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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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7月17日。朝5時20分起床。睡眠時間は5時間足らず。体が重い。気持ちも上がらない。途中で何度か目が覚めたけど正直心身ともに「行くぜ!!!」という気分ではない。こんなんで登れるんだろうか・・・という気持ちも強く正直「そば食って観光して帰ろうかな・・・」なんて思っていた。こないだの越後駒よりもさらにひどい状況だ。
そんな気分ではあるけどここまで来たという義務感から準備をして出発した。




6時11分、駐車場を出発。先行者3人の後ろをついていく。











道の反対側、キャンプ場の入り口からこの日の山行が始まる。










 
 



標識の下にある「岳」というおそば屋さん、ここで登山バッチを売っているという情報は入手済みだ。選考の3人はここで右に曲がらずまっすぐ進んだ。よくわからんけど戸隠に登るのかな???









 朝6時過ぎだけど多くのキャンパーたちが普通に動きまわっている。子供たちも元気だ。僕もこういうことを家族でやりたい。ひょんなことからテントを含めたキャンプセットを手に入れたんだがまだ開封もしていない。川西の家の元自転車部屋に置いたままだ。何とか今年中に1度はキャンプに行きたい。








目の前にボコボコした山が現れる。「なんじゃありゃ???」家に帰って調べたらあれが戸隠山だった。












牧場の入り口。登山口はまだまだ向こうだ。途中、遭難注意の文言が書いてあるのを見た。戸隠の蟻の戸渡り。いや~あそこは怖すぎでしょ。筋違いながら戸隠が百名山じゃなくてよかったと思う。











お馬さん。














先ほどのお三人と途中で合流。ちょっと安心した。













ここからが本格的な山道となる。しかしまぁ心身ともに調子が上がらない。こんな気持ちで登るのってそうそうないわ。








 




数日がかりの縦走で調子が悪い日があるけどその時の気分よりなおひどい。好きで来ているものの早く登って家でのんびりしたいとかそういうことしか頭になかった。











渡渉を何度か繰り返す。写真では結構明るいけど実際には曇りで暗いのでシャッタースピードが遅くなりぶれる。












この3人パーティーとはペースが合う。つかず離れず後ろをついていく。しばらくすると降りてくる女性二人のパーティーとすれ違った。時間的あまりにも早いので「もう降りてきたんですか?」と聞くと「鎖場が怖いので引き返してきました。」とのこと。えぇ~マジか!?滝の方?それとも帯岩???そこまでは聞かなかったけど引き返すほどの鎖場ってどんなんよ???情報ではそこまでの鎖場ではないと思うんだが・・・。つーかその辺のリサーチもしないでこの高妻山にやって来たのか???自分も偉そうな事は言えんが見た感じあまり山のベテランと感じはしなかった。人生においては僕よりもだいぶベテランだったけど。 
  渡渉を繰り返しながらしばし歩くとなんと雨が降ってきた。うそぉ~。今日は曇りの予報だったではないか。だから来たんだぞ。雨だったら鎖場が嫌だから来てなかったのに。暑いのでレインウェアは着ない。しかし荷物が濡れるのが嫌なのでザックカバーは被せた。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
件の3人パーティーとは休憩とかの間に抜きつ抜かれつを繰り返した。そして雨具を着るパーティーをスルーししばし歩くと
出たっ!!!一枚岩の滑滝にかかる最初の鎖場である。ちょうど先行者が登りきろうかというタイミングであった。時刻は7時22分。駐車場から1時間余り。結構近かった。雨で濡れてるし嫌だなーと思いながら鎖を頼りにフンガフンガと登る。足がかりはそれなりにありツルツル滑るわけでもなかったのでよかった。










上から下を見下ろす。













ここから傾斜が上がる。この次には帯岩が現れるんだと思うとこれまでの気怠さが消えて頭もクリアになってきた。これってアドレナリンが出てるってことなのかな???
 
 
  
   
   
   
   
   
   
   
下を見るとこんな感じ。結構な登りだ。そして・・・










きたー!!!帯岩のトラバースである。早くも本日の核心部、一番の心配所に到着だ。










ここを登りトラバースにかかる。














横に流れ落ちるのは不動滝。














怖いのであまり周りをきょろきょろする余裕はないがごらんのようにステップが切られているので足場はしっかりしている。見た目ほどの危険性はなく普通に二足歩行で通過することができた。












後ろを振り返る。












 後続が僕に続く。

 













  雨で滑るということもなく無事に通過できた。僕的にはこの後にある鎖で岩を乗り越えるところの方がなんか滑りやすくて嫌だった。(写真は撮り忘れた。) 8時03分、一不動の避難小屋に到着。駐車場から1時間52分を要した。コースタイムは2時間15分。このコンディションで考えたらまぁまぁのペースだと思う。というわけでひとまず無事に難所を越えホッとした。 
   
   
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