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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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今日、レイアウトに行ってきた。江戸川区にある夢空間というところである。今年に入って何度かレイアウトに行っている。いつも行くのは秋葉原のポポンデッタだけどなんか今回は違うところに行きたいなと思ったのだ。ちなみに2月には大井町のIMONに行ってきた。鉄道雑誌でよく目にするあのIMONである。場所も秋葉原よりも近くレイアウトもなかなかの造り込みであった。
本来なら今日は18きっぷで名古屋に行くつもりだったんだが仕事になってしまい諦めた。13時に帰宅し寝ながらセンバツの決勝戦を見てその後、レイアウトに出陣。初めに目をつけていたのは蔵前のレイルガーデンというところだったんだが予約が埋まっていたのでもうひとつ目をつけていた夢空間を予約した。夢空間は総武線の平井から徒歩15分ほど。総武線・・・用事ねぇなぁ~。前に乗ったのは一昨年のこの頃。余った18きっぷの消化試合で内房線と外房線に乗ったんだがその時千葉まで乗って以来である。
秋葉原で総武線に乗り換え。ホームに向かう途中のそば屋さんに「本日お客様感謝デー ステーキカレー¥1100→¥690」の写真に心そそられたがそこはぐっとこらえて電車に乗り込む。ちょうど野球の試合が終わったからなのかいつもそうなのかは知らないが車内はぎゅうぎゅう詰め。そして列車は平井を目指す。最初の停車駅は浅草橋。おぉ浅草橋って総武線と連絡してんだな~と地下鉄の浅草線を時々使う僕はこの駅を再認識。お次の停車駅は両国。おぉ~ここで相撲するわけね。前乗った時は東京駅からの総武線快速だったのでこの辺の駅は新鮮である。その後錦糸町、亀戸と停車し平井に到着。下車後、件の夢空間へと向かう。商店街を抜け車の走る道路を道なりに進む。江戸川区平井・・・初上陸である。街の雰囲気はと言うとなんか東京らしくないというか郊外の臭いがするというか。関西とか名古屋のその辺の街と変わらんような雰囲気である。しばし歩くと京葉道路という名前だけは聞いたことのある国道14号線を左折し少し歩いて夢空間の入っているビルに到着。そのビルの4階にお店はあった。中に入るとめっちゃ愛想のいい店員さんが対応してくれ、今後のために会員カードも作った。
実はこのお店に対して少々不安もあった。サイトを見て知ったんだがここは高校生未満はお断りのお店だ。大井町のIMONも8歳未満お断りなんだがやはり中学生ですらシャットアウトしてしまうお店というのはどういうところなんだろうかと少々ビビっていた。店主はめっちゃこだわりのある怖い人でお客も列車を室内灯からカプラーから完全に作りこんでいるその道の達人みたいな人ばかりなのではなかろうかと。しかし電話で予約した時にはその物腰の柔らかさに拍子抜けするとともに大いに安心した。
店内は商品の販売はなく完全にレイアウト一本。BGMもなく列車のモーター音と走行音のみが響くという渋い雰囲気。しかしこういう方が僕は好きである。予約時には在来線を予約してたんだが複々線も2線使えて同じ料金とのことだったので複々線に変えてもらった。19時からの予約だったんだが空いていたので18時20分からにしてもらった。ラッキーラッキー。
僕を含め10線あるうちの4線しか使われていなかったのでのびのび楽しめた。レイアウト自体はこれまで行った中で一番手が込んでて素晴らしい。僕の選んだ複々線はこの中では一番単純な路線だったけどそれでも大満足。次は鉄橋とかある路線にしよう。ちなみに今回持ち込んだ車両は8両編成の223系の新快速と5両編成の227系のレッドウィング。ともにJR西日本である。他のお客には九州出身なのかJR九州の車両ばかり走らせる人もいた。813系に787系のつばめ、415系の九州色なんかも走っていた。しかしまぁとっても楽しくてあっという間に1時間が経ってしまった。うちからは一番遠いけどポポンデッタ、IMONと比べて一番よかった。駅からも遠いけどぜひまた来たいと思った。
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本日はJR各社のダイヤ改正の日である。今回のダイヤ改正で北海道では駅が廃止されたり宗谷・石北線の特急が旭川止まりとなったり明るい話題はない。しかし西日本では廃止された可部線の一部分が復活した。JRの廃止された区間が復活するのは全国で初めてのことである。
ヤフーの地図で見ると新駅のあき亀山駅は河戸筋、我が母校亀山南小学校の坂道を下りきったところにある。もう何年もあそこには行ってないけど場所ははっきりとわかる。しかし可部からの距離がたった1.6kmしかないんだな。その途中に河戸帆待川という中間駅もある。以前の河戸駅よりもずいぶんと可部寄りに駅を造ったもんだ。
ところで今回の延伸区間、列車の一部がこの区間まで乗り入れるのかと思っていたらすべての列車があき亀山まで乗り入れるのだという。僕が住んでたのは虹山というところだったけど、今回の延伸区間である荒下や河戸というのは僕の感覚では公共交通では不便なところだった。バスの便も少ないし鉄道があったとはいえ旧の可部線の非電化区間は列車の本数はめちゃくちゃ少なかった。そこへ可部線の全列車上下99本が乗り入れてくる。これは荒下・河戸地区の住民的には一大エポックである。将来的には市民病院がここへ移ってくるようなのでこの辺りの景色は大きく変わるのだろう。この辺りは小学校時代の思い出もたくさんあるところなので乗りつぶしも兼ねて一度訪ねてみたいと思った。しかしこれって乗りつぶしになるのかな?昔乗った区間ではあるんだが。まぁ一度廃止されて新駅ができての復活だから新線とみなして乗りつぶしの対象としよう。

しばらく鉄ちゃんからはなれていた間に北海道以外でも鉄道の廃止関連のニュースがたくさんでいていた。特に3セクが厳しい。ニュースに出てるだけでも信楽高原鉄道、由利高原鉄道、秋田内陸縦貫鉄道の廃止の可能性が示唆されている。由利高原鉄道と秋田内陸縦貫鉄道は乗ったことがあるけど信楽高原鉄道には乗ったことがない。地元から近いと言えば近いけど遠いと言えば遠い。これだけを乗りに行こうという気にはこれまでならなかった。
さらに東北は厳しい。気仙沼線と大船渡線は鉄道での復興を断念。BRTで本復旧と言っても結局はバス転換だ。赤字で廃止というのも悔しいが自然災害での廃止というのはもっと悔しい。最近はこの手の廃止が多い。岩泉線とか高千穂鉄道とか。ともすれば日高線もこれの仲間入りを果たしてしまうかもしれない。それを考えたら名松線の復活は奇跡みたいなもんだ。
鉄ちゃんがこんな事を言っては元も子もないかもしれんが道路事情もよくなった現代では赤字まみれのローカル路線を存続させる意義というのがないのかもしれん。鉄道でなきゃならん理由が見当たらない。バスで十分。ただその代替バスもそのうち便が少なくなって廃止になるかもしれん。そして公共交通機関のなくなる地域が出来上がるのだろう。上場している会社なら儲からない路線の維持には株主の厳しい追及があるのだろう。少し前なんかは西武線でも廃止の話が出ていたもんだ。鉄道好きには寂しい限りである。

3月にダイヤ改正が行われるけど北海道では宗谷線と石北線の特急の運行が大きく変わる。宗谷線では稚内から3本ある特急のうちの2本が旭川止まりとなる。石北線では網走から4本ある特急のうちの2本が旭川止まりとなる。要するに旭川ー札幌間で間引き運転となる。列車名にはライラックと大雪が復活するけどまぁそれはどうでもいい。心配なのはこんな感じで宗谷線と石北線の特急列車自体がしれっと廃止されやしないかということ。どちらも超が付くほどのローカル線だ。特急がなくなったら今度は路線そのものも・・・なんて心配性の僕は勝手に想像して勝手に心配している。なんか北海道の鉄道に明るい未来は想像できない。次々と駅も路線も廃止されてるしね。これ以上線路がめくられることのないことを願う。


可部線の復活を記念して・・・というわけでもないが可部線の105系のNゲージをネットで買った。これがまた可部線の復活並みに奇跡的な出会いなのである。
マイクロエース製の4両編成だ。






この車両は可部線沿線で育った僕的には非常に愛着のある懐かしい車両である。最近はこのカラーではなく真っ黄色に塗られてていずれこのカラーリングは絶滅すると思われる。このNゲージはかれこれ10年ほど前に尼崎のつかしんの中にあるジョーシンで発見した。「うぉ~ほっしーい!!!」と思ったけど当時はNゲージに金を注ぎ込みまくっててここまでは手が回らなかった。「また今度買おう」と思っていたら市場から消え失せていた。Nゲージというものはある時に買わないと次はなかなか巡り合わないのである。人気のある特急車両ならいざ知らずマニアックなローカル路線の車両である。そもそもこんな車両、マイクロエースしか商品化しないだろう。その後ネットで探しまくったけどどこにも出ていない。正直半ばあきらめていた。最近になって鉄コレでこの車両が出たけど正直鉄コレだと食指が動かなかった。同じ車両でオレンジ色のものはネットで何度か見た。実際その車両にも乗ったことがあるんだが僕的には可部線と言えばこの色なのだ。そして何気なく見たネット通販のサイトでこれが普通に出てるのを見て「へ???何だこれ?夢か?」とか思った。古いサイトなのかもしれんと更新したけどやはり「今」売られている。びっくりしすぎて思考回路が止まったけど「今買わないともう二度と出会えない」とぽちっとした。3年ぶりにNゲージ買った。そして今日、秋葉原のポポンデッタのレイアウトにこいつを走らせに行った。しかし・・・車両の走行が悪い。めちゃくちゃぎくしゃくするし途中で止まる。これはモーターをあっためにゃならんと暫し短い距離を右へ左へと走らせその後はフルスピード(と言ってもぎくしゃくしてるんでそんなにスピードは出ない)でしばらく走らせやっとこさ使えるようになった。う~む、状態はA´ということだったんだが・・・。かといって返品する気はさらさらない。
そして帰宅後はこいつに室内灯を取り付けカプラーも交換した。その際何を思ったかM車の台車をばきっと外してしまった。その際にギヤとシャフト的なものが吹っ飛び慌ててかき集める。その後復旧させようとあれこれ頑張るが細かい作業でもありなかなかうまくいかない。何とか元の姿には戻したけどこれ動くんだろうか???家にレールもコントローラーもないのでレイアウトに行く以外試す術がない。ちょっと不安だけどまた来週レイアウトに行ってみよう。

ネットをあれこれ見ていて「おぉ~!!!」というのを見つけた。あの可部線の復活する部分がやっとこさ3月に開通するらしい。いや~いったいいつになったら開通するのやらと思ってたけどとうとうこの春に復活するようだ。復活するのは可部から元の河戸駅を越えてもう少し三段峡側のとこまで。つーかこのエリア、僕の小学生時代の地元である。なので可部線延に関するサイトを見てると「お~ここかぁ~」とかよくわかる。もうそこを離れて27年もの年月が経っているので多少家が建っていたり店ができてたりするけどそれでもよくわかる。ほんと懐かしい景色だ。しかし駅の位置は少し前と違う模様。新しくできる河戸帆待川は画像を見る限り前の河戸駅よりも可部寄りにできるみたい。周囲の景色を見ると「あ~あのへんか」って思った。つーか「河戸」じゃなく「河戸帆待川」。帆待川って何?そんな川あったっけ?つーか地名???正直この帆待川は僕は知らん地名である。さらに終点となる駅の名前が「あき亀山」。う~むなぜあき亀山?なぜ「あき」がひらがななんだ?つーか前にもあったぞ安芸亀山。河戸の次の今井田の次の駅が安芸亀山。そこと区別するために「あき」をひらがなにしたんかな???つーかそれなら荒下とかにすりゃよかったのに。あき亀山駅ができるあたりにはその昔、荒下県住という平屋の長屋タイプの県営住宅があった。そこには僕の友達も住んでいたので結構なじみのエリアである。いや~思い出しただけで懐かしいなぁ。なので「あき亀山」というよりも「荒下」とした方が僕的にはしっくりくる。今はその荒下県住は取り壊されてその跡地には安佐市民病院が移ってくる模様。その最寄り駅となるのがこのあき亀山駅なのである。しかし車社会の広島のことである。電車よりも車で来る人の方が圧倒的に多いだろう。今はどうなのか知らんけどあの辺の道は狭いのでそんなにいっぱい車が来たらパンクしちゃうんじゃなかろうか???道の拡張とかもするのかな???可部の国道54号線からこのあき亀山駅に至る道を僕らは「河戸筋」と呼んでいたけど市民病院へのアクセス道路としては貧弱だなぁ。まぁいいや。誰か偉い人がいい方法を考えてくれるだろ。僕が知らんだけですでに道は広くなってるのかもしれんし。廃線や廃駅の寂しいニュースばかりの中でこの可部線復活というのは明るい話題でいいと思う。一度廃止されたJR線が復活するのは史上初のケースである。しかも非電化区間を電化しての復活。わざわざ大金をかけての復活劇である。非電化区間を切り捨てた可部線はいまや地方交通線の中では輸送密度が日本一高いらしい。そういう事情もこの復活劇の一因なのかもしれん。細かい事情はどうあれとにかくうれしい!!!ぜひとも乗りに行きたいなぁ。合わせて久々に芸備線にも乗りたい。しかしなにぶん東京からでは遠いんだよなぁ~。18きっぷで往復しようと思うと非常に厳しい。行きはムーンライトながらはマストだな。それがダメなら夜行バスで大阪あたりまで行かねば明るいうちに広島に着かない。何か策を考えよう。
話は変わるんだがこの可部線をことを知った時に三重の名松線の復活のことも知った。去年の3月に復旧していた模様。いや~ぜーんぜん知らんかった。正直あのまま廃線になるんだろうなぁとか思っていたのでめっちゃ意外だった。いやいやさすがJR東海だ。ありがとう!!!天下のJR東日本でさえ「大枚つぎこんで大赤字の路線を復活させることはとてもじゃないが株主に顔向けできん」と岩泉線を災害で不通→そのまま廃止という鉄ちゃん的にはとてもやるせない経緯で廃止にしてしまった。そんなこともあったので今回の名松線の復活はとてもうれしかった。名松線には一度しか乗ったことがないけどいつかまた乗ってみたい。

JR北海道ではこないだ留萌線の末端が廃止されたが来年の3月にもじゃんじゃん駅が廃止される。全部で10駅。もうね、言葉がない。
千歳線・・・美々駅
函館本線・・・東山駅、姫川駅、桂川駅、北豊津駅、蕨岱駅
根室本線・・・島ノ下駅、稲士別駅、上厚内駅
釧網本線・・・五十石駅

このうち蕨岱以外は毎年年末の旅ですべて通過している。蕨岱だって一昨年は通過した。とはいえ函館線の駅は大体はまなすで寝てる間に通過。駅名は知ってるけどあまり思い入れはない。しかしそれ以外の駅は駅名を聞いただけで大体どんな駅だか情景が頭に浮かび上がる。寂しい。ほんと寂しい。
 今年の年末年始も北海道に行く。今回は蕨岱も通る。しかし今回は根室線が台風被害で普通のため2429Dの旅は不可能。島ノ下は通過しない。
島ノ下・・・ここまで来ると「富良野までもうすぐだなぁ~」と毎年思ってた。 
  
  
  
  
  
  
  
  
 毎年の恒例行事だった落合の定点観測も今年はできない。そしてこのままこの区間は廃止される。この駅に降り立つと「今年もきたなぁ~」となんかほっこりした気分になった。今鉄道の旅をしていて一番好きな駅。長時間停車する駅も少なくなった今、心底旅情を感じた駅。ほんと悲しいことだ。


稲士別は正直全然意識してこなかった駅だけど牛山さんの秘境駅で存在を知り、それ以降は通過するたびに写真を撮った。
 
 
 
 
 
 
 
この3駅は2429Dの旅では毎回通っていて非常に心にも残っている。


上厚内は・・・常豊の信号場はよく写真に撮ってるんだが・・・。上厚内はなかなか写真が見つからない。 








今回の旅では島ノ下以外の9駅を通過する。ただわけあって停車するのは蕨岱だけ。この辺の事情は来年の「2017年末年始北海道の旅」で詳しく書く。しかしまぁここのところのJR北海道の廃線、廃駅の勢いはほんとに凄まじい。いくら公共交通とはいえ経営というものを考えたらJR北海道の場合、札幌近辺しか成り立たん。気候的にも冬は除雪にかかる費用と労力が半端ないし。だからと言って脈々と続いていた鉄道路線がここ数年でバシバシ消えていくのは悲しすぎる。11月にJR北海道は現在の路線の半分は維持困難と事実上の白旗をあげた。ここ数年、事故等いろいろなマイナスの部分が一気に吹き出ててそういうのがきっかけで急速にこのような事態になっているような気もする。北海道のような地域ではまともにやってたら鉄道の維持なんて不可能なのかもしれん。少しくらいは手を抜かんとどうにもならんのはなんとなく理解はできるけどコンプライアンスにうるさい昨今ではそうもいかんわな。何も起きてなけりゃまだしも現実に事故が起こったりすると一気に周りから叩かれる。弱い者いじめみたいに一人悪者にされてマスコミなんかから集中砲火を浴びる。その後お詫びの広告とか出して延々と懺悔し続けなければならない。安全をないがしろにしてはならんがちょうどいいバランスってもんはないんだろうか。線路自体が消えうせるという最悪の事態はほんとに見たくないんだが・・・。留萌線が消えたら今度は日高線かなって思ったりもする。部分的ではあるけど根室線も廃止されるなら釧網線もやばいのかなと思う。根室線の花咲線の部分や宗谷線も危ない。数年前は「まさかね」と思ってたことが現実になるかもしれん。なんか危ういわ。つーか線路がなくなれば北海道に行くことがなくなるかもしれん。路線バスで同じことはできんし料金的にも無理。あと何年、北海道の鉄道旅ができるんだろうか。ほんと心配だ。

とうとう本日をもって留萌線の留萌ー増毛間が廃止された。最終列車は幌糠ー峠下でシカとぶつかるというオチまでついた。次は夕張支線と札沼線か。その次は日高線かな。
増毛にはこれまでに3回行った。しかし鉄道がなくなってしまった以上、今後行くことはもうないだろう。あ、山でいく可能性はゼロではないか・・・。暑寒別岳。って百名山も終わってないうちは行くことないな。そう考えるとやっぱりもう行くことはないと思う。
  3年前の年末に行った時の写真。
 
 







もうここに列車が来ることは2度とない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  来月の時刻表からはこの区間が消え去ってる。昔の時刻表のにぎやかっだたのが夢の後って感じだ。寂しいわ。

前にここを訪れた時のブログ↓
http://ponpoko.blog.shinobi.jp/http---ponpoko.blog.shinobi.jp-_5/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%802014%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE18

今日の昼休み、田町の駅にムーンライトながらの指定席を取りに行った。来月の3連休に18きっぷで帰省するのだ。
12時ジャストに弁当を食べ始め食べ終わったらすぐに駅の券売機へ向かう。久々のムーンライトながら。昨年の春以来である。
しかし・・・「へ???」
なんと今日が発売日ながら12月22日のムーンライトながらはすでに満席。マジか~!!!人気ありすぎだろ。つーか貴重な昼休みを使ってやってきたというのに・・・。これじゃ朝一で東京を出発せねばならなくなったではないか。それでも家に着くのは15時くらいだぞ・・・。そんなわけでとっても寂しい気持ちで会社へと戻っていった。

最近JR北海道の悲報をネットのニュースで見ることが多いが、今日も見てしまった。10路線・13区間で維持が困難と表明し18日には記者会見を開いて正式に発表するという。現在のJR北海道の約半分の区間がこれにあたるらしい。日高線の苫小牧―様似、宗谷線名寄―稚内、根室線の釧路―根室、滝川―富良野、室蘭線沼ノ端―岩見沢間、 釧網線 東釧路―網走間、石北線新旭川―網走間、富良野線富良野―旭川間を上下分離方式を目指す模様。これで路線が残るならまだましだけど厳しいだろうな。つーかJR九州は上場を果たすけどJR北海道は絶対しちゃだめだな。もししちゃったらこの路線とか全部廃止にさせられちゃう。もっともこの業績じゃ上場はそもそも無理か。新幹線が札幌まで延びたら函館線の山線も廃止だろうしな。留萌線は消滅するし根室線も富良野ー新得間がちょん切られる。札沼線の末端も同様だ。寂しいねぇ。時代の移り変わりというのは残酷だ。

昨日全縦を終えてからの話。結果的に最終の新幹線に間に合う時間にゴールできたんだが、僕はサンライズで東京に戻る予定にしていた。帰宅し風呂に入り23時過ぎまでのんびり過ごしていざ出発。川西池田から電車に乗り込む。時間が時間だけに全縦参加者らしき人は一人のみ。兵どもが夢のあとって感じである。
尼崎で乗り換え大阪に到着。電光掲示板には「サンライズ瀬戸・出雲」の文字。久々の寝台列車。初めてのサンライズである。





列車は4分遅れ。いい加減疲れもあるのでさっさと乗ってのんびりしたい・・・。










僕が乗るのは3号車。だいぶ後ろの方である。









「早くこ~い!!!」と神戸方を見ているとやっとこさ来た。









 

おぉぉぉぉぉ~!!!







サンライズにゅうせ~ん!!!

 
待ちかねたぞ!!!というわけで乗り込む。










早速自分の寝台へ。個室である。秘密基地みたいで楽しい。広くはないけど寝るには十分である。














新大阪通過~!!!







いつもは田町ー品川間の車両センターに留置されてる姿を見てるんだがこうして乗るのは初めてだ。寝台列車は4年前に乗った仙台ー函館間の北斗星以来である。しかしいいねぇ~寝台列車。楽しいわ。終点の東京駅着は7時08分。明日も仕事だし早く寝ないといけないんだがやっぱすぐに寝るのは惜しい・・・。というわけで京都を過ぎるまではこの大きな車窓からの眺めを楽しんだ。ちなみに途中で車内改札もあった。こんな時間でも改札はあるんだなぁ。
 
 
翌朝・・・横浜駅で目が覚めた。時刻は6時50分過ぎ。こんな時間ならまだ閑散としてるとだろと思ってブラインドを開けると・・・「どわぁぁぁぁ~!!!」向かいのホームには通勤中の人・人・人!!!こんな時間からすでに朝のラッシュは始まっていたようだ。いつも8時ごろ起きて自転車で10分といいう通勤を3年くらいやってるので朝の駅の姿というものを忘れていた。つーかこの時間でこれかぁ。東京駅から田町まで山手線or京浜東北線で戻るんだがあんな満員列車に山のでっかいザックを背負って乗り込む自信がないぞ・・・。途中並走する京浜東北線や山手線の列車を見るとこの時間でもすでに通勤地獄は始まっていた。う~む、気が重い。
東京駅には10分遅れで到着。入線してきた山手線は満員だったが東京駅でどかっと人々は下車。結果座れはしないが難なく列車には乗りこめた。そして無事田町に到着。いや~楽しかったなサンライズ。寝るだけではもったいない。もっと早い時間から乗れたらよかったのにな。そうしたらもっと車内での時間を楽しめたのに。こういう列車は移動手段というだけでなくその空間で過ごす時間も旅の一部だ。とっても楽しい。いつか最初から最後まで乗り通してみたいな。東京にいる間ならそのチャンスはある。いま日本で走っているただ一つの(ん?岡山までは別々の列車だから2つか?)定期運行の寝台列車だ。電車型なのでブルートレインではないけどそれでもいい。北斗星が消え、カシオペアも消え、はまなすも消えた今ではこのサンライズ瀬戸・出雲は最後の砦だ。これから先もなくなることなく頑張ってもらいたい。

今日ネットのニュースを見て「おぉ~!!!」となった。なんと北梅田駅の工事が始まるという。工事の完成は2023年。いや~大阪が発展するねぇ。しかしまぁ地下鉄のみならずJRの方もばらばらである。大阪駅に乗り入れる地下鉄は梅田・西梅田・東梅田と別々の駅なんだがJRの方も大阪・北新地・北梅田と別々の駅となる。東京駅だったら京葉線を無理やり(?)組み込んで一応一つの駅にしてるんだけどね。でも梅田の街が発展するな。貨物駅の跡地も再開発されるし。そのころには僕も関西に戻れてるだろう。楽しみだ。

JR北海道、留萌線・根室線・札沼線を廃止とのニュースが出た。もう言葉も出ない。留萌線なんか留萌ー増毛間がこれから廃止というところでこのニュース。札沼線も新十津川ー浦臼間は1日1往復しかなく新十津川から乗ったら翌日にならないと列車で戻れないというやる気のなさ・・・もとい、凄まじい有様。完全にこのタイミングで切り捨てるダイヤの組み方だったとしか思えん。この2つの路線でも十分にショックだったけど絶句したのが根室線の富良野ー新得間の廃止。マジか・・・。盲腸線ならまだしも天下の根室本線を分断するとは正直思っていなかった。非常に思い入れのある区間なので絶望のどん底へ突き落された気分だ。2429D(今は2427D)で釧路まで走破するのが年末の恒例ではあるけれどその中でも富良野から先が一番ワクワクする区間でさらにその中でも長時間停車する落合駅で過ごす時間に一番の幸せを感じていた。あの幸せな時間はもう2度と味わえないのか・・・。ちなみに今年の年末は2人の子供たちを連れていく予定なんだが幼稚園児に滝川ー釧路の旧2429Dの旅はちょっと耐えられそうもないので札幌から釧路までおおぞらで行く。本音を言うと子供らにも2429Dの旅をさせてみたい気持ちもあっただけに非常に残念だ。もう少し大きくなったら18きっぷなり北海道&東日本パスで一緒に旅したいと思っていたのにな・・・。しかしこの決定は北海道の鉄道網の息の根を止める布石になりそうだ。今だってもうたいがいだけどこれを布石に日高線や根室線の末端、宗谷線だって危険だ。つーか最終的には特急の走る区間と札幌近郊以外全部廃止されるんじゃなかろうか???新幹線が札幌まで延びれば函館線の山線もなくなるだろうし・・・いや並行在来線ということで函館から根こそぎやられるかもしれん。あ~終わったー!!!勝手に想像してるだけだけど終わったー!!!
もう悲しすぎて考えるのをやめたくなる。存続される路線も駅が次々廃止されていくし・・・。昔の北海道の旅の写真を見ながら涙する時代がやってきそうだ。

台風の影響で北海道の鉄道路線が悲惨なことになっている。年末恒例の2429Dの旅で非常に愛着のある富良野ー新得間に大きな被害が出ている。復旧予定は未定。さらに釧網線も現在運休中。さらに石北線も路盤流出で運休。大丈夫かこれ?年末の旅のことが気になるけどそれどころかこれの復旧費用が出せないからってこのまま廃止とかないよな???根室線でも特急の走る区間は意地でも復旧させるだろうけど狩勝越えの落合ー新得間なんかはただでさえ大赤字なのにちゃんと復旧してもらえるのか非常に気がかりだ。もっと根っこのところから考えても財政の厳しいJR北海道である。旭川ー富良野、滝川ー富良野間が繋がってたらOKとかってことにもなりかねん。さらに釧網本線。釧路と網走を結ぶ路線なので一部の情報で存続がやばいのではってなっても「大丈夫でしょ?」と思ってたけど被害の大きさいかんでは「まさかの」ってこともありうるかもしれん。最近の災害で普通→復旧の費用が膨大なのでそのまま廃止という流れを見ているので不安だ。そうでなくても夕張支線の廃止や留萌線・留萌ー増毛間の廃止なんかもあるので不安で仕方がない。なんとか復活して存続してくれることを切に願う。

とうとう三江線が廃止されることが決定した。ショックである。もう日本のローカル線に明るい未来は待ってない。広島でいえば可部線の可部ー三段峡間が廃止されて以来の路線廃止である。正直三江線の現状を見ればその危険性は常々あったんだがこれまで生き残れたのは三江線が盲腸線でなく山陰線の江津とつながってたことかなとも思う。運行形態からしても陰陽連絡線という役目は全く果たしていなかったけどそれでも盲腸線よりはまだ希望はあるかもとは思っていた。しかしそんなものは屁のツッパリにもならずあっさり(いや頑張った方かな?)廃止ということになってしまった。これで三次駅は芸備線と福塩線(正確には塩町からだけど)だけの駅となる。3つも路線が集まってたら見た目だけなら貫禄のある駅に見えるんだがこれで時刻表上でもなんでもない駅って感じになっちゃうな。つーか三江線がこの扱いなら木次線だって危ないわ。いくらトロッコ走らせたところで路線の収支的には焼け石に水だろう。そんなことを考えたら芸備線だって末端はやばい。
ところで僕はこの三江線には3回乗った。しかし全線を乗り通したのは1回だけだ。あとの2回は江津から因原まで。因原からは僕の地元を通るバスが出ていた。
三江線の思い出と言えば2000年の4月1日のことを思い出す。この年、僕は大学を卒業し社会人になる。その直前の話だ。「社会人になったら休みがないからもう鉄道の旅はできなくなるだろう。」と僕がこれまで18きっぷで旅したところをもう一度まわろうと北海道から鹿児島まで、宗谷岬から佐多岬までを周ろうと途中で卒業式や引っ越しをはさみながらひと月がかりで日本縦断の旅をしていた。その帰り、博多からムーンライト九州で岡山に向かい伯備線、山陰線経由で因原までやってきた。バスの時間まで何時間か時間があったので駅近くの河原でこれからのことをボーっと考えていた。すごく天気が良くて空がとても青かったのを覚えている。三江線は僕が通っていた自動車学校の教習でもその線路沿いを走ったこともありこの辺りはちょっと思い出もあった。そういう路線が姿を消す。道路が整備され、一人に一台自動車がある現代の田舎では鉄道の使命はもう終わっているのかもしれない。

恐れていたことが現実のものとなってしまった。石勝線の夕張支線が廃止されることになったのだ。非常にショックである。
僕が最後にこの線に乗ったのは3年前の正月。この路線自体は3回目の訪問であった。








 写真は昔のブログよりhttp://ponpokosmile.blog.shinobi.jp/%E6%97%85/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%802013%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE%EF%BC%91%EF%BC%96







道内のJRとしては江差線の木古内ー江差間が廃止され、今は高波被害の日高線の存続が危惧されている。留萌線も留萌ー増毛間の廃止のカウントダウンが始まっている。何とか生き残った深川ー留萌間の存続も心許ない。そこにきて夕張支線の廃止。さらに札沼線の末端部分も危ない。このまま赤字の盲腸線の淘汰が一気に進められてしまうのか???僕が18きっぷで初めて北海道を旅したのが1994年。あのころだって国鉄時代から比べると線路はため息が出るくらいめくられていたのだが、僕的にはあの年が北海道の鉄道網の記憶の基準となっている。あれから22年。あの年の春に廃止された上砂川支線を筆頭に深名線、ふるさと銀河線、江差線が廃止された。道内の夜行列車は絶滅しあのころのような貧乏旅行はできなくなった。今後は函館線の山線の存続も危うくなるだろうし宗谷線や石北線など特急の走る区間も安泰とは言えなくなってくるんじゃなかろうか???もしこれらが廃止されるようなことになれば道内の鉄道網はズタズタだ。18きっぷで貧乏旅してた学生時代の旅は不可能となる。寂しいな。

あとひと月ほどでダイヤが改正される。それに伴いいろんな動きがあるけど僕的に明るい話題はない。そこにたどり着くまでにも最近色々動きがある。世の中的(?)にはカシオペア、はまなすの廃止がよく話題になるけどその陰では熊本電鉄の青ガエル、そしてうちの目の前を走っていた福知山線の381系の引退があった。ダイヤ改正では大阪ー長野のワイドビューしなのの廃止も決まっている。これはショックだ。北アの帰りなんかはこれに乗れば乗り換えなしで大阪まで帰ってこれる。ぶっちゃけ名古屋で新幹線に乗り換えた方が早いんだがなんというか長野と大阪が在来線一本で結ばれてるというのはなんか夢があった。大阪発の味のある長距離列車、どんどんなくなっていくな。九州方面のブルトレは全廃。北に向かう列車もトワイライトエクスプレスが廃止。新潟行きのきたぐにも廃止。函館行きの日本海が廃止されるとその後青森行きの日本海も廃止となった。銀河も廃止。だいせんも廃止。くろよんもちくまもなくなった。新宮行きの夜行快速も廃止。関西始発のムーンライトシリーズもすべて廃止。残すは大阪発のワイドビューひだくらいだが正直その存在も危うい。悲しいけど数年後にはこいつも・・・とか考えてしまう。3年前かなぁ。裏銀座をやった時の帰りに高山から大阪まで乗り通した。リクライニングを倒してゆったりと過ごした時間は今でもよく覚えている。寂しいねぇ。この中でいうと日本海にはいつか乗りたいと思っていた。昔は大阪から函館までも一本で行けたんだよなぁ。
北海道でいうと大量の駅の廃止と運転本数の削減、さらには留萌線の留萌ー増毛間の廃止というもうやる気が出ませんというような状況に陥っている。石北線の金華、白滝シリーズだけにとどまらず花咲線の花咲、函館線の鷲ノ巣も廃駅。正直名前を聞いただけではどこの駅だかわからんかった石勝線の十三里も廃駅。小幌だけはかろうじて来年1年は延命。その先、ちょっとでも油断したらしれっと消されそうだ。
運転本数の削減という点では札沼線の新十津川ー浦臼間がとうとう1日1往復に。こりゃもう廃止も時間の問題だな。その他のエリアでは長万部ー東室蘭間が大幅にやられ、花咲線、釧網線、石勝線の新夕張ー夕張間も同様にズタボロにやられる。新夕張ー夕張間、ここも近いうちに消されてしまいそうだ。これらはキハ40系の老朽化を理由に行われるんだがこれを足掛かりにじゃんじゃん路線そのものものも消されてしまいそうだ。北海道を列車で旅できなくなる日もそのうち現実となりそうだ。年末年始恒例の札幌から滝川に向かい2429Dで釧路、翌日釧網線、石北線で旭川、その後札幌というお約束のコースも10年後も健在であるかどうかはとても不透明だ。あーもうほんとやる気無くすな。ちなみに札幌近郊でもダイヤの改悪が。現在旭川ー札幌間のスーパーカムイが 札幌で快速エアポートに変身し新千歳空港まで直接乗り入れてるがそれも廃止。もう言葉が出ない・・・。

18きっぷや北東パスで旅してたのも完全に過去の話となってしまいそうだ。ほんと寂しい。