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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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今年もルミナリエに行ってきた。今週末の帰省は子供の学校の作品展や年賀状用の写真を撮りに行くという目的もあったんだがこのルミナリエが最大の目的であった。今回も車で出陣。毎年恒例のポーアイの中華料理の店で腹いっぱい食いまくってからいざルミナリエへと向かう。

今年もやってきた。ここに来ないと年が越せないわ。



「5年後も続いてるかな~」と不安にもなるが今年もわずかながら募金もした。

来年もまたここに戻ってきたい。つーか来年あたりはもう関西に戻ってきてるかもしれん。

とりあえず今年もルミナリエに来た。2016年。今年もあと3週間あまり。来年はとうとう40歳だよ。う~む、文字で見ると強烈なインパクトだな。30歳になった時とはなんか重々しさが違うわ。 
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今週末は帰省していたんだが川西にできたというドン・キホーテにいってみた。道中、能勢口の交差点で信号待ちをしているとなんとデイリーから変わったセブンイレブンがつぶれていた。う~む、ショッキング。川西で急増中のセブンイレブンなんだがまさかつぶれる店が出てきてしまうとは。
そしてドン・キホーテへと向かう。清和台の住宅地からほど近いところにそれはあった。ゴルフ場のすぐわきである。想像してたのよりも大きくてパチ屋も同じ場所にあった。店にほど近い駐車場に空きがなかったので結局店に入ることなくそのまま家に帰ったんだがもうちょっと我が家から近いとこにあったらなぁ。これだったら伊丹の店に行ってしまうわ。
川西の奥の方では今度第2名神・・・じゃなかった新名神のインターもできるしいい感じだ。まぁこちらの方も遠いから上りなら中国豊中or吹田、下りなら宝塚のインターを使うだろう。とりあえず宝塚の渋滞が緩和されるなら僕的にはそれでいい。
僕的に気になるのがキセラのこと。こちらは近いので期待してるんだがどんな商業施設ができるのかいまだにはっきりしない。いいのができるといいんだけどね。

今日は仕事が終わって飯食ってから散歩に出かけた。出発したのは21時10分ずぎ。目的地は渋谷だ。田町の駅を突き抜けて慶応大学の横を通り港三田四の郵便局のとこから麻布通りに出て明治通りに入りそのまま渋谷駅へ。所要時間は1時間20分ほど。意外と早く着いた。帰りも歩きで引き返すことも考えたがガッキーのドラマを見ねばならんので電車で帰った。2時間くらいかかるかなと思ったけど全然余裕だった。次は新宿まで行ってみるか。あ、渋谷から六本木経由で帰るのもいいな。ここ最近仕事が早く終わるからこんなこともできていいわ。まぁ残業代がなくなって収入は激減なんだけどね。それでもまぁ金よりも時間だ。

本日の記録・・・621kcal  ほぼ平坦だからね。なかなかカロリーも燃えんわ。

今日の昼から盛り上がってる山女日記の第4回をみた。いや~工藤夕貴も佐藤藍子もいい味出してた。酒を飲みながらほろ酔い気分で見たけど実に面白い。唐松岳、もう一回登りたくなってしまったぞ。全7回ってことはあと3回で終わりってことか。ってことは12月の3週目で終わりってことだがそれまでは憂鬱な日曜日の夜の楽しみができるってことだ。来週はその時間は新幹線の中。おそらく名古屋の手前くらいを走ってるんだと思うけどケータイのテレビで見よう。憂鬱な東京行きの新幹線に少しだけ明るい希望ができたな。楽しみだ。

今日、テレビの番組表を見ていたら「おぉ!!!」というものを発見した。BSのNHKでやってる「山女日記」である。ネットのニュースでこういうのをやるってのは知ってたけどいつやってるかまでは調べてなかった。で、今日は第4回。ってことは11月から毎週日曜日の夜にやってたんだな。とりあえず今日から見ようと思っていたら何ともラッキーなことになっていた。なんと今日の13時から過去の3回分を一気に再放送するのである。おぉ~すんばらしい!!!
で、3回分を通して見た。いや~面白い。山だけでなくてドラマの展開的にも面白い。1、2回では久々に上原多香子をみた。いろいろあったけどもう大丈夫なんかいな???で、よく見れば南野陽子の姿も。なんかもうベテランのオーラが出てますな。
3回目でも「おぉ!!!」もしやもしやと思ったらやっぱりそうだった。これまた久々に佐藤藍子をテレビで見た。しかし年とったな~。ちなみに僕と同い年だ。誕生日は3日違い。まぁ佐藤藍子が年とったってことは僕も年とったってことだな、はっはっはっ。
とりあえずこれで過去の3回分まで追いついた。今夜の4回目も楽しみだ。ちなみにこの3回分の放送が終わった後にはにっぽん100名山の再放送のあった。なんとも粋な計らいというかここではドラマで出てきた妙高山と唐松岳(番組名的には五竜岳)をやっていた。これで妙高や五竜に飛び出していく人も1人か2人はいるだろう。まぁ初心者の人はまた来年って感じだが。
引き続き僕はこれも見た。妙高山と火打山は来年行く山だ。妙高山は鎖場があるんだな。まぁ足場が切ってあるんで問題はなさそうだが。五竜岳では久々に牛首をみた。いや~通った通った。3年前に山のパートナーK籐と一緒にここを通過した。9月の連休の時だったんで小屋は足の踏み場もないくらいぎゅうぎゅうだったな。テン場も張りきれないから小屋の裏側や登山道にまでテントが張られてた。あれから3年か。いろいろあったな。僕は東京に飛ばされたしK籐には2人目の子供が生まれた。なんか遠い目になっちゃうな~。明日からまたきつい1週間が始まる。いつもは嫌いな日曜の夜だけど今夜は山女日記で心を癒されよう。

今日、ディズニーから帰って映画の女子ーズを見た。途中から見たことはあったけど初めから見たのは初めてである。ほんとは横浜在住の友人、W田と一緒に飲もうかと思ったけど経費節減で家で録画してた映画を見ながら飲もうと思ったのだ。
まずはこれを見る前に「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」を見る。こないだも見たんだが今日「女子ーズ」の前にやってたのでこれも合わせて録画しておいた。
その後、お目当ての女子ーズを鑑賞。いや~何回見ても面白い。このユルさが何とも言えない。なかなかこんなのないわ。というわけで土曜の夜を満喫した。

今日は休み。天気もいいし早起きして高尾山に行こうかと思ったけど結局2度寝してやめた。で、山の代わりに歩いてディズニーランドまで行こうと思った。途中、葛西臨海公園でバードウォッチングして行こうかと思ったけど出発したのは13時20分すぎ。出るのが遅くなったのでやめた。フィールドスコープを持って行こうと思ったんだけどね。また今度だ。
久々にレインボーブリッジを渡る。いい天気だ。






スカイツリーもきれいに見える。












東京にいる間に一度は登ろうと思うけど高いんだよねー。あ、これお値段の話。

背後からマリオカートの格好の人達が。最近めちゃくちゃ見るわこの人達。昼間だけじゃなく夜も見る。





相変わらず船の往来の多いこと。











お台場に上陸し進路を左に取り江東区に突入。
で、今回はここを突き抜けていく。








東レなんちゃらかんちゃらとか有名な大会とかやってるとこである。










その後も突き進み新木場・夢の島までやってきた。こないだ歩いたときは新木場から電車に乗って帰ったけど今日は東京を飛び出して浦安まで行くのだ。
夢の島の公園を歩いているとこんな看板が。








ほぉ~。ここにはこんな人が出没するんですな。

台場から江東区に入り江戸川区へと至るうちに港湾エリア特有の殺伐とした感じになってくる。広い道路だけあって人の生活の営みが見えないエリアだ。まぁ江東区も江戸川区も住宅地は全然違うんだろうけど僕が歩いてるところはそんな感じだ。
 で、荒川にさしかかる。







おぉ~皆さん走ってますな。











で、橋を渡っていると・・・











おぉ~!!!あれは筑波山!!!つーか東京から見えるんだな。まぁ富士山も見えるくらいだから筑波山くらい見えるか。でもあの低山が見えるんなら雲取とか丹沢とかだって見えるとこからなら見えるのかな。
橋を渡り終えようかというところでこういう景色が。左岸にもこういうのができている。もしやこれがかの有名な荒川のサイクリングロードか???













しかし自転車よりも走ってる人の方が多い。こんなとこロードで走れたもんじゃないぞ。

で、しばし歩いて再び橋にさしかかる。この橋の名前は・・・







まいはまおおはし。おぉ~舞浜の文字が。ここを渡れば舞浜か。

おぉ~あれはディズニー関係の・・・








なんだっけ?名前は知らんがディズニーの何かである。電車からもよく見えるやつである。

橋を渡ると件の建物が全容を現した。なんのアトラクションだろか???







とりあえずディズニーの場末に到着。よくわからんがこの横から駐車場に向かうっぽい。 
で、さっきの建物の前に到着。つーかここ、アトラクションではなく・・・







ディズニーランドホテルというホテルだった。なんか嫁から聞いたことあったな。なんかこんなのが開業したとかって。ちなみに嫁はディズニーオタクで結婚式もアンバサダーホテルでやった。
そして16時38分、ディズニーランドに到着。15時半ごろから暗くなってきて16時を過ぎると急激に暗くなってくる。16時半とかもうほとんど夜である。北海道もそうだけど東日本の夕暮れは早い。



この時間なんで帰る人たちも多い。僕が東京に来てからもう何回もここへ来たけど我が家のディズニーランドは毎回地獄の行軍である。切り込み部隊で嫁がほぼ始発で舞浜に乗り込みゲートの前で場所取り。その後僕が子供らを連れて舞浜に乗り込む。僕らが家を出るのは6時過ぎ。そして8時のオープンから22時のクローズまで、、、つーかそこからお土産を買い始め22時半くらいまでパーク内に居残る。そこから家に帰るもんだから家に着くのは0時をまわる。こんな感じだから毎回毎回疲労困憊である。せめてエレクトリカルパレードを見て帰るくらいなら「いや~楽しかった。」で済むんだが・・・。
というわけで僕も舞浜駅へと向かう。歩き始める前は帰りも歩いて帰ろうと思ったけどそのころはすでにレインボーブリッジは歩いて渡れない。それに加えここまで来る道のりを振り返ると正直暗くなった状態で歩きたいようなところではない。というわけで電車で帰ることにした。


駅に向かって歩いていると・・・











なんちゃらかんちゃらっていうモノレールが通過。









この段階では東京駅から歩いて帰ろうかとも思っていたが結局田町まで電車で帰った。家からディズニーまで歩いて3時間ちょっとか。先々週は六甲全縦で14時間歩いたから3時間くらいはどうってことない・・・と余裕で言いたいとこなんだがやっぱアスファルトの舗装路歩きは足にやさしくない。今日もサロモンのトレランシューズで歩いたんだがソールが削れてそうで嫌な感じだ。次は買って10年くらいたつけどほとんど履いていないアシックスのランニングシューズで歩こう。あれならもっと軽いし正直ソールとかどうなってもいいし。まぁ明日は雨だから無理だな。

今日の昼休み、田町の駅にムーンライトながらの指定席を取りに行った。来月の3連休に18きっぷで帰省するのだ。
12時ジャストに弁当を食べ始め食べ終わったらすぐに駅の券売機へ向かう。久々のムーンライトながら。昨年の春以来である。
しかし・・・「へ???」
なんと今日が発売日ながら12月22日のムーンライトながらはすでに満席。マジか~!!!人気ありすぎだろ。つーか貴重な昼休みを使ってやってきたというのに・・・。これじゃ朝一で東京を出発せねばならなくなったではないか。それでも家に着くのは15時くらいだぞ・・・。そんなわけでとっても寂しい気持ちで会社へと戻っていった。

今日、立川で中高からの友人K君と飲んだ。このK君、現在青梅在住なんだが来月から広島に転勤なのである。K君と飲むのは2年以上ぶりだ。僕が東京に転勤してきた年に1度だけ飲んだんだがその後はなんだかんだで全然会っていなかった。その後そのK君から連絡があったのは今年の6月。燧ケ岳・平ヶ岳に向かう日なんだが風呂に入って「出陣じゃー!!!」と思ってたところにK君からのメールが入った。その内容が非常にのっぴきならないもので緊急性を伴うものであったためにその時は友人をとるか山をとるかか正直迷った。結果友人をとってそのあと山もとったんだがその時何があったのかというと簡単に言うと精神的に追い詰められたK君がどうにもこうにも困り果て僕に連絡してきたのだ。借金とかあって仕事もうまくいかず最後の辺は泣き出したので「これは限界だな」と判断し心療内科を受診し診断書を会社に出すよう勧めた。結果会社も部署をかえてはくれたんだが今月初めに「広島戻るかどうかすぐに判断しろ」と言われ広島に戻ることにしたという。そこで最後に飯でも食おうということになり今日にいたる。初めは新宿あたりと考えていたんだがあまり体調も良くないようで「青梅の人的に街に出る感覚」に陥るという立川で飲むことにした。以前会社のヤマ部で高尾山の帰りに立川で飲んだことはあるんだがその時に場所的な感覚というのがよくわかってなく僕的には「中野の向こうらへん。三鷹とかそのへん。」とか思って券売機の路線図を見ると「うわっ!!!」
立川って三鷹の次どころではなくそれよりもずーっと奥でほとんど八王子であった。う~む、けっこう遠いな・・・。立川駅に18時半集合にしてたんだが読みが大きく外れてしまい18時40分に変更。なめてたな立川を・・・。
時間があれば東京駅から座って立川に向かおうと思っていたんだが、時間がないので新宿に向かう。案の定新宿からは座ることができず国分寺あたりでやっとこさ座れた。で、立川に到着しK君と合流。この辺の店とか全然知らないので店はK君に任せる。しかしこの立川、前の記憶がほとんどないのでほぼ初めて来るようなもんなんだが予想以上に栄えている。人口は川西と大して変わらんのだが駅前とかずいぶんと都会っぽい。たくさんの人が行き交いモノレールも乗り入れてるので景観的には23区のどっかの駅前とか言われても全く分からん。
で、K君の案内で鳥良しという鳥料理の飲み屋に入る。なんかお上品なつくりで個室の店なんだがやたらと広い。席についていろいろ話し始める。K君は抗うつ剤の薬を飲んでいるので「アルコールは大丈夫?」と聞くと「今日はいい。」とのこと。まぁこちらに合わせてくれてるんだろうな。
そして東京に来てからのこと、こないだの電話に至るまでのことから今日にいたるまでのことなんかの話をした。借金の額は百数十万。独身なので頑張れば1年ちょいで返せそうな気もしたんだがまぁ色々あるんだろうな。その後は中高時代の話やカープの話題に移り気がつけば22時。そこでお開きとなった。まぁこの年になると色々会社での立場が下でくっついていく立場からまとめたり指導したり言いたくないことも言わされてみたりと正直しんどくなってくる。僕だっていつK君みたいになるかわからんし。今年の春とかほんとしんどかったしな。でもそんなときに一人で閉じこもるよりも家族とか友人とか話せる人と話せれば少しは精神的にもマシになる。やっぱ友達って大事だわ。今からでも数少ない友達としっかりつながっていこうと思った。

最近JR北海道の悲報をネットのニュースで見ることが多いが、今日も見てしまった。10路線・13区間で維持が困難と表明し18日には記者会見を開いて正式に発表するという。現在のJR北海道の約半分の区間がこれにあたるらしい。日高線の苫小牧―様似、宗谷線名寄―稚内、根室線の釧路―根室、滝川―富良野、室蘭線沼ノ端―岩見沢間、 釧網線 東釧路―網走間、石北線新旭川―網走間、富良野線富良野―旭川間を上下分離方式を目指す模様。これで路線が残るならまだましだけど厳しいだろうな。つーかJR九州は上場を果たすけどJR北海道は絶対しちゃだめだな。もししちゃったらこの路線とか全部廃止にさせられちゃう。もっともこの業績じゃ上場はそもそも無理か。新幹線が札幌まで延びたら函館線の山線も廃止だろうしな。留萌線は消滅するし根室線も富良野ー新得間がちょん切られる。札沼線の末端も同様だ。寂しいねぇ。時代の移り変わりというのは残酷だ。

今日ネットで地元川西のことを見てたらなんか知らない間にいろんなことが起こってた。なんと多田にドン・キホーテができていた。おぉ~川西にドンキができるなんて。いや~いいなーと思ったもののよく考えたらあんなとこまで行くんだったら伊丹のドンキに行った方が近いと気づく。しかしその後驚愕の情報を目にした。なんと能勢口のラウンドワンが閉店していたのである。マジか~。正直ほとんど行かなかったけどこれがなくなったら能勢口がぽっかり空いてしまうというか駅前が空洞化してしまうぞ。跡地はどうなるんだろうか???つーか川西の『超」一等地にあるこの施設が潰れるなんて想像もしなかった。またマンションができるのか???つーかもう川西にマンションは供給過多だと思うんだが・・・。しかしこれで川西からボーリング場が消滅してしまったな。昔はもう一つあったんだがそこも10年くらい前に潰れてしまった。跡地には大起水産ができている。つーかこれでまた能勢口が寂しくなったな。この冬には好日山荘も撤退してしまったし。ちなみに産業道路のとこのラブホもつぶれたらしい。いろんなものがつぶれていくな。マンションとかじゃなくて商業施設ができたりするとちょっとうれしいんだけどね。どうなることやら。

昨日全縦を終えてからの話。結果的に最終の新幹線に間に合う時間にゴールできたんだが、僕はサンライズで東京に戻る予定にしていた。帰宅し風呂に入り23時過ぎまでのんびり過ごしていざ出発。川西池田から電車に乗り込む。時間が時間だけに全縦参加者らしき人は一人のみ。兵どもが夢のあとって感じである。
尼崎で乗り換え大阪に到着。電光掲示板には「サンライズ瀬戸・出雲」の文字。久々の寝台列車。初めてのサンライズである。





列車は4分遅れ。いい加減疲れもあるのでさっさと乗ってのんびりしたい・・・。










僕が乗るのは3号車。だいぶ後ろの方である。









「早くこ~い!!!」と神戸方を見ているとやっとこさ来た。









 

おぉぉぉぉぉ~!!!







サンライズにゅうせ~ん!!!

 
待ちかねたぞ!!!というわけで乗り込む。










早速自分の寝台へ。個室である。秘密基地みたいで楽しい。広くはないけど寝るには十分である。














新大阪通過~!!!







いつもは田町ー品川間の車両センターに留置されてる姿を見てるんだがこうして乗るのは初めてだ。寝台列車は4年前に乗った仙台ー函館間の北斗星以来である。しかしいいねぇ~寝台列車。楽しいわ。終点の東京駅着は7時08分。明日も仕事だし早く寝ないといけないんだがやっぱすぐに寝るのは惜しい・・・。というわけで京都を過ぎるまではこの大きな車窓からの眺めを楽しんだ。ちなみに途中で車内改札もあった。こんな時間でも改札はあるんだなぁ。
 
 
翌朝・・・横浜駅で目が覚めた。時刻は6時50分過ぎ。こんな時間ならまだ閑散としてるとだろと思ってブラインドを開けると・・・「どわぁぁぁぁ~!!!」向かいのホームには通勤中の人・人・人!!!こんな時間からすでに朝のラッシュは始まっていたようだ。いつも8時ごろ起きて自転車で10分といいう通勤を3年くらいやってるので朝の駅の姿というものを忘れていた。つーかこの時間でこれかぁ。東京駅から田町まで山手線or京浜東北線で戻るんだがあんな満員列車に山のでっかいザックを背負って乗り込む自信がないぞ・・・。途中並走する京浜東北線や山手線の列車を見るとこの時間でもすでに通勤地獄は始まっていた。う~む、気が重い。
東京駅には10分遅れで到着。入線してきた山手線は満員だったが東京駅でどかっと人々は下車。結果座れはしないが難なく列車には乗りこめた。そして無事田町に到着。いや~楽しかったなサンライズ。寝るだけではもったいない。もっと早い時間から乗れたらよかったのにな。そうしたらもっと車内での時間を楽しめたのに。こういう列車は移動手段というだけでなくその空間で過ごす時間も旅の一部だ。とっても楽しい。いつか最初から最後まで乗り通してみたいな。東京にいる間ならそのチャンスはある。いま日本で走っているただ一つの(ん?岡山までは別々の列車だから2つか?)定期運行の寝台列車だ。電車型なのでブルートレインではないけどそれでもいい。北斗星が消え、カシオペアも消え、はまなすも消えた今ではこのサンライズ瀬戸・出雲は最後の砦だ。これから先もなくなることなく頑張ってもらいたい。

さぁ最終決戦の始まりだ。大体ここから3時間くらいで下りられたら御の字だ。
あのトンネルを越えちょろっと歩くと・・・








とうとうやってきた。最終決戦の地、東六甲の下りへと突入である。









いきなりの下りをこなしていく。いつもは膝がやられてるんだが今日はいい感じに行ける。今日は雨も降ってないので地面もしっかりしている。いや~雨が降ってないって素晴らしいよね。
辺りも暗くなりヘッデン点灯。いつもはガンガンちぎられるけど今日は集団についていく。









 ちょっと差が開いても小走りで追いつけるほど状態は良い。この集団をペースメーカにして後ろをついていく。













船坂峠もばびゅ~んと通過し17時34分、大平山の舗装路に到着。計画では19時だったから余裕を見ている後半戦ではじゃんじゃん時間を巻いていく。ここでも休憩することなく通過。

 
 
 そして再び登山道へ。
 
 
 
 
 
 
 
そして再び舗装路を目指して急降下中。地面が乾いていることも大きいかもしれないけどなんか今回は今までの非常に厳しかった東六甲縦走路の下りがそれほど厳しく感じない。元気があるから何なのかようわからんがすいすい下れる。何だろね。今年はめちゃくちゃ厳しい下りを経験したからか対して厳しさを感じない。平ヶ岳や高妻山や飯豊山の時の厳しい下りと比べたらここの下りが非常に素直な下りに感じる。


その後も集団の後ろについて歩いていくととうとう塩尾寺に到着!!!









時刻は18時41分。予定では20時半の到着であるから2時間ほど巻いている。ここまで来るとさすがに明らかに疲労を感じる。膝にも少し痛みを感じる。ここで小休憩。ガーデンテラスで残してたフライドチキンの残りを平らげる。しかしまぁめちゃくちゃ早く下りれたなぁ。これなら最終の新幹線にも余裕で間に合ったなあ。



エネルギーも補給したしゴールを目指して下って行く。毎年ここでは膝の痛みに苦しめられる。ここまでにもたいがいやられた膝をこの舗装路の急坂で完膚なきまでに破壊される。しかし今日は随分とマシである。

目の前には宝塚の夜景が広がる。気持ち的にも体的にも余裕があると「きれいだねぇ~」と感じながら眺められる。
いつもなら息も絶え絶え行き倒れのような姿でよろよろ歩いていくのだが今回はしっかりとした足取りでここまで来た。ここを右に曲がれば・・・





 ゴール!!!!!!!!!!!
時刻は19時20分。当初の計画では21時半のゴールを目指してたので2時間以上巻いている。スタートからゴールまでの所要時間は13時間45分。おぉぉぉぉぉ~15時間どころか14時間も切ってるではないか!!!この大会は競争ではないけどこれまでの最速記録よりも1時間半以上も早い。いや~今回はほんと調子が良かった。しかし今回は「勝手に」縦走大会なので完走の賞状もたてもない。来年はきちんと申し込もう。
そして宝塚駅へと向かう。ここでは甲子園大学の学生さんがおもてなし部隊としていろいろやってる。はばたんも来ているがとっとと家へと向かう。今帰れば子供らと一緒にふろに帰れる。つーか全縦終わってこんなに余裕があるなんて初めてだ。来年もこんな感じでゴールできるよう頑張ろう。




本日の記録  獲得上昇高度・・・2225m 獲得下降高度・・・2270m  消費カロリー8611kcal   獲得高度に関しては途中でプロトレックのログが途切れてた時間帯があるので上昇高度がもう少しあったのかもしれん。しかしまぁ1日で2000m以上登るなんてことは普通の登山ではほとんどない。我ながらよくやるわと思いつつも今回は楽しかった。今回の勝因を考えるとまずはシューズ。重い登山靴でなく軽いトレランシューズにしたのが大きかったと思う。それに加えてこれまでの膝のサポーターをやめて膝にはテーピングを施した。正直膝のサポーターをつけていると歩きにくかった。さらに今回はこの日のためにトレーニングも行った。高尾山ー陣馬山の縦走を直前の2ヶ月で4回。回数は多くないけどストックなしで行ったので今回の大会で久々にダブルストックになった時のぐいぐい歩ける感じは新鮮だった。あとは雨が降らなかったのも大きかったな。あとなんだかんだ言ってもスタート時間が早かったのも大きかったかも。5時スタートは無理だったけど5時半スタートだったからそこまでひどい渋滞には巻き込まれなかった。あと30分遅かったらだいぶ違ってたかもしれん。来年も弟君の家に泊めてもらおう。ちなみにGPSで計測した距離は41.73km。途中電池切れも起こしてたのでもう少しあるのだろうがやっぱ56kmもないってのはほんとみたいだ。

 掬星台のあずまやで大休憩。補給食のの整理とハイドレーションの補給をする。予想以上に暑くてハイドレーションがほぼ空になってしまった。自販機では軒並み目ぼしいものは完売。その中でいろはすだけは奇跡的に買えた。それと予備でリンゴの炭酸飲料も購入。炭酸飲料はなんか知らんけど残ってる。それでもあとは時間の問題だろう。
ベンチに腰掛けおにぎりを補給。でもってハイドレーションにいろはすを補給しようとすると・・・「おわぁぁぁぁ~!!!」
なんとこのいろはす、炭酸水であった。よく見ると「いろはす サイダー」とか書いてある。うわ~だからかー!!!だから売れ残ってたのかー!!!
非常に違和感はあるものの背に腹は代えられないのでこのサイダーをドボドボとハイドレーションに入れる。帰ったらよく洗っとかんとな。べたべたしそうだ。
 そして恒例のホットレモンをいただく。僕は「勝手に」参加してるわけで少々良心が痛むので隣のテントに僅かばかりの募金をしてからいただいた。う~む、うまい!!!レモンまでがしがし噛んでそのままゴクリ。疲れた体に染み入るねぇ。ちなみにここに来るまでもポッカレモンを原液で注入。疲れた体にはクエン酸だ。
ちなみに今回はマッサージは受けなかった。今のところ膝関係にも違和感はない。というわけで13時42分、掬星台を出発した。
いつもならここからずし~んと体に疲労感が覆いかぶさってくるんだが今日はそこまでの疲労感はない。モンベルの出店が出てるオテル・ド・摩耶の前も快調に通過しアゴニー坂もこれまでにないくらいの軽快な足取りで下って行く。
「おぉ!!!」舗装路に出たぞ。いつもはひーこら言いながら下るんだが今日はいい感じだ。





舗装路に入る。いつもはここで絶望的な遅さで歩き後ろからごぼう抜かれするんだが今日は頑張って歩く。舗装路から再び登山道に入り三国池を目指す。いや~この辺ではっきり自覚した。今日は最高に調子がいい。これまでだとこの辺はもう完全にグロッキー状態で重力が2倍にも3倍にも感じるところなんだが普通に歩ける。後ろから抜かれることもあるけど自分のペースで休むことなく歩いていく。ところでサイダーを入れたハイドレーションなんだがチューブを口に含み飲み口を噛むと「ぶしゃ~~~~!!!」とものすごい勢いで口の中にサイダーが流れ込んできた。背中で振られてものすごいことになっているのであろう。
そんなこんなで三国池の舗装路には14時半に到着。おぉ~とうとう遅れを回復したぞ。ここでも休憩することなく先へと進む。





 苦手な舗装路だけど快調に進む。やっぱトレランシューズが功を奏してるのかな?とにかくよかった。








藤原商店さんには今日も人だかりが。僕もここで補給をすることも考えていたけど調子がいいのでこのまま進む。ここまで来れば「あそこ」まではもう目と鼻の先だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 六甲山ホテルを通過しとうとう「あそこ」を射程圏内にとらえる。そして・・・
14時50分、六甲山郵便局に到着!!!いや~やってきましたよ六甲山郵便局!!!うれしー!!!







さっそく甘酒をいただく。毎年ブログで書いてるけどここの甘酒は宇宙一美味しい。ここまで何時間と歩いたところでのこの温かい甘酒だ。うまくないはずがない。「勝手に」飲ませていただいて恐縮なんだがここでも2杯おかわりさせていただき幸せな気分で出発した。ちなみに計画ではここ六甲山郵便局の通過は15時。遅れを回復しただけにとどまらず5分以上巻いての出発だ。


記念碑台を通過し六甲山小学校のとこから山道に突入、ゴルフ場も通過。ここまで来ると追い抜かれることも多くなるけどそれでもこれまでと比べると比較にならないくらい順調だ。ゴルフ場を突き抜け舗装路に出る。舗装路を少し歩いて登山道へと分けていく。ここを抜ければガーデンテラスだ。
15時25分、ガーデンテラスに到着。計画ではここは16時に通過。だいぶ貯金を作ったぞ。後半戦はグロッキーの極みになってるという想定だったので余裕を持った計画を立てたんだが今日はほんとに順調に進んでいる。ここで小休憩。腰を下ろして行動食を補給。懐刀のフライドチキンもここで投入。1本丸ごとは食べれなかったので残りは後半戦に回すことにした。ところで背中のサイダーが入ったハイドレーション、激怒したハリセンボンのごとくはち切れそうなほどにパンパンになっている。針で突いたら爆発しそうだ。
さぁ最終チェックポイントに向けて出発だ。ここからは舗装路と登山道がクロスしながら続いていく。多くの人が舗装路を進んでいくんだが僕は忠実に縦走路を進む。いつもは真っ暗な中を一人で進んでいくんだが今日は僕の前を歩く2人組もこのルートを進んだ。周りに人がいるのは心強い。それに加えて時刻も16時前なのでまだ明るい。僕の後ろにももう一人この道を選択した人がいて4人で歩く。最後、最高峰へと向かうところで僕は舗装路に移ったんだが3人はそのまま縦走路を進んでいった。
16時17分、最終チェックポイントに到着。さすがに疲れが出てきたのでここでも小休止。計画では17時半にここを通過。恒例の大崩れがなかったので余裕を見た分がどんどん貯金になっていく。
トイレを済ませその横でエネルギージェルを補給。「さぁ行くか・・・」
ここからは後半戦の大核心部、塩尾寺への急坂下りへと差し掛かる。

菊水山で休憩をしようかと思ったけどことのほか体が動くのでそのまま進むことにした。なんか調子がいい。ところで今回は登山靴ではなくトレランシューズで参加している。高尾山でのトレーニングで慣らしをしておいたサロモンのトレランシューズである。これが功を奏しているのかもしれん。重い登山靴よりもトレランシューズの方が全縦には向いてるのかもしれん。
 いったん大きく下って天王吊橋へ。なんか思うんだが下りがうまくなったのかも。踏ん張らずに重力に任せてほいほい下る。トレランシューズのおかげかこれまでの修行でついに開眼したのか。よくわからんけど調子よく下れた。




そして鍋蓋山へと取りつく。ここではいつもずしーんと体が重く感じるんだが今日は全く問題ない。


延々と続く行列にも千切れることなくついていける。

11時19分、鍋蓋山を通過。







ここでも調子よく下りをこなし大龍寺前の自販機コーナーへ。おっ、「GO TO 宝塚」の手書きのボードを持った人がいる!なんかうれしいねぇ。







ボロボロだった前回はここで大休憩。でも今日はこのまま進む。










大龍寺の門に到着。豚汁とか売っててうまそうだったけどそのまま通過。










で、勢いもそのままに市ケ原に到着。時刻は11時51分。予定の21分遅れ、当初の遅れを4分短縮した。毎年ここでジュースを飲みながら休憩をするんだが、今回はここでも止まらない。いや~なんだこれ?ちなみに今回は朝一でスーパーヴァームでアミノバイタルを流し込み、要所要所でエネルギージェルを投入。こういうのも効いてるのか???



そしてついにやってきた。この全縦大会最大の難関!!!摩耶山へ続くきっつ~い登りである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  よぉ~し行くぞ!!!










最大の難関に臨む。止ることなく登っていくが心拍の方も昇り竜のごとく上がっていく。はぁはぁ言いながら登って行くも途中で後ろにつかれたりしたときには道を譲った。
そして「ぶひぃ~」。稲妻坂を登りきった学校林道との合流点でついに座り込む。スタートから7時間。普通の山行なら終盤にさしかかろうかというところだろうがこの全縦に関していえばまだ半分にも到達していない。まぁそれはいいとしてちょっと休憩だ。




 
  そして行動再開。しんどいけども歩みは止めない。エネルギーを補給しながら止まらず歩く。えっさほいさ。止まったら負けだ。そして・・・










 「おぉ~!!!」登りきっちゃったよ。思ったよりもあっけなく登りきった。






何だろこれ?多少疲労は感じるけどこれまでで一番調子がいいかもしれん。先週の自転車レースでは「もう終わったかもしれん・・・」と思ったけどなんか今日はおかしいくらいに調子がいい。
 
 
 
 
 
 
  13時25分、摩耶山は掬星台に到着。予定の10分遅れで当初の遅れを11分短縮した。
 
 
 
 
 
 
 
 

5時35分、9回目の六甲全縦大会が始まった。ところで今回はこの大会に向けて色々対策というか計画を立てた。ここ数年、体力の衰えというかなんというかとにかくスタートからゴールに向けての自分のズタボロさ加減が著しい。体重の増加と残業地獄が原因と思っていたんだがよくよく考えてみるとあれだけの過酷な大会に参加するというのにそれに向けて全くトレーニングをしていない。夏休みの山行を終えるとあとはロードばかりで山には行っていなかったように思う。そこに加えて残業地獄で精神的にも体力的にも疲労が積もっている状態だった。20代や30代前半ならわざわざそんなトレーニングも必要なかったのかもしれんがもうそんなことは言えない年代に突入してしまった模様。というわけで今年は全縦に向けて少しばかりトレーニングをした。高尾山ー陣馬山の縦走なんだが距離は全縦の半分にも満たないので少しでも負荷をかけようと荷物を増やしてストックなしでの山行を9月から4回ばかり行った。予定ではもっと行くつもりだったんだが4回止まり。それでもしないよりはマシだしダブルストックが当たり前になってるところでのこのトレーニングは結構有意義だったと思う。そして今回はスタートからゴールまでの目標通過時間を決めた。ざっくりではあるけど何にも考えずに出たとこ勝負で歩くよりはペースとかいろいろ状況を考えながら歩く方がいいと思ったのだ。ちなみにその目標というのが妙法寺通過が7時45分、菊水山が10時、市ケ原が11時半、摩耶山掬星台が13時15分、三国池が14時半、六甲山郵便局が15時、ガーデンテラスが16時、最終チェックポイントが17時半で大平山手前の舗装路が19時で塩尾寺が20時半。ゴールは21時半という16時間半の計画だ。体力のある前半のタイムをきつめにして大崩れする後半のタイムにゆとりを持たせた。スタートは5時のつもりでいたんだが遅れることもあるだろうとこの計画自体は5時10分スタートで見積もっている。にもかかわらずさらに遅れた5時35分にスタート。この時点ですでに25分押している・・・。
この計画でいけばゴールは22時くらいになりそうだがあくまでもこの計画通りの時間で進めたい。なので16時間くらいでゴールできれば御の字だ。
毎度のことながらスタート直後は高揚感に満ちた楽しいモード全開の幸せな気分で歩く。こんなにたくさんの人達とこの時間から山に登ることなんて夏の富士山かこの大会しかないだろう。
 5時58分、旗振茶屋に到着。







 写真では明るいけど実際にはまだ夜が明けていない。











高倉台の団地を通過中。前方には栂尾山が迫る。




 




お~見えてきたぞー!!!










詰まっとる詰まっとる。この大会最初の渋滞ポイント、栂尾山へ続く階段上りである。

まだ時間的に早いからマシだけど・・・







遅くなればなるほどこの渋滞が長くなる。










上まで続くこの渋滞。遅くなるごとにこの先の渋滞ポイントの通過時間が長くなる。










こんな感じだけどまだマシな方だと思う。つーか5時に出発してたらどんな感じなんだろう?








でもこの程度なら休憩時間と思えばストレスはない。










おっ、あれは・・・












前半戦の第一関門、菊水山だ。

ところで今回は天候は晴れのち曇り。雨じゃない全縦って何年振りだろうか???雨が降らなかったのって初めの2回くらいであとは全部雨だったような記憶しかない。雨が降らないだけでも楽しいモードに拍車がかかる。
横尾山到着。時刻は7時03分。妙法寺に7時15分とか予定にしてるけど絶対無理だ。早くも計画が大きく崩れそう。25分遅れで出発したとはいえ、ここから7時40分までに妙法寺に到着するなんて無理だ・・・。まぁ後半にかけてゆとりを持って計画したので順々に巻いていこう。
 
 
しかし詰まるねぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてやってきました・・・
 
 
  
 
 
 
  
  
  
  
馬の背へ。


ここからも見える。






菊水山。前回はあそこから先でまさかの大失速。ひざ裏に痛みが出始めるわなんだのかんだのでどうにもならなかった。

で、馬の背通過。







   
ぱっと見は荒々しいんだけどね。実際には大したことはない。
 
続々と後ろから追いかけてくる。先を急ごう。

横尾に向けて高度を下げる。









横尾の住宅地を過ぎ阪神高速をくぐり妙法寺へ。
妙法寺で朝の生理現象解消タイムにしようかと思ったけどトイレがない???つーかあったのかもしれんけどなんか境内の雰囲気が以前と変わっててわからなかった。というわけで妙法寺小学校の交差点には7時58分に到着。43分遅れだ。



妙法寺小学校で朝の生理現象解消タイムにしようかと思ったけど今年もトイレは1つだけ。行列になってたのであきらめて先へと進むことにした。








そしてえっさほいさと高取山にとりつく。そして何度かお世話になってる市民トイレで朝の生理現象解消タイム。ラッキーなことに誰も並んでなかった。
心も体もすっきりして先へと進む。
ここの広場でも休憩なしで下りにかかる。今回は下りで踏ん張ることはせずに重力に任せ小走りで下る。走るのは禁止なのであくまでも「小走り」で下る。




長者町に到着。










次はあそこだ。











 傾斜のきつい丸山町の住宅地を進み










鵯越の駅前に到着。











皆さまここで休憩&補給中。










今回はお腹の調子もいいので浄水場のトイレもパスしてずんずん進む。出発して4時間が経つが疲労感はない。
その勢いのままついに到着。









菊水山への取りつきである。「苦しみに耐えるのもあなたの人生ですぞー」の看板は無くなっていた。

さぁ行くぞ。

渋滞が続いて自分のペースでは歩けないけどそれなりに前へと進む。途中で行列からフェイドアウトする人や傍らに座り込んでる人もいる。毎年の光景だけどここでへたり込んでたらとても宝塚までは持たないだろう。
汗をかきかきGPSとにらめっこしながら登っていくと・・・

頂上に到着。時刻は10時25分。予定の25分遅れ。当初の遅れを18分縮めた。

今年は2年ぶりに六甲全縦に参加してきた。そして今回も「勝手に」である。今年はきちんと申し込もうと思っていたんだがちょうど仕事の超繁忙期で気がつけば申し込みが終わっていた。というわけでまことに遺憾ながらも勝手に参加させていただくことにした。これは直前に知ったことなんだがなんと今回は初めの締め切りまでに定員が埋まらなかったようで後日追加募集をしていた。しかしそんなことは知る由もなく・・・。
今年は和田岬の弟の家に前泊。川西から始発で行くよりも断然有利なので須磨浦公園までの送りも含めて弟にお願いした。
土曜日の夜、久々に川西池田から三ノ宮に電車で向かう。長年通勤で使っていたルートだが東京に行ってからはとんとご無沙汰である。三ノ宮に着くと駅は何やら工事中。つーかもうすぐルミナリエなんだがこんなんで大丈夫なんだろうか???ちなみに改札口のあたりも以前とは何やら変わっていた。
ダイエーで行動食のおにぎりと2Lのお茶、それとここ一番の懐刀ということでフライドチキンも購入。山用の食料のほかに酒のあてとしてアジの刺身も買い、迎えの弟の車に乗り込む。弟邸に到着し久々の再会でいろいろ話をしながら軽く乾杯。会うのは2か月半ぶりくらいだ。飲み始めたのは21時半過ぎ。翌日は4時半起き且つ壮絶な戦いが待っているので23時前には寝た。
翌日、一夜明け・・・ていない未明の5時過ぎに弟邸を出発。ほんとは5時にはスタート地点に到着してるはずだったんだが寝坊してしまった。
 須磨浦公園には5時半に到着。改札前には参加者の皆さんが待ち合わせとか準備運動とかで集結。スタート地点に向かおうとするとすでにスタートから30分以上たっているというのに長蛇の列。しかし僕は参加証のチェックは必要ないのでその横をずんずん進んでいく。


そして5時35分、9回目の六甲全縦大会が始まった。

今週は六甲全縦のために帰省した。金曜の夜に東京駅の八重洲口から高速バスで大阪に帰った。土曜日は年末年始の北海道の旅に向けて子供ら用に暖かいフリースを買ってやろうとエキスポシティのモンベルに行った。まぁ買う・・・のではなくたまったポイントを一気に放出し1円も払わずしてクリマエア ライニングジャケット を2着手に入れた。2着でほぼ1万円なんだが貯めに貯めたポイントで購入。2年以上、自分のものは一切買わずに貯めてきたポイントである。一昨年はこれまた懸命に貯めたポイントで上のチビにダウンジャケットを購入。モンベルのポイントに関しては子供らために使っている。
モンベルで用事を済ませた後はポポンデッタでレイアウトやってその後なんだかんだあって帰宅。年末はこれを着て親子3人で北海道に行く。嫁はついて来ない。例年通りのバラバラな家族だ。まぁ今回は久々に一人旅じゃない北海道だ。5年ほど前には上のチビと二人で北海道に行ったんだが下のチビと嫁抜きで旅をするのは初めてだ。単身赴任で子供と過ごす時間が少なくて寂しい毎日なんだがこの年末年始は楽しみである。

今日会社から帰ってきてテレビで映画を二本見た。初めは「ブラック企業に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」。我が社も相当にブラックなんだがブラックで有名なプログラマーの世界の話。小池徹平演じるプログラマーがとんでもなくブラックなITの零細企業に就職してとんでもない目にあうという話だ。元々2chから派生した作品らしく少々「電車男」のエッセンスも入っている。田辺誠一がなんともかっこいい役柄でいい味を出してた。前半は見事にブラックっぷりを発揮してたけど最後はみんなで力を合わせてよっこらしょーって感じでなんか少々ご都合主義的な感じで安っぽくなっちゃってた。でもなかなか面白かった。エンドロールを見てたら品庄の庄司の名前も出てて「ありゃ?どっかで出てたか???」と思ったら最後の最後でちょろっと出てた。ほぉ~こういうことですかって感じで。
で、お次に見たのが「闇金ウシジマくん」。これ、僕が東京に赴任するときに高速バスの中で途中まで見たやつだ。今回初めから最後までちゃんと見てみた。山田孝之がいい感じにはまってて漫画の世界を壊してなくてよかった。で、これもまた面白かった。しかし日本映画チャンネルはいいね。正直地上波とかどうでもよくなるわ。

今週末は六甲全山縦走大会である。今年も勝手に参加する。今年はちゃんと申し込もうと思ってたんだが気がつけば申し込みの期間が終わっていた。しかしこれは今日知ったんだがなんと今年は募集の定員が集まらず再募集がかけられるという事態になっていた。数年前には考えられない事態である。これをもっと早く知ってたら再募集に申し込んでたんだけどなぁ。ちなみに今年の大会は晴れそうである。今のところ晴れ時々曇りで降水確率は30%。去年は参加しなかったがそれまでは毎年毎年これでもかっていうくらい雨ばっかだったのでめっちゃうれしい。しかしまだまだ気は抜けない。超雨男の僕的には山行日に近づくごとに10%づつ降水確率が上がっていき最終的には雨が降るということも嫌になるほど経験している。今年は晴れてほしいなぁ~。

今日ネットのニュースを見て「おぉ~!!!」となった。なんと北梅田駅の工事が始まるという。工事の完成は2023年。いや~大阪が発展するねぇ。しかしまぁ地下鉄のみならずJRの方もばらばらである。大阪駅に乗り入れる地下鉄は梅田・西梅田・東梅田と別々の駅なんだがJRの方も大阪・北新地・北梅田と別々の駅となる。東京駅だったら京葉線を無理やり(?)組み込んで一応一つの駅にしてるんだけどね。でも梅田の街が発展するな。貨物駅の跡地も再開発されるし。そのころには僕も関西に戻れてるだろう。楽しみだ。

今日は山にも行かずロードにも乗らなかった。ゆっくり寝てから部屋の掃除、洗濯、たまった洗い物を片付けたりしてたらあっという間に時刻は15時を回った。来週は六甲全縦なので何かトレーニング的なものがしたいと思い銀座まで歩いていくことにした。自転車なら15分ほど、電車で行くということも考えたけど「歩いていったらどうなるだろう?」という思いもありとりあえず出発。まずは新橋のニュー新橋ビルを目指す。手持ちの新幹線の回数券を売りに行くのだ。来週は全縦のために帰省するんだがその旅費の捻出のためである。回数券を持っているので新幹線で往復すりゃいいじゃないかと思われるかもしれないが全縦のゴール地点である宝塚にたどり着くのは22時くらいを予想している。となると東京行きの最終新幹線はとっくに出発しており(そのころには岐阜羽島あたりか???)次の日に遅刻することなく会社に行こうと思えば翌朝6時の新幹線に乗るか夜行バスが考えられる。6時の新幹線乗ろうと思えば川西池田を5時22分の電車に乗らねばならずそうなると起きるのは4時半だ。む、無理だろこんなの・・・。かといって夜行バスでもしんどい。仕事がないならまだしも東京に着いたらその足で会社へ・・・。ツアーバスなら夜中でも容赦なくSAでたたき起こされるしJRのバスでも横になれないのはしんどい。そこで考えたのが帰りに寝台特急のサンライズを利用することである。しかしこの列車、新幹線よりも高くつく。つーかのびのび座席ならば横にもなれるし新幹線と大して変わらないんだが僕は寝台の個室をとった。全縦を終えてボロボロになってることは間違いないし大いびきをかく僕は周りに気兼ねなく休むためには個室しかないと思ったのだ。で、そのはみ出た分の金額を捻出するために行きは夜行バスで帰ることにした。これなら収支がほぼトントンになるのだ。
歩くこと40分ほどでニュー新橋ビルに到着。意外と近かったな。GPSによると距離は3kmほどだった。そこで回数券を売っぱらいその後はいつも行くゆりかもめの新橋駅のQBハウスで散髪。さっぱりした後目的地の銀座の好日山荘を目指す。
時刻は17時前。「歩行者天国が終了しますよー」というアナウンスを聞きながら好日山荘を目指す。好日山荘に着くと「な、何を~!!!」
なんと閉店セールの文字が飛び込んできた。しかし「改装に伴う」の文字を見て安心。よかった。店内に入り目当ての売り場に向かう。エネルギー補給用のジェルを買い込む。エナジージェル、パワージェル、ワンセコンドを購入。帰りも一度新橋を経由する。駅前のマツキヨで缶のスーパーバームを購入。当日これでアミノバイタルを流し込むのだ。
こうしてすべての用事を済ませ帰宅する。トレーニング的には平坦で大した距離ではなかったけど何にもしないよりはマシだったと思う。つーか思ったよりも近かったな。自転車でもいいけど歩きで行くのも悪くない。音楽を聴きながらぶらぶら散歩するのもいいもんだ。というわけで日曜日が幕を閉じた。

今日も全縦のトレーニングで高尾山に行ってきた。今回も寝坊してしまい陣馬高原下からのスタートではなく高尾山口のスタートだ。しかし今日はこれまでずっと思いながらもできなかったフィールドスコープを担いでの山行である。
いつものごとく新宿で京王線に乗り換えて10時53分、高尾山口の駅に到着。紅葉狩りなのか何なのかとにかくいつも以上に人のが多い。とりあえず混雑を避けホームのベンチで弁当を平らげる。



 
11時03分、改札を抜け出発。まぁ人の多いこと。ケーブルカーは乗るだけで待ち時間が30分。30分あったら歩いても結構いいとこまで登れるぞ。






 稲荷山コースも人が多い。時折数珠つなぎになりながらも高尾山山頂への分岐に到着。時刻は12時05分。混み合うとここまででも1時間以上かかってしまう。








もみじ台をこえ城山に向かう途中の展望台でフィールドスコープを取り出す。気がつけば・・・









うっすらと雪化粧をした富士山。今回デジカメを持ってこなかったのでケータイのカメラで撮影。しかし性能がしょぼいのでまともに写らん。ただフィールドスコープではきちんと見えた。ただし逆光であるのと白くもやっているのでクリアな視界とは言えなかった。

ひとしきり富士山を楽しんで先へと進む。城山には13時03分に到着。のどが渇いたのでジュースを購入。500mlのペットボトルを一気に飲み干した。




次の展望ポイントは景信山だ。というわけで先へと進む。










小仏峠を通過し










景信山に到着。










フィールドスコープを取り出すももやがかかってて遠くまでは霞んで見えない。前々回は新宿の街までうっすら見えてたんだが今回は無理だった。












気を取り直して先へと進む。前回はこの辺の道はすべて左の巻き道を通ったんだが今回はすべて巻かずに進む。巻いてたらトレーニングにならんからな。













これは堂所山の分岐まで登ったところ。








15時03分、明王峠に到着。前回よりも時間が遅いので人もほとんどいない。










で、15時38分。陣馬山に到着。このまま下れば陣馬高原下を16時25分に出発するバスに乗れそうだが急いで下ることもないので少しゆっくりすることにした。富士山は逆光なのでほぼ見えない。ここではフィールドスコープを取り出すことはなくお茶屋さんへと向かう。メニューにかき氷があったので「まだかき氷やってますか?」と聞くと「え?かき氷食べるの?」と逆に聞かれる。力強く「はい」と答えると「下から上がってきた人は暑いんだねぇ。」って言われた。ほんとに暑いし無類のかき氷好きにはこの状況で食べるかき氷のうまさは言葉にできない。
  かき氷がやってくるまで逆光の富士山を眺める。








カメラがしょぼいんでうっすらとしか映らんがまごうことなく富士山が鎮座している。
そしてお待ちかねのかき氷が到着。城山のかき氷には及ばないけどここのかき氷も高々とそびえている。いいねぇ。味の方も非常においしゅうございました。




かき氷ですっかり冷えきった体に鞭を入れて最後の下りに臨む。しかし日に日に日が短くなっていくな。16時前だけどすでに薄暗い急な下りをえっさほいさとこなし
16時28分、無事山道を下山。







バス停には16時46分に到着。ここまで約6時間。前回と比べ1時間ほど遅い。まぁフィールドスコープ覗いたり山頂でかき氷を食ったりしてたからねぇ。来週の日曜はついに六甲全縦大会の本番である。体重も減らせなかったしトレーニングも十分ではない。先日のもてぎのレースでも散々な結果だった。とりあえず今回の目標は完走だ。時間は16時間半くらいかかるかなぁ。まぁ時間が同よりも完走できるかどうか。そこが問題だ。



本日の記録   消費カロリー・・・3254kcal  今週もプロトレックでの高度計測はしなかったので獲得標高の記録はなし。さぁ六甲全縦の獲得標高はいかほどになるか。楽しみだ。

レースは終わった。結局20周回。120kmはおろか100kmにも及ばないという散々な結果。情けねーなぁ。
サーキットの外に出ると幸也のトークショーの真っ最中。人混みがすごすぎてみるどころじゃないだろうと思ったら意外にもそんなことはなく普通に見れた。落ち着いて見ようとトークショウを聞きながら計測タグを外し自転車を名前は知らんけどあの鉄のバーに引っ掛ける。そしてトークショーをがっつり楽しむ。いやーラッキーラッキー。13時過ぎまでレースやってたらトークショーなんて無理かと思ったら十分に楽しめた。つーかなんだろね。もっとカオス状態になってるかと思ったんだが。さらに引き続きのサイン会にも難なく並べた。なんじゃこれ?もっと「押すな押すな」状態になるかと思ったんだが「押すな」レベルで止った。まさか参加できるとは思ってなかったので何の用意もしていない。みんなボトルとかにサインしてもらってたけど僕はジャージにサインをしてもらうことにした。洗濯したら消えちゃうかなとか思ったけどサインペンを確認すると「マッキー」だった。あれって油性だよな。ちょっと安心。「ジャージでもいいすか???」と聞くと「いいですよ」と快くジャージにサインをしてくれた。いや~いいね。幸也と話をするのは2回目。前は一緒に写真も撮ってもらった。
その後は出店の山もりポテトを食べながら表彰式を眺める。いや~100kmは余裕と思ってたんだがそれすら届かんとは。年・・・というよりも完全に準備不足だな。
表彰式が終わるとスタンドでレースの観戦。その後はピットに移り最後の見納め。今走ってるのは7時間エンデューロの人達だ。つーか7時間か。これをソロでやる人とか尊敬するわ。スズカなら8時間だもんな。ほんとスゲーわ。
その後は車に戻り着替えてから会場をあとにする。スズカならめちゃくちゃ渋滞するんだがここは渋滞知らず。いい感じに水戸のインターまで戻り高速に乗る。いや~最初はいくかどうか迷ってたけどやっぱり来てよかった。レースは散々だったけど土井ちゃんもみたし幸也にはサインももらった。あんな成績だったけどなんだかんだで達成感もある。来年こそはちゃんとトレーニングして臨もう。
睡眠時間4時間少々で90kmほど走っただけにさすがに眠い。美野里PAでメガシャキを買おうとするも売ってない。千代田SAではサンクスがあってそこでメガシャキ購入・・・できると思ったんだがなんと見事にメガシャキが売り切れ。仕方なく隣にあったギガシャキを購入。それ飲んで東京まで頑張ろうかと思ったけど電池切れ。仮眠して気がつけば外は真っ暗。1時間ちょい気絶してた。17時を過ぎたらもう真っ暗だな。その後はちょいちょい渋滞に巻き込まれながらも無事に東京まで帰ってきた。

本日の記録   走行距離・・・95.41km 平均速度・・・26.9km/h  獲得標高・・・759m 消費カロリー・・・2942kcal

体を作らんと散々な結果しか待ってないわな。つーかこの体で来週は六甲全縦ですわ。自信ないな~。

9時04分、3年ぶりのエンデューロのスタートだ。路面はまだ濡れてるところもあるけど天候は晴れ。いずれ路面も乾くだろ。並ぶのが遅かったので集団の後方からのスタート。団子状態で非常に窮屈。ばらけるまでしばらくの辛抱だ。今日の目標は3年前と同様に120km走ること。しかし・・・トレーニングをしていないというのがもろに出る。まぁ当たり前といえば当たり前なんだが速度が上がらない。1時間経過してアベレージが30.6km/h。これが今回のピークであった。あとはじりじりと下がっていくのみ。そして2時間後には完全に足が売り切れた。もうね、乳酸たまりまくりというか毎度のパターンなんだが登りにさしかかるともう全くダメ。見た目は大したことのない登りなんだがスズカとまったく同じ状態に陥る。すなわちママチャリ以外のすべての自転車に追い抜かれるのである。スタート時には20km/hほどで登っていたけど2時間後には15~18km/hほど。あ~しんどいわ~。東京に来て全く坂道を登っていないのでと登攀力がダダ下がり。それに加えてトレーニングしてないから話にならん。たとえ平坦でも4時間走り抜く練習を背にゃならんかったな。まぁやろうにも気持ちが弱くてできんかったんだが・・・。
もうどうにもこうにもしんどくて情けないことに「もう1周したらピットに入ろう・・・」と思いながら走っていると前方で停まっている人がいた。「何やってんだ?」と思いながら見ているとコースに落ちてるボトルをコース外にポーンと投げていた。「ほぉ~。感心感心」と思っていたらその人のゼッケンが目に入った。そこには書かれていた文字は「土井雪広」。
「おぉ~土井ちゃんだ!!!土井ちゃんがいるぞー!!!」
暫し横を並ぶように走っていたんだがびっくりしすぎて何にも話しかけられなかった。そうこうしてるうちに後ろから来た女の人が「土井さ~ん」と話しかけていた。それを見て「うぉ~オレもなんか話したかったぞ!!!」と猛烈に後悔。突然の状況に全く対応できなかった。その後土井ちゃんはその女の人と話しながら件の登りに突入。ダンシングでゆっくり登っていく土井ちゃんを尻目に足の売り切れた僕はどんどんちぎられていった。つーか幸也が来てたのは知ってたけど土井ちゃんが来てたのは全く知らんかった。つーかHPにそんな情報載ってたんだろうか???ちなみに彼はマトリックスのユニフォームを着てた。チーム右京から移籍したのか???知らんかったなぁ。
ところで幸也も走ってるはずなんだがどこにいるのか全然わからん。周囲からも「見つけられないだけで走ってるはず」という声が聞こえた。
そして僕の方はピットに入る。情けないけど今の僕には4時間を走り続けるだけの体力はなかった。アベレージも30km/hを割り込み120kmは無理だと悟った。まぁ100kmはいくだろうけど・・・。
バイクから降り休憩。ただ休憩するだけでなく時間を有効利用するために補給も摂る。5分ほど休憩して再びスタート。一瞬体が軽くなったような気がしたけどそれも長続きせず登りにさしかかるととうとう速度は15km/hも割り込んだ。2周ほどして再びピットイン。今度は自販機の横であおむけに寝転ぶ。「あ~しんどい・・・」ほんとこんな状態で情けないったらありゃしない。
そして再々スタート。しかしここまで来るともうどうにもならない。アベレージはどんどん下がっていく。この状態では前半戦で出てたような速度にはまったく届かず前半は50km/hを超えていた下りも40km/h前後まで落ち込む。下りなのになんでだろね???元気な時は下りでも無意識に踏んでたのかな???
そして3回目のピットイン。100kmは余裕かと思ってたけどまさかの「無理だ・・・」というあきらめの境地に。しんどすぎて走れないのでピットを離れてベンチに座り込む。「はぁ~。全然ダメだったな・・・。」
すると背中のポケットに何やら振動を感じる。着信である。誰かな?と画面を見るとなんと会社の課長から。「なんだろか?」と出てみると「休みの日にすまんな。今、家か?」と聞かれ「今。レースやってます。」と答えると驚かれるとともに「えーんかいな???」といわれる。いーんです。もうあきらめたんで。仕事の話を15分ほどしてから電話を切る。そしてこの後どうしようかと考える。正直気持ちが切れちゃったんでもういいかな~なんて思ってる自分がいる。ここでレースをフェイドアウトして13時から幸也のトークショーに行こうかなとか考えた。しかしさすがにそれはあんまりだということで長々と休憩したのちにレースに復帰。アベレージは恐ろしいほどの勢いで下がっていく。最終的には27km/hを割り込んだ。ヘロヘロになりながらもゴール手前では最後の力を振り絞ってペダルを踏みこんだ。