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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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12月29日。いよいよ北海道に向け出発である。新幹線が6時32分なので5時56分のゆりかもめに乗らねばならん。
5時15分起きという風にしてたんだが下のチビがなかなか起きない。家を出たのは5時48分。急がねば・・・と思い駅向かって歩いているとなんとゆりかもめが到着。「えぇ~!?」
時刻は5時51分。この時間帯に5分後に次のがくるんか???自分が時刻を間違えてたのかと大いに焦る。次の便だと東京駅に着くのがギリギリだったはず。まぁ自分一人ならいいんだが荷物満載で下のチビを連れて混雑している東京駅を走らねばならん。う~む、厳しい・・・。
改札を抜けホームに上がる。「新橋からタクシー乗るほうがいいのかな?」とか思いながら時刻表を見るとなんと5時56分の便は確かに存在した。おぉえらいぞゆりかもめ!!!土休日ダイヤなら山手線だって運が悪けりゃこの時間帯は10分近く開いたりする。
新橋で山手線に乗り換え東京駅へ。
僕らが乗るのははやぶさ・こまち1号。東京駅で函館行きの文字を見る日が来るとはね。あれだけ新幹線は嫌いだと言いながら北陸新幹線も北海道新幹線も開業したその年に乗っている。正直嫌いではあるんだが実際できてしまったしその影響でこれまでのような旅はできない。すっきりはせんが現実を受け入れるしかない。

   車内に乗り込み荷物を置いたら撮影タイム。上のチビはすでに電車好きは卒業したが下のチビはまだまだ電車好きである。
    
    
    
    
    
    
    
     
   
隣に停まってるE7系もパチリ。









列車は定刻に発車。しかし気になったのがデッキに乗り込んでる人々。この列車は全席指定なので乗れないはず。あの人たちは勝手に乗り込んできていると思っていたんだが調べてみると立席特急券で乗れるらしい。へぇ~知らんかった。だったらムーンライトながらとかでも乗れるんだろうか???まぁあれは快速なんで特急券はないんだがたまにデッキに立ってた人を見てたんで。つーか立席特急券とかってまだあったんだな。昔、広島に住んでた頃ブルトレに乗りたくて岩国ー広島間と防府ー広島間を立席特急券であさかぜに乗ったことがある。それっきり立席特急券なんてお世話になったことがなかったので今でも存在してることに「へぇ~」となった。東京を出るとすぐに地下に入り上野に到着。そして再び地上に出る。そして東京なんだか埼玉なんだかよくわからんところでふと窓の外を眺めると・・・「おぉぉぉ~!!!」
 なんと富士山が見えた!!!こんなとこからでも富士山見えるんだな。すげー!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それからしばらく富士山はお付き合いしてくれた。 大宮に到着しようかというところでも見えたし・・・









大宮を越えてもしばらく見えた。う~む、お見事!!!

列車は栃木に突入。あの山なんだろねぇ。那須岳か???わからん・・・。






列車はあっという間に仙台へ。いつもの旅なら朝一に東京を立って仙台に到着するのは昼過ぎだ。というわけで広瀬川を渡り








ビルが見えてきたら











仙台駅に到着。時刻は8時02分。かぁ~1時間半で仙台か。いつもなら黒磯を過ぎたあたりだ。








仙台を越えて再び列車は北を目指す。どの辺から雪が出るのかなと注目してみる。










盛岡の手前でもこんな感じ。屋根にうっすら雪化粧というのはあってもまだ全然雪景色ではない。








なんかすげー形のお山だな。子供が絵にかく山みたいだ。










というわけで盛岡到着。











盛岡!!!ここで旅の相方、こまちが切り離される。といっても全然姿が見えないので何の実感もない。ホームに降りて見に行くこともしなかったし。ちなみに子供らは上野を出てからそっこー暇し始めた。しかしそんなことは計算済みなのでiPadでウルトラマンの動画を見せる。おかげで多少のいざこざはあるけど概ねおとなしい。しかし父親的には窓の外を眺めて旅してるなぁということを感じてもらいたいし「仙台とはこんなところ」「盛岡とはこんなところ」「ここまで来ると雪が積もってる」なんてことを発見してもらいたいんだが全然である。ちなみに仙台に着いたとき上のチビに「ほれ、仙台着いたぞ」というと返ってきた答えは「ふ~ん」であった。
盛岡を過ぎるとあたりは雪景色。ここらでやっとこさ東北に来たなぁと感じる。






そして二戸に到着。ここから先は各駅停車になる。まぁ盛岡から先は本数がぐっと減るので理解はできるんだがその中でもいわて沼宮内はかわいそうな駅である。盛岡と二戸の間の駅なんだがここはスルーされて下りに関してはざっくり2時間に1本くらいしか列車が停まらない。まぁ利用客が少ないのだから仕方がないのかもしれんがだったらそもそもこの駅はいるんかいってなる。ウィキを見たら一日の乗車人員は85人。う~む、なんでここに新幹線の駅を造ったんだ???盛岡にも二戸にもIGRで30分くらい。こんなところに何億もかけて駅を造るとは・・・。維持費もかかるだろうに。まぁ政治的な何かがあるんだろうな。長野新幹線・・・じゃねーや北陸新幹線の安中榛名みたいなもんか。
 車窓は北国らしくさみしくなる







なんか建物が出てきたなぁ~と思ったら


 
 
 
 
 
 
 
 
 
  七戸十和田に到着。ちなみに八戸は撮り忘れた。十和田という文字を見ると十和田観光鉄道を思い出す。乗ろう乗ろうと思ってて実際乗る予定もあったのだが盛岡駅で電車を乗り遅れたりして結局乗れないまま廃止となってしまった。





七戸十和田を出発。車窓には雪景色が続く。











 
建物が増えてきたなと思ったら









新青森に到着。八戸も終着駅としての期間は短かったけど新青森も短かった。とはいえこちらは正真正銘の東北新幹線の終着駅であって北海道新幹線の起点の駅である。八戸はただの中間駅になってしまったけどこちらは終点・始発の駅であるので八戸のようなダメージは全く関係ないのだろう。しかしまぁここまで東京から3時間20分。いつもの旅なら20時だ21時だの到着するのが新幹線に乗ってしまえばこの有様である。正直まったく旅情はない。ただの移動手段。高速移動する箱である。
新青森を出発。ここからは乗りつぶしの未乗区間である。









そして間もなく奥津軽いまべつ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 元「津軽今別」。なんで今別がひらがなになったんだろうね?しかしほとんどの列車が通過だったこの駅に新幹線を停めるとはね。政治的なことなのか運行上のことなのか。よくわからん。
建設中の津軽いまべつ駅。よく調べたら形の上では津軽今別駅とは別もんらしい。あちらは正式に廃止。こちらは新幹線開通と同時に新しく誕生したらしい。






昔はこうでした。昔のブログ参照→http://ponpokosmile.blog.shinobi.jp/%E6%97%85/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%83%BB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%80%E4%B9%97%E3%82%8A%E9%89%84%E3%81%AE%E6%97%85%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE%EF%BC%91%EF%BC%97
 
 
 
 
 
  
新幹線開通で停まる列車の本数が3.5倍だ。










列車は木古内に向け出発。いよいよ青函トンネルへと突入だ。これまでは青函トンネルに入るまでもワクワクしたし青函トンネルの中でもワクワクしたし青函トンネルを出た時にも「うわぁ~北海道だー!!!」と感激したもんだが今年はとうとう新幹線での通過である。




そしてあっという間に青函トンネルを通過。トンネル内は速度が140km/hに制限されているのでいうほどあっという間ではないのかもしれんがそれでもこれまでの感覚でいえばあっという間だ。そして列車はまごうことなく北海道の大地を走っている。う~む、あっけない。旅情もない。「はぁ~るばる来たぜ♪♪♪」という感覚も全くない。なんかちょっと虚しささえ覚えたりする。



そして列車は木古内へ。う~む、あっという間だ。なんか去年までとは大きく時代が変わってしまったと感じる。なんかこれまでの荘厳さというか重々しさというか北海道への「遥かなる鉄路」って感じが全くなくなった。去年までも新幹線に乗ればこれと大した変わらんような感じだったんだろうが東京から新幹線で北海道に来るのが初めてな者からすれば隔世の感がある。


建設中の新幹線木古内駅。










新幹線の駅舎の横で肩身が狭そうな江差線のキハ40。
昔はこうでした→
http://ponpoko.blog.shinobi.jp/http---ponpoko.blog.shinobi.jp-_5/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%802014%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE54_138
ちなみに青函トンネルを出たところには知内駅という知る人ぞ知る駅があった。そこを訪れた時の話→
http://ponpoko.blog.shinobi.jp/http---ponpoko.blog.shinobi.jp-_5/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%202014%20%E5%85%B6%E3%81%AE55

そして列車は新函館北斗へ到着。終点である。









思ったよりも多くの人が乗っていた。改札はこんな感じ。









 この駅もこないだまでは渡島大野という何の変哲もないローカル駅だった。この時の話→
http://ponpoko.blog.shinobi.jp/http---ponpoko.blog.shinobi.jp-_5/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%802014%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE51

というわけで北海道に上陸した。
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