルやってるのでこれでいいのだ。
しかし今年は去年とは何から何まで自分と違う。まずは一人旅ではなくお供がいる。上と下のチビを連れていくのだ。一応嫁にも声はかけたが「スキーじゃないなら行かない」という。岐阜の実家に帰るというのでお任せした。そして今回はぎりぎりまでJR北海道の動向が不透明だった。台風の大被害で根室線がずっと不通であったのだ。東鹿越ー新得間は今でも不通区間だが(この区間、JR北海道は廃止するつもりなので復旧させるつもりはないのかも)、新得ー御影間が不通。特急も札幌―トマム間の運行でそこから先は代行バスというどうにもこうにも困った状態になっていた。さすがに年末年始の書き入れ時にスーパーおおぞらを走らさないわけにはいかないだろうとたかをくくっていたんだが予想は外れ年末年始の事前予約の際にも復旧のアナウンスはなく、「マジでやばくねーか???」と心配になり札幌ー釧路間の高速バスを保険で予約しておいた。実際にはギリギリで復旧し、そっこー指定席を押さえてこの区間は当初の予定通りスーパーおおぞらで駆け抜けることとなった。ちなみに今回の日程なんだが僕の休みがなかなか決まらないので紆余曲折あったものの結局12月29日に子供を東京まで運んで来て翌29日から北海道への旅が始まり翌年3日に東京へと戻ってくるというものだ。今回は18きっぷも北海道&東日本パスも使わない。子連れなので普通に乗車券を買い新幹線と特急で突き進む。ただし少しでも安くしたいので乗車券は行けるとこまでひと筆書きにした。川西池田から室蘭線の追分まで。経路でいうと福知山ー東海道ー東海道新幹線ー東北新幹線ー北海道新幹線ー函館ー千歳ー石勝(ここで一度追分を通過)-根室ー釧網ー石北ー函館ー室蘭経由で再び追分へ。ここでひと筆書きが打ち切られてそこからは苫小牧まで乗車券を買い足した。

これがこの旅の切符。なんで乗変になっているのかはまた後の講釈で・・・

ちなみに帰りは苫小牧から大洗までフェリーだ。本来は2日の夜に帰ってくる予定だったんだがなんと元旦はフェリーが運休だったため1日行程を伸ばした。ということでここまでも随分と長くなったので続きは次回!!!

カープの赤松の手術が無事に終わったらしい。今はゆっくり治療とリハビリに専念して、開幕には全然間に合わなくてもいいからまたグランドでその忍者のような活躍を見せてもらいたいと思う。正直、普通の人間の生活をするなら問題ないのかもしれんがアスリートとして胃を切ってしまうというのはどういうことなんだろうか。元のように動けるようになるんだろうか。もし以前と同じような活躍ができればめちゃくちゃ多くの人に希望と勇気を与えると思う。ガンから復活したアスリートとしては自転車のランス・アームストロングを思い出すけどランスは最後にあんなことになってしまったし・・・。でも頑張れ赤松!!!LIVE STRONGだ!!!

今年も残すところあと40分余り。今年もいろんなことがあったなぁ。いいこともあれば悪いこともあった。まぁ全体的には悪かったことの方が多かったかな・・・。そんな中でもわが母校が2年連続の夏の甲子園出場を決めたり、カープが悲願のリーグ優勝を果たしたり、百名山巡りもほぼほぼ計画通り登ることができた。
ところで大晦日の今夜、今年も僕は釧路にいる。ここ数年毎年大晦日は釧路である。で、今回の旅にはお供がいる。まぁその辺の詳しいところはまた来年。来年はいい年になるかねぇ。あんまり見通しはよくないが・・・。ま、頑張ろう。

カープの赤松が胃がんを公表した。めちゃくちゃびっくりした。前田が引退してからは僕が一番好きな選手だ。もともと細かったけど今年なんかはますます「痩せたな~」とは思ってた。でもこんなことになるとは。命に別状はないということで少しは安心したけど胃を2/3とか良くても半分ほど切らねばならんらしい。野球選手としてはどうなんだろうか???これまでのように動けるんだろうか???心配事は多いけどまた来年、球場で姿を見られるよう頑張ってほしい。

今日はクリスマスだ。三連休だし子供らと一緒に過ごそうと思っていたんだが嫁が子供らを連れて実家に帰るというので僕は一人寂しく東京にいる。今日は昼間に三田の図書館に行き、そのまま歩いて新橋のQBハウスで散髪。その後パウパウで熱帯魚のエサ用のメダカを買ってそのまま歩いて帰宅。最近運動不足なんで少しでも運動をせねばならん。帰宅後、なんかこのまま過ごすのが寂しすぎるので一人でパーティーでもしようと昼間発見したピーコックのケンタでチキンを買って酒も買って帰宅。テレビを見ながら一人寂しくクリスマスの夜を過ごした。

うちの近所のピーコックの中にケンタができた。なんかいいよね。「クリスマスだし買っちゃおうかねぇ~」とか思いながらスルーして三田の図書館へと向かった。まぁマックとかと違ってそんなにしょっちゅう行くことはないだろうけど選択肢が増えるということはいいことだ。

今日でとうとう山女日記が終わってしまった。最後はちょっと切ない終わり方だったけどおもしろかった。憂鬱な日曜の希望の光だったけど終わっちゃったなぁ。次は原作を読んでみようかな。こないだ三田の図書館に行った時には置いてなかった。アマゾンで中古が500円くらいで売られてたから買うとするか。


 開運山のてっぺんで富士山を眺める。








南アルプスも眺める。 










今回の山行に当たって秘密兵器を持ってきた。まぁ秘密でも何でもないんだがフィールドスコープである。こないだ高尾山にも持って行ったんだが不発だった。しかしこの天候で富士山の展望台と呼ばれるこの山でこれを覗けばさぞかし楽しいだろうと思ってかついできたのだ。ちなみにフィールドスコープを初めて覗いたのは3年前のGW。上高地でのことだ。その時は西穂のてっぺんを覗いたんだがゆらゆら陽炎のように揺れながら西穂のてっぺんに立つ人たちが見えた。ここから西穂のてっぺんが見えるなんてすげーなと感動したもんだ。で、三脚を立てフィールドスコープで富士山を覗く。「おぉ~!!!」
いや~持って来てよかった。こんなに天気が良くても巻き上げられた雪が吹雪のように下に向かって吹きすさぶ様子が手に取るように見える。登ってる人は・・・いないな。
南アルプスの方も覗く。いや~いいね。基本的に家にいるときにしか使ったことがなく東京タワーとかお台場とかスカイツリーとかしか見たことがない。こないだの高尾山も富士山は逆光で景信山から新宿方面を覗いたけど霞がかかってて全然見えなかった。はっきり言って初めてまともにフィールドでスコープしたって感じだ。いや~これいいわー。でも荷物が重くなる縦走なんかでこれもかついで登るとなるとちょっとしんどいかな。その時は双眼鏡くらいがいいかもしれん。日帰り登山くらいの装備なら十分行けるけど。次は2月か3月に入笠山に行こうと思っているんだがその時は持って行こう。スノーシューで遊びながら登っててっぺんでフィールドスコープで周囲の山々を覗く。いいねぇ。楽しそうだ。
時刻は12時40分をまわる。正直このままフィールドスコープでいろいろ眺めて過ごそうかと思ったけどやはり三山をまわろうと思い下山とは逆方向になるんだが御巣鷹山へと向かう。いったん下ってそこから登り返す。
13時。電波塔かなんかのアンテナ施設に到着しここが御巣鷹山かと思いきや山名標も何にもない。













こんな棒っきれに赤テープが巻かれてるだけ。
 
 
 






周囲を見てもこんな感じ。しかしここより先は一気に下りとなっておりどう見てもこの先に御巣鷹山らしきピークはない。う~む、ここっぽいんだがそれにしてもらしくない山頂である。三ツ垰山の一端を担ってる山とは思えん。「おぉそうだ!!!」とGPSを見てみる。電池がフル充電になっていなかった模様ですでに電池が切れている。最後の人しぼりでもう一度電源を入れるとやはりここが御巣鷹山のようだ。しかしいまいち確信が持てんなぁ。もう少しネットで調べてくりゃ良かった。
なんかもやもやしてすっきりせんが御巣鷹山らしきところをあとにする。改めて言うがいつも頼っているGPSの電池が切れている。ここから先は地図とにらめっこしながら進む。
ほんと今日は一日富士山三昧の山行だ。








富士山は中央アルプスや南アルプスの山々から数えきれんくらい見てきたがここから見る富士山はでかい。存在感がすごい。山梨の人が富士山を誇りに思うのがわかるわ。つーか山梨は富士山の裏側と思ってたけど全然そんなことないな。静岡も山梨もどっちも富士山。表も裏もないわいな。
小屋に到着。山バッチを購入し下山にかかる。時刻は13時25分。開運山の山頂には人が多かったけど今ここに人はいない。時間的にもう皆さん下りにかかっているものと思われる。正直ここで僕も考えた。ここから木無山、天上山を経て下山しようと思うとコースタイムは3時間5分。コースタイム通り歩くと護国神社にたどり着くころにはすでに日が暮れている。ピストンで辿ってきた道を下山すればかかる時間も道の様子もわかって安心なんだがあの道を下るというのも正直気が進まない。木無山を削るのもなんか気が引けるし。というわけで予定通り河口湖の駅へ向けて下山することにした。
歩きやすい下り坂をえっさほいさと下って行く。小走り走行だ。しかし「ん・・・?」
なんかおかしい。コースタイム10分ほどで木無山に着くはずなんだがそれらしきピークが全く見当たらない。それどころか谷の斜面を一気に下って行くような道である。本来ならここから先は府戸尾根という尾根を下って行くはずなんだが全然ここは尾根ではない。おかしい・・・。
というわけで再び電池切れのGPSの電源を入れる。するとやはりルートを外れていた。清八林道とか御坂みちとかいうところへ続く道へと入りこんでいた。うへぇ~勢いよく下って来たのにこれをまた登り返さにゃならんのか・・・。時間も時間である。もうこのままこの道を下ってやろうかと思ったが下った先が河口湖の駅からめちゃくちゃ離れた煮ても焼いても食えないところなのである。うぅ・・・こりゃヘッデン覚悟で登り返して河口湖駅を目指すしかない。
だーれもおらんところを焦りながら登り返す。一応周りの地形やGPSでルートミスをしているというのは認識してるんだが100%の自信はない。そもそもどこで分岐を間違ったんだという疑問が残る。あったっけな~そんな分岐。しばらく登ると前方から高齢の4人パーティーが下って来た。おぉ~まだ僕の後ろにいたんだ。すれ違いざま「この道、天上山に行く道じゃないですよね・」と確認したかったけどなんとなく聞かずに挨拶だけしてすれ違った。とりあえず小屋まで戻ろう。そうすりゃ道が開かれる・・・はず。
13時49分、正しい道まで登り返した。この辺りの道は何本かあって僕は小屋の裏の道から下り始めてしまったのでこの分岐は通らなかった。ちなみに「137号線」ってのが間違て下った道で「天上山・母の白滝」ってのが正しい道である。う~む、25分もロスしてしまった。ただでさえ時間が押しているというのに。これじゃコースタイム通りなら下山が17時じゃねーか。よぉ~しヘッデン準備だ!!!
とりあえず正しい道に復帰。ロープウェイ方面へ進む。この時間なのでこれ以上の道迷いは許されん。GPSがダメなので地図と道標見ながら進まねばならん。






分岐のところで単独の登りの人とすれ違い「この時間でも登ってくる人いるんだな」って思いながら富士山を見ながら進む。









歩くこと6分。13時55分、木無山に到着。全然ピーク感のない山。開運山、御巣鷹山、木無山の三山で三ツ垰山ってことだったけどまともな・・・というかピークらしいピークは開運山だけだった。






こちらはこちらは浅間神社へと下る道。











ここから先はまったくひと気のない尾根道を下って行く。時間も遅いし人がいないというのがちょっと不安だ。








歩きやすい尾根道だ。来た道を引き返さなくてよかった。あっちはそれなりに急坂でガレがレのとこもあったのでこっちの方が楽だ。









湖が見えた。河口湖だ。










鉄塔越しの富士山。ネットでけっこう鉄塔がどーたらこーたら出てたんだけど多分これのことだな。









山頂の下が霞がかってきた。これ麓からじゃてっぺんが見えないってパターンか???

寿とか三つ峠の駅に向かって下る分岐を通過。僕は道標に従い天上山・河口湖駅方面へ進む。






えっほえっほと下っていると前方に人影が。「おぉ~人だ!!!」前を歩いてる人たちに追いついた。いや~ホッとした。この人達、登りで追い抜いたパーティーだった。







この人達が見てた景色。












雄大だ。
ここでこのパーティーを追い抜く。自分の後ろから人がついて来てると思うとこれまでの心細さが一気に解消されテンションも上がる。
作業路との分岐。国土地理院の地形図には山と高原地図には載ってないルートがいくつか出てたけどこれはそのうちの一つ。僕は右を行く。





舗装路に出た。で、後ろを振り返る。










この舗装路を渡って再び登山道へ。いったん軽く下ってからそこから登り返す。きつい登りではないけどなまってる上に疲れが出てきた体には少々こたえる。








で、登り返したところが天上山。う~む、なんか呆気なく着いてしまったな。時刻は15時42分、だいぶ夕方の雰囲気が漂ってきた。ただこのペースでいけば日が暮れる前に下山できそうだ。







 はい、もう何十回とのせてきた富士山。

ゴールが見えてきて「そりゃー!!!」と下って行くと・・・
 前を行くパーティーに追いつく。いや~安心安心。







15時50分、ロープウェイ乗り場に到着。なんかもうゴールしたようなもんだなという気分になる。









展望台とかあって観光客の皆さんがこの景色を眺めている。僕の前を行くパーティーはここからロープウェイで下る模様。僕は自力で河口湖の駅まで歩く。

河口湖を見下ろす。
よぉ~し、もうひと踏ん張りだー!!!と思っていると・・・








ま、マジすか!!!イノシシはいいとしてクマですか・・・。まぁ5カ月以上前の話ですが。

今日は鈴なし山行だが今更どうしようもない。まぁ麓の町もすぐ下に見えるしここはもう半分町みたいなもんだ。コースタイムも25分なんで大した緊張感もないまま下って行く。
いや~今回はいい山行だった。








なんか観光客の外人さんが数名いるところでパチリ。皆さん、フジヤマですよー。

というわけで16時15分、護国神社に下山。コースタイムよりも30分以上巻くことができた。





ここからは舗装路歩き。さっそく

こういう写真をパチリ。富士観光開発の看板越しの富士山。


そして16時26分、ゴールの河口湖駅に到着。すげーな。富士山を背中に抱えてる感じだ。駅前には大きな荷物の観光客がたくさんいた。この辺り観光地なんだな。

ちょうど16時29分の電車があるので急いで改札を通る。








富士山を撮る人。やっぱ撮るよね。

電車が発車しそうなので車内へと急ぐ。左の普通列車だ。ん???右のやつ元あさぎりの371系か???車内に入りロングシートに腰かける。ふぅ~疲れた。でも今日の山行は楽しかった。天気も最高だったし予定通り歩き通すこともできた。三ツ峠山、いい山だった。久々に百名山ではない山に遠征した。まぁ近場といえば近場だけど。


おしまい。

改札を抜け登山口をめざ・・・さない。まずは駅近のローソンで食料の調達。






ローソンの駐車場から。いや~すごいね。山に登らんでもこんだけドーンと見える。見事!!!








昼めし兼行動食のおにぎりとこれから食べる弁当をもって駅へと戻る。弁当は駅の待合所でペロッと平らげた。
時刻は8時40分。到着後20分経ってからやっとこさ出陣。
あの凸凹へと登って行く。








う~む、高い。開運山の標高は1785m。標高差は1000m以上だ。 
駅から登山口までコースタイムで1時間半。ちょろっとみたブログの記事ではタクシーの利用がおすすめと書かれていた。しかし僕は歩く。三つ峠駅から三つの頂を踏んで河口湖駅まで歩くのだ。
コースタイムで25分かかるグリーンセンターに9時03分に到着。後ろからタクシー2台に追い抜かれる。中には登山者が。たぶん僕が到着した次の電車で来た人達だろう。30分遅れて到着して早くもここで僕を追い抜いた。


 
ネットでよく出てくる途中の公園にあるトイレ。三ツ垰山を模している。ここで朝の生理現象解消タイム。








 舗装路の地味な登りなんだが寝不足ということもあり体が重い・・・。でも寝不足だけじゃないな。先月の全縦からひと月ちょっと経ったけどまったく運動していない。体重はあっという間に2kgほど増えている。
「しんどいわ~」と思いながら登山口を目指す。







9時48分、やっとこさ登山口へ到着。あたりにはひとっ子一人いない僕が一番最後の入山者かな???下山の予定は16時40分。この時期ならもう真っ暗だろう。







これが達磨石。なんか駅のホームにもこんなのがあったな。









ここからが本格的な登山道。











なかなかの登りが続く。そして・・・












おぉ~見事な富士山!!!ここは股のぞき。


すげーな。陣馬山とかからとは違いくっきりはっきり見える。


昔は積雪期にあのてっぺんに立とうと思ってた。過去2回チャレンジしたけど2回とも悪天候で途中で断念した。

10時40分、馬返しに到着。










いや~ここも素晴らしい。今日は何十枚も富士山の写真を撮ることになるだろう。

10時59分。愛染明王塔に到着。







 
ここからの眺めも素晴らしい。









さすが富士山の展望台。それに加えてこの天気。最高だ。

ここからガレ場が始まる。















八十八大師。お地蔵さんがいっぱい。そして・・・







 


やっぱり富士山。








ふっじっさーん!!!似たような写真ばっかりだけど今日の主役は富士山だからこれでいいのだ。

おぉ~あれが屏風岩だな。たぶん。








さらに進むと「おぉ~!!!」滝がカチンコチンに凍っとる!!!










いろんなところで凍っとる。


雪はないけど水は凍ってます。ちなみに途中までひとりぼっちだったけど馬返しの手前で二人追い抜いてそこからは続々と前を行く人々に追いついた。


屏風岩を登る人々。僕には無理です、はい。

 
クライミングはかっこいい。ガチャガチャいう金具もかっこいいけど高いとこは怖い。
凍ってます。















足元には溶けて落下したつららが。あぶねーな。この辺まで来るとさすがに寒くなってレインウェアを着た。






見上げれば「おぉ~!!!」小屋が見えた。

出発から3時間20分ほどが経過。情けないことに少々疲れてきた。山荘の分岐を左に分け開運山目指して急登をこなす。
 もう片っぽの小屋に到着。四季楽園と書いてある。疲れたんで心小休止を入れる。ルートタイムではここから開運山の山頂まで登りで15分。時刻は12時08分。駅からざっくり3時間半。コースタイムは4時間10分。体調の割にはまずまずのペースだ。







ここからも富士山の眺めが素晴らしい。


正直富士山って今まであんまり好きじゃなかった。なんかネコも杓子も富士山富士山ゆーので。でもここ最近、いろんなところから富士山を見るにつけやっぱ特別な山だと思うようになった。山に登ってて槍ヶ岳と富士山が見えた時は「おぉ~!!!」って思う。この二つ、登山者的には気持ちが盛り上がるランドマークだ。
休憩を終え再び登り始める。四季楽園のとこから15分もかかることなく山頂付近へ。でっかい何か(アンテナ?)を眺めながら最後のひと登り。





山頂の手前から。


奥には雪をかぶった南アルプスの山々が。

12時20分。開運山に到着。



  



 
おっ!!!ヤマトタケルの銅像が・・・ではなく山名盤みたいなのによじ登った生身の人間。そこからの方が眺めがいいですか?












パノラマ撮影。(クリックするとでかくなります。)いやいやいい眺めだ。天気も最高。いや~来てよかった。

この前、今年の山行を総括したんだが最後の最後で三ツ峠に行ってきた。ほんとは快晴の先週末に行くつもりだったんだが、日常の仕事とかでいろいろ疲れてやめてしまった。そして今週。奇跡の2週連続のド快晴。しかし土曜日は疲れてて結局日曜日の出発となった。今日の起床は5時15分。なんだかんだで昨日寝たのは1時過ぎ。睡眠時間は4時間ほど。しんどすぎる・・・。布団の中で危うく「もういいかな・・・」とか思ってしまったけど何とか自分を奮い立たせ起き上がった。僕が乗るのは5時52分の電車。5時12分の電車に乗るのと富士急の三つ峠には7時50分に到着する。これが一番早いんだがさすがに5時12分の電車だと睡眠時間が3時間ちょいになってしまう。これだとあんまりなので朝2の電車での出発となった。ちなみにこれだと三つ峠到着は8時20分。これ以上遅くなると明るいうちに下山できなくなるのでこれがギリギリである。しかしなんだかんだで家を出たのは5時40分過ぎ。大急ぎで田町の駅へと向かいなんとか滑り込みセーフで間に合った。東京駅からは中央線に乗り換え。周りには登山者の姿が多し。しんどいので少しでも寝ようと思うんだがなかなか寝れない。とりあえず目は閉じて過ごした。6時48分、電車は立川に到着。僕の乗った電車は高尾行きなんだがここで立川始発の大月行きに乗り換える。
やってきた大月行きの電車はお久しぶりの211系。電車に乗り込むのは半数以上が山登りの格好をした人々。勝手な想像だがこの電車に乗るってことはみんな三つ峠に行くんじゃなかろうかと思ってしまう。大月まで1時間ほどかかるのでここでも目を閉じる。しかしまぁこの211系、以前走っていた115系と同様に寒さが身に染みる。なんだろね?中央線のこの手の車両はほんと寒い。
電車が動き出してしばらくすると「うわぁ~きれいだなー。」という声が聞こえた。目を開けると・・・
「おぉ!!!」目を開けるとそこには富士山が!!!(ピンボケ)










しかしこれは下りの中央線である。何で富士山が進行方向右手に見えるのか理解できなかったが家に帰って地図を見ると中央線のこの区間は線路は南へ向かっている。だから富士山が右手に見えたんだが正直この時は一瞬「富士山だ!!!」と思うももしかして違う山なんじゃなかろうかとも思った。ところで今回の山行の目的。それはどかっ晴れの冬の富士山を眺めること。冬の晴れた日なら富士山がきれいに見えるはずだ。ちなみにこの三ツ峠という山を知ったのは数年前にNHKでやっていたドラマ「氷壁」である。正直関西にいたらなかなか登る機会がない山だけど東京に転勤してきたのでいつか行ってみたいと思っていたのだ。とはいうものの正直この山についてあまり下調べはしていない。いろいろ登り口はあるみたいだけどとりあえず駅からダイレクトに登れる今回のルートで三ツ峠山に登ることにした。ちなみに僕が三ツ峠山と思っていたのは海運山のことで一般にはこの開運山と御巣鷹山と木無山の三山を合わせて三ツ峠山と呼ぶらしい。まぁそんなに頻繁に来れるところでもないしせっかくなんで全山登って河口湖駅まで縦走する予定だ。
熟睡できないので窓の外を見たり目を閉じたりを繰り返す。東京もこの辺りまで来ると景色が田舎っぽくなってくる。高尾に到着すると先着していた電車からか登山者たちがどさっと乗ってくる。みんな大月まで行くのかと思いきや相模湖や藤野で結構降りた。陣馬山とか高尾山に行くのかな?
で、列車は終点の大月に到着。登山者たちは富士急の乗り場へと向かう。(そうじゃない人たちもおったが・・・)
 
 
 
 
 
 

富士急の車両。富士急に乗るのは初めてだ。










列車は動き出す。途中で都留文科大前という駅を通った。ここは僕の前の会社の同期の母校である。福岡出身のやつだったけどこんなとこにある学校に通ってたんだな。しかし公立の学校なんで僕の母校と比べりゃ全然頭はいい。
列車は三つ峠に到着。しかしここで下車したのは数えるほど。しかも登山者は僕以外に2人だけ。みんな河口湖まで行っちゃうのか???






電車がいなくなったホームからは・・・

富士山が「どーん!!!」いや~でかい。しかしすげーな。この辺の人達はこれを毎日見るわけか。

で、あちらがこれから登る三ツ峠。う~む、あそこまで登らにゃならんわけだな・・・。というわけで三つ峠の麓にやってきた。

今日ネットのニュースで「ついに出たか~」って記事を見た。「ルミナリエ地元から見直し論」
年々規模が小さくなってると感じていたから正直僕も「2、3年後はわからん・・・」とは思ってたけどとうとう活字で出ちゃったなぁ~。僕はここ13年毎年行ってて毎年12月の恒例行事となっている。東京に転勤になっても12月はルミナリエのために帰省している。しかしここ数年は光のアーチも随分と短くなったし何よりも開催日が短くなった。たしかに開催期間はルミナリエのルートから外れたお店は商売あがったりだ。でも無責任だけど僕的には家族で出かけるルミナリエはとても楽しみだ。ポーアイの中華料理屋で飯を食ってそのあとルミナリエに行くのが毎年の恒例。しかし時代の流れなのかねぇ。来年の4月にやるかやらんかの判断をするらしい。もし「もうおしまい」ってことになったら寂しいわ。

今日「拝啓、民泊様」をまとめて見た。日本映画専門チャンネルでやってたやつだ。なんか面白そうだったので楽しみにしていた。で、実際面白かった。ところで内容は置いといて「おぉ~」と思ったのが寛ちゃんのお父さん役で鈴木正幸さんという人が出ていたんだが調べてみるとこの方、あの金八シリーズの大森巡査であった。びっくりするとともに「おぉ~声がそのまんまだ!!!」とちょっと感動した。でも当たり前だけど年とったなー。時の流れは感じたけどそれでもあの大森巡査の雰囲気は健在。なんかちょっとうれしかった。

今日も日曜の最後の楽しみ、山女日記を見た。まぁ内容は面白かったということでちゃんちゃんなんだがこれに出てる人達とかがいろいろつながってて調べてみると面白い。蛍雪次郎さんはぱっと見た時に「あ、この人恨み屋本舗に出てたわ」と気付いたんだが調べてみたら「クライマーズ・ハイ」にも出ていた。それを見た瞬間「おぉ!!!あの新聞社のお偉いさんだ!!!」と気付く。それ以外にも「劔岳点の記」。う~む、多分あの人だな。なんか蓑とかかぶってた人だったような気がする・・・たぶん。その辺まではなんとなくピンときたんだがそれ以外にも「春を背負って」やNHKの朝の連ドラ「風のハルカ」にも出ていた模様。この辺になるとさっぱりピンとこない。お次は黄川田将也さん。調べてみるとこの人も「恨み屋本舗」に出ていた。「おぉ~あの金融屋の人だ!!!」とすぐに気づく。さらに「風のハルカ」にもこの人は出ており、言われてみれば「おぉ~!!!あの役の人だ!!!」とピンときた。つーかこのお二人が「恨み屋本舗」と「風のハルカ」にかぶってるとはなんかすげーな。さらに黄川田さんは「女子ーズ」にも出ており「おぉ~あのパーティーに出てた人だ。」とここでも記憶が繋がる。さらに原作者の湊かなえさん、日本映画専門チャンネルの「北のカナリアたち」のCMで「原案 湊かなえ」ってのを見て「おぉ~!!!」となった。なんか色々つながるねぇ。ちなみに「北のカナリアたち」のカメラマンはあの木村大作。ちなみに「劔岳点の記」も「青を背負って」も木村大作の監督作品。つながるねぇ。

今日も山に行こうと思ったけどやっぱり起きれず山には行けず。で、ゆっくりした後品川のくら寿司に飯を食いに行く。歩こうかと思ったけどめんどくさくなって結局バスで行った。ここのところ節約のため昼も弁当持参でずっと自炊をしていた。昨日はボーナスが出たんでちょっとばかしの贅沢だ。しこたま寿司を食い腹いっぱいになって店を出る。この後は有楽町の西銀座チャンスセンターに年末ジャンボを買いに行く。歩いていこうと思ってたんだが腹いっぱいでなんか眠くなったので電車で向かうことにした。そのまま行くとすぐについてしまうので山手線の外回りで大回りしていくことに。その間はぐーすかお昼寝だ。
そして電車は有楽町に到着。すぐにチャンスセンターには向かわずビックカメラへブラ散歩。適当に売り場を流していざチャンスセンターへ。マリオンの横に行列ができており「まさか・・・」と思うとそのまさかで・・・

この行列が一番人気の「億の細道」へと向かっている。ちなみに行列はこの後ろにもまだまだ続いている。
僕は並ぶのが嫌なのですいてる窓口へ向かう。が・・・
そこにも長蛇の行列が。見れば今日は大安吉日らしい。ただこちらの待ち時間は10分ほどらしいのでこちらで並ぶ。去年もここで年末ジャンボを買って見事に3千円が当たった。宝くじで300円以外が当たったのは生まれて初めてである。というわけで今年もこの西銀座チャンスセンターに舞い戻ってきた。


窓口はこの人だかり。金がないので今年も連番で10枚購入。10億当たったらそっこー会社を辞めてやる。で、うちのローンを一気に返済して残った百名山を一気に片付け最終目標のキリマンジャロを体力のあるうちに登頂するのだ。その後は日向ぼっこしながらお昼寝をする生活を何十年も続けてやるのだ。へけけ。


今年もこの季節がやってきた。ほんとは今日高尾山に行くつもりだったんだがなんとなくやめてしまった。まだ3連休とかあるし高尾山くらいなら行くかもしれんが大型の山行はもうないのでひとまず今年を振り返る。
今年の登り初めは3月5日。行先は高尾山である。この時は15時ごろ高尾山口をスタート。なめてるにもほどがあるな・・・。地図もケータイも忘れ結局この日は小仏峠まで行ってそこから小仏のバス停へ下山。2時間20分ほどのショート登山であった。ちなみにカメラも忘れ写真はなし。

  3月は26日にも高尾山へ向かった。陣馬山まで行くつもりだったんだがこの日もスタートが遅く高尾山口をスタートしたのは13時。結局明王峠で時間切れ。この日はここから相模湖駅に下山。前年に城山から相模湖に下山して以来の相模湖駅への下山であった。

 4月は10日に再び高尾山へ。この日の高尾山口のスタートは12時半。相変わらず遅いんだが日がだいぶ長くなったのでこの日は無理やりながら陣馬山へ行った。ずっと陣馬山まで行きたい思っていたんだけど今年3度目の高尾山でやっとこさここまでやって来た。到着は16時22分。下山は藤野駅へと下った。

  翌週はヤビツ峠から丹沢へ。鎖場にビビりながらだったけどそれほど難しいこともなく無事通過。





 そのまま塔ノ岳に向かいその後登りは厳しいバカ尾根をえっさほいさと大倉まで下った。


 5月は4日から会津駒ケ岳へ向かった。今年初めての百名山であった。本当は無雪期に燧ケ岳とセットで登るつもりだったんだがこの時期に登れるまだ登ってない百名山というのがここくらいしかなく登ることにした。このころ仕事がめちゃくちゃきつくて精神的にもほんとしんどかった。3日は出勤して4日5日と休みになったんだがこの休みの間に自分の部屋にこもっていると気が変になりそうだったので山へと逃げ込んだ。
小屋の横から眺める燧ケ岳。
 










6月からは怒涛の百名山巡り。1発目は18日の燧ケ岳。

この燧ケ岳、昨年至仏山とセットで登るつもりだったがとりこぼしてしまった。(詳細はこちら→http://ponpoko3.blog.shinobi.jp/%E7%99%BB%E5%B1%B1/%E3%82%BA%E3%82%BF%E3%83%9C%E3%83%AD%EF%BC%81%EF%BC%81%EF%BC%81%E5%A4%8F%E5%B1%B1%E5%B1%B1%E8%A1%8C%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%94%E5%BC%BE%E3%80%80%E8%87%B3%E4%BB%8F%E5%B1%B1%EF%BC%86%E7%87%A7%E3%82%B1%E5%B2%B3
昨年は鳩待峠から入ったが今回は御池から。無事に登頂成功。


翌日は日帰りでは最強の百名山、平ヶ岳へ。あまりの行程の長さに不安ばかりだったが無事登頂。

↑こちらは玉子石。帰りの下りも長い長い・・・。結局駐車場までの往復に11時間半かかった。久々に達成感満点の山行だった。ちなみにこの日は当初予定していた田中陽希の講演会をキャンセルしての山行。その後陽希とは涸フェスでも遭遇するチャンスはあったんだがこの時も山行で行けず。縁がないなぁ。

翌週は巻機山へ。滑りやすいとテレビで見てた登山道が気がかりだったが最悪なことにこの日は雨降り。ぐっしょり濡れてぬるぬるだったがスリップすることもなく無事下山した。

翌日は越後駒ヶ岳へ。先週の平ヶ岳に続きここも長丁場の山だ。枝折峠の駐車場で寝ていたんだが未明の大雨&強風に「やめよかな・・・」と思ったが続々と出発していく人達の姿に発奮し僕も出発。まったくノーマークだったけどこんな岩場もあったりしてちょっとビビる。


コースタイムよりもずいぶんと早く到着したが苦手な下りでは随分手間取った。でも13時前には下山して帰りは銀山温泉につかって帰った。

7月は2日に会社のヤマ部で谷川岳へ。去年は高尾山だったので一気に山らしいところへの山行となった。

これまで6月から3週連続の山行。翌週の9日は鳥海山へ行く予定であったが疲れも出てたので延期して月末の飯豊山と合わせることにした。ちなみに閑散期も終わりをつげ8日は激務。ちょうどよかった。

17日は高妻山へ。ほんとは妙高&火打のダブルゲットの予定だったんだけど仕事が忙しくて体力的にも無理だった。で、休養に充てようと思ったんだけど今後の百名山の行程を考えた結果一つでも登っとく方がよいとなって無理やり高妻山へ。こんな滝や

こんな岩場のトラバースもありビビっていたけど本当に大変だったのはこの後。雨でにゅるにゅるなうえに岩場の登りが延々と続く。体調が悪いのもあったけどめちゃくちゃきつかった。

心が折れそうになりながらもやっとこさ山頂に到着。下りは下りで弥勒尾根ってのがこれがまたにゅるにゅるの悪路でしかも下れども下れどもなかなか下界にたどり着かず。下山後は「着いた~」とほんとにホッとした。僕的には平ヶ岳並みに達成感のある山行だった。

翌週は今年のメインの山行飯豊山へ。
一番危惧していた剣ヶ峰で大雨が降り出した。もう最悪のタイミングである。

切合小屋で1泊し翌日飯豊山の本峰へと向かう。ビビってた御秘所の岩場を乗り越え

本峰に到着。
  その後はこんなお花畑を愛でながら

 「東北のアルプス」の縦走を楽しんだ。途中では前日起こった滑落事故の現場の通過に緊張したり、下山を梶川尾根から丸森尾根に変更したり色々記憶に残る山行になった。ちなみに梶川尾根よりも緩やかだと聞いてた丸森尾根は想像よりも全然きつかった。
  翌日は鳥海山へ。にこにこハイキングを想像してたらどうしてどうして。アイゼンなんていらんと思ってた雪渓の登りに思いっきり面喰い

  両線ではその荒々しさに大いにビビった。
 こんなとこ登るんかいなとビビながら岩場をこなし

やっとこさ山頂へ。小屋まで下るまでは緊張の連続だったけどそこから先は天気も最高でめちゃくちゃいい山行になった。

8月は山行はなし。強いて言えば第1週に奈良の吉野川にキャニオニングに行き

その帰りに大台ケ原で散歩した。

9月は10日に11月の六甲全縦のトレーニングで陣馬から高尾山へ。初めて陣馬高原下から登った。このころはまだ暑く城山でのかき氷が最高にうまかった。しかしこの月は仕事が激務過ぎて山行はこれだけ。トレーニングどころではなかった。

10月からは本格的に全縦のトレーニング。15日に陣馬高原から高尾山へ。陣馬山から富士山が見えてちょっと感動した。

22日も高尾山へ。この時はスタートが遅かったため高尾山口から陣馬山へ。陣馬山はこんな感じで富士山は見えなかった。
 11月は5日に高尾山ー陣馬山へのトレーニング。この日は富士山が見えた。この時間なので逆光。翌週の六甲全縦への最終トレーニングとなった。

そして11月13日。2年ぶりの六甲全山縦走大会。8回目の今回は初めてこれに向けてのトレーニングを行ったうえでの参加。装備にも気を配り足元は登山ブーツではなくトレランシューズで臨んだ。

その結果史上最速の13時間45分でゴール。乗ろうと思えば最終の新幹線でも余裕で間に合う19時20分の到着であった。

というのが今年の山行。今年登った百名山は会津駒ケ岳、燧ケ岳、平ヶ岳、巻機山、越後駒ヶ岳、高妻山、飯豊山、鳥海山の8座。これでこれまで登った百名山は88座になった。来年は妙高、火打、朝日岳を潰すので残りは北海道と南アルプスを残すのみだ。しかしこれが大変だな。北海道→遠い、南アルプス→日数かかるのでなかなか数が稼げない。加えて今後は仕事関係ではなかなか休みがとりにくくなる年代に突入する。同時に体力も下降線をたどるだろう。60歳くらいまでに完登出来るように計画を立てるか。

今日の夜のこと。部屋にいたら「ドーン!ドーン!」と音が聞こえてきた。「あっ、そうか。今年もこの時期が来たな。」


お台場の花火である。東京湾花火大会は去年で終わってしまったがこれは今年もやっている。


橋の下まで行けばきれいに見えるんだろうけどめんどくさいのでベランダから。お台場ではめっちゃ混み合ってるんだろうか???人込みは嫌いなので行こうとは思わんが。
先週は帰省してたから気づかなかったけどこれが毎週土曜日に行われる。今週は山に行くつもりだったのをやめたんで見れた。来週はどうだろう?今のところ山に行こうと思ってはいるけどまた今日みたいに起きれなくて断念してるかも・・・。なんだかんだで今日みたいに一人寂しくベランダで花火を見てるのかもな。

JR北海道ではこないだ留萌線の末端が廃止されたが来年の3月にもじゃんじゃん駅が廃止される。全部で10駅。もうね、言葉がない。
千歳線・・・美々駅
函館本線・・・東山駅、姫川駅、桂川駅、北豊津駅、蕨岱駅
根室本線・・・島ノ下駅、稲士別駅、上厚内駅
釧網本線・・・五十石駅

このうち蕨岱以外は毎年年末の旅ですべて通過している。蕨岱だって一昨年は通過した。とはいえ函館線の駅は大体はまなすで寝てる間に通過。駅名は知ってるけどあまり思い入れはない。しかしそれ以外の駅は駅名を聞いただけで大体どんな駅だか情景が頭に浮かび上がる。寂しい。ほんと寂しい。
 今年の年末年始も北海道に行く。今回は蕨岱も通る。しかし今回は根室線が台風被害で普通のため2429Dの旅は不可能。島ノ下は通過しない。
島ノ下・・・ここまで来ると「富良野までもうすぐだなぁ~」と毎年思ってた。 
  
  
  
  
  
  
  
  
 毎年の恒例行事だった落合の定点観測も今年はできない。そしてこのままこの区間は廃止される。この駅に降り立つと「今年もきたなぁ~」となんかほっこりした気分になった。今鉄道の旅をしていて一番好きな駅。長時間停車する駅も少なくなった今、心底旅情を感じた駅。ほんと悲しいことだ。


稲士別は正直全然意識してこなかった駅だけど牛山さんの秘境駅で存在を知り、それ以降は通過するたびに写真を撮った。
 
 
 
 
 
 
 
この3駅は2429Dの旅では毎回通っていて非常に心にも残っている。


上厚内は・・・常豊の信号場はよく写真に撮ってるんだが・・・。上厚内はなかなか写真が見つからない。 








今回の旅では島ノ下以外の9駅を通過する。ただわけあって停車するのは蕨岱だけ。この辺の事情は来年の「2017年末年始北海道の旅」で詳しく書く。しかしまぁここのところのJR北海道の廃線、廃駅の勢いはほんとに凄まじい。いくら公共交通とはいえ経営というものを考えたらJR北海道の場合、札幌近辺しか成り立たん。気候的にも冬は除雪にかかる費用と労力が半端ないし。だからと言って脈々と続いていた鉄道路線がここ数年でバシバシ消えていくのは悲しすぎる。11月にJR北海道は現在の路線の半分は維持困難と事実上の白旗をあげた。ここ数年、事故等いろいろなマイナスの部分が一気に吹き出ててそういうのがきっかけで急速にこのような事態になっているような気もする。北海道のような地域ではまともにやってたら鉄道の維持なんて不可能なのかもしれん。少しくらいは手を抜かんとどうにもならんのはなんとなく理解はできるけどコンプライアンスにうるさい昨今ではそうもいかんわな。何も起きてなけりゃまだしも現実に事故が起こったりすると一気に周りから叩かれる。弱い者いじめみたいに一人悪者にされてマスコミなんかから集中砲火を浴びる。その後お詫びの広告とか出して延々と懺悔し続けなければならない。安全をないがしろにしてはならんがちょうどいいバランスってもんはないんだろうか。線路自体が消えうせるという最悪の事態はほんとに見たくないんだが・・・。留萌線が消えたら今度は日高線かなって思ったりもする。部分的ではあるけど根室線も廃止されるなら釧網線もやばいのかなと思う。根室線の花咲線の部分や宗谷線も危ない。数年前は「まさかね」と思ってたことが現実になるかもしれん。なんか危ういわ。つーか線路がなくなれば北海道に行くことがなくなるかもしれん。路線バスで同じことはできんし料金的にも無理。あと何年、北海道の鉄道旅ができるんだろうか。ほんと心配だ。

時は12月。今年もレインボーブリッジがレインボーカラーになる時期がやってきた。
部屋から眺めるレインボーカラーのレインボーブリッジも今年で3回目。もう3年たったんだなぁ。東京に来てから。いつ関西に帰るかわからんけどこの風景が東京時代の思い出になることは間違いない。

とうとう本日をもって留萌線の留萌ー増毛間が廃止された。最終列車は幌糠ー峠下でシカとぶつかるというオチまでついた。次は夕張支線と札沼線か。その次は日高線かな。
増毛にはこれまでに3回行った。しかし鉄道がなくなってしまった以上、今後行くことはもうないだろう。あ、山でいく可能性はゼロではないか・・・。暑寒別岳。って百名山も終わってないうちは行くことないな。そう考えるとやっぱりもう行くことはないと思う。
  3年前の年末に行った時の写真。
 
 







もうここに列車が来ることは2度とない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  来月の時刻表からはこの区間が消え去ってる。昔の時刻表のにぎやかっだたのが夢の後って感じだ。寂しいわ。

前にここを訪れた時のブログ↓
http://ponpoko.blog.shinobi.jp/http---ponpoko.blog.shinobi.jp-_5/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%802014%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE18

今日川西から帰ってきて山女日記の第5回を見た。放送をしてた時間は新幹線の中。新幹線の中でこれを見ようとケータイ用のイヤホンも持って帰ってたんだがよく考えたらBSなんでケータイのテレビでは見れない。いやー失敗失敗。
今回の舞台は白馬岳。で、今回のキャストには井上晴美の姿が。1回目の南野陽子、上原多香子といい2回目の佐藤藍子といいなんか90年代の香りがプンプンするな。で、今回は「おっ!」と思う人が一人いた。蛍雪次郎さん。今回初めてその名前を知った。でも顔は知ってた。恨み屋本舗でインパクトのある悪役で出ていたので正直そのイメージが強すぎてとっても悪い人に見えてしまう。で、この人の役どころというのが古いタイプの登山者。道具やウェアに関しても「最近のはねぇ・・・」と随分と否定的。ストックは邪道、アミノ酸や高度計も全否定。「薬や道具に頼るのはいかがなものか」とか言ってる。でもこの人が言うこともわからんでもない。僕なんかは登山歴は12年ぽっちしかないんだがそれでも僕が山を始めたころと比べると登山を取り巻く状況というのが随分と変わった。昔は山のお店には20~30代の女の人なんかほとんどいなかったけど山ガールが大量発生して以降は若手の女子が普通にわんさかいる。ウェアに関しても随分と派手な色合いのものが増えた。また商売としても市場が大きくなっているので随分と昔とは趣の異なるお店が増えた。客層もどう見ても最近山をかじり始めたと思しき若もんが大声で我が物顔でうんちくたれてるのを聞いてると「なんだかねえ」と思ってしまう。クライミングジムなんかもう人種が違いすぎて近寄ることもできない。でも時代の流れなんだよね。「昔はあーだったこーだった」と言っても時代は移り変わっていくんだよね。まぁこんなこと言ってる僕だって登山歴が30年も40年もある人から見たら「なんだかねぇ」なんだろうけど。
   で、話をドラマに戻す。僕は白馬岳は猿倉から入って大雪渓を登り栂池に下ったんだが   
←これ当時の写真
  
  
  
  
  
  
  
  
  
ドラマは僕とは反対ルートで進む。白馬大池山荘が映った時には「あ~ここで最終日に昼めし食ったな~」とか「大池にはサンショウウオがいっぱい泳いでたな~」とか思い出した。乗鞍岳が映った時は「あったあった。こんなとこにも乗鞍岳があったわ。」って思いだした。あんまりピークらしいピークではなかったけどここの山バッチも購入した。ちなみにみんなが登ってるところを僕は下ってたんだが「長いなぁ~」って思いながら歩いてた。話はそれるけどこの白馬岳、いろいろ思い出すとなんとアホみたいな話なんだけど僕はシュラフを忘れてしまいシュラフカバーにくるまって寝た。でも寒くてあんまり寝れなかったのを思い出した。
しかしこのドラマ、憂鬱な日曜の夜に輝く希望の光だな。次回も楽しみにしよう。
ちなみにこれ、5年前に登った白馬岳のブログ↓
http://ponpokosmile.blog.shinobi.jp/%E7%99%BB%E5%B1%B1/2011%20%E3%80%80%E5%A4%8F%E5%B1%B1%E8%A1%8C%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE%EF%BC%95