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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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改札を抜けると こういう看板が。前もあったっけか?整備されたとかいう情報のためにこういうのを見ても新しく作られたように感じる。車内で飲み物にけっこう手を付けてしまったので駅前のコープで500mlのペットボトルを一本補給。そして176号線に出て廃線跡へと向かった。
 
 
しばし歩いて廃線跡への入口に到着。またもや思う。「前もこんなのあったっけ?」多分なかったと思う。そもそもこの廃線跡はJR西日本は「廃線跡ではない」「何かあっても責任は取らん」といってたくらいなんで。今やメジャーなハイキング道となっているけどそこはJR西日本が寛大な心で黙認してくれたおかげである。今のこの世知辛い世の中にあってはわけのわからんクレーマーがやれ「責任の所在は」とか言いがかりをつけてくるやもしれん。お堅い会社ならとっくに閉鎖して立ち入り禁止にしていてもおかしくない状況である。
この坂を下れば旧の路線と合流である。








 以前は警告文みたいな「告」と書かれた看板だったんだがハイキングコースとしてJR側も容認した模様。








足を踏み入れるとさっそく真新しい手すりの橋が。ここから先も過保護なまでに整備されてるんだろうか???









しかし武庫川の景色は変わることなくきれいだ。









 大阪駅から30分程度でこの眺めなんだからそりゃ宮脇俊三先生も関西をうらやましがりますよ。









 ここから先の手すりが全部新しくなっているのかと思ったら残りは昔のまま。先ほどの真新しく感じたやつも実は前からああだったのかな???記憶がないわ。 








川西はこういうところにもすぐに来られるし六甲山も近いしロードバイクで走るコースもいっぱいあるしやっぱいいわ。東京は山に行こうにも高尾山までドアツードアで2時間くらいかかる。距離の割に電車代が安いというだけが救いだ。ロードと言えば今日の朝、布団を干すときに箕面方面に走って行く人を見た。東京だと平坦ばっかの大井ふ頭には何となく足が進まずロードにはかれこれ4か月くらい乗っていない・・・。
でっかい岩だ。大台ケ原の大杉谷の土砂崩れではこんなのがゴロゴロしてた。写真で見ただけだけど。関西に戻ったら大杉谷コースも歩いてみたいな。なかなか休みがとれんかもしれんけど。






そして目の前には第一のトンネルが立ちふさがる・・・いや、トンネルだからふさがってはいないな。








けっこう高さがある。でかい。











そしてトンネル突入。











ライトで照らしながら先を進む。普通の山よりチビども的にも冒険みたいでこっちの方が面白かろう。








出口が見えた。手前のはライトの明かりだ。











そして2つ目のトンネルへ。










 僕が知らないだけかもしれんが他のエリアではなかなかこういうハイキングはできないだろう。








出口がまばゆい。










マウンテンバイクで走ったら楽しそうだな。ただしもどきっぽいのじゃなくてちゃんとしたマウンテンバイクじゃなきゃ無理だろうが。








こういう短いのもある。










下のチビの歩みが遅いので後ろから追い抜かれる。このお二人はうちの両親くらいの御年に見えたんだが仲良く手をつないで歩いていかれた。こういうのいいなぁと思う。夫婦で山に登ってる人を見るとホントにうらやましい。うちもそういう風になりたいんだけどね。何をするにもなかなかかみ合わない・・・。




渓谷を望む下のチビ。










そして上のチビ。













クライミングとかできそう。













そしてトンネルはまだまだ続く。










チビどもが突入。











そして出口に見えてきたものは・・・










このルート最大の見せ場である赤い鉄橋こと・・・












 第2武庫川橋梁である。ここは以前と比べ大幅に変わっていた。まず以前は通れなかった橋自体が通れるようになっていた。前はここが通せんぼされて橋の横の保線用みたいなところを通っていた。












これが以前の姿。わかりにくいけど橋の真ん中はフェンスで封鎖されている。













しかしまぁ新しい方は正直興ざめだ。鉄橋を渡るというよりも鉄橋の上に観光用の通路を作ったというような感じ。スリルは全くなし。まぁハイキングコースにするならスリルがあってはいかんのだな。安全第一だ。
その後もトンネルを進む。あたりには結構子供も多い。子供ら的には結構楽しいんだと思う。






川の流れが左手に変わりそろそろ飯にするかという頃、河原に降りている人々を発見。「ここよりあそこがいい」ということになりしばし歩くことにした。







そして河原に降りてお昼ご飯。周りには直火でたき火をしてる人たちもいた。飯を食いつつ川の流れに目を落とす。子の武庫川渓谷、風景はいいのだが水があまりきれいではない。いや、水というのは誤りか。正確にいうと川底が汚い。川の中に入ると川底の汚れが一気に舞い上がってきそうだ。



 ひとしきり休憩して再び歩き始める。そろそろゴールも近い。








これが最後のトンネルかな。










今回は念のためベビーキャリアを担いできた。下のチビがぐずった時には担ごうと思ったからだ。一応出発前に試しに担いでみた。身長120cm、体重20㎏を軽く超えている下のチビだったがぎりぎりのところで担げた。今の状態がベビーキャリアで担げる最後の状態だ。コッタロ湿原では寒さもあってか全く歩けなかったけど今日は頑張って歩いている。

それに比べ上のチビはしっかりしている。小4ということもあるけど幼稚園の頃から新神戸から掬星台まで歩いたりうちの裏山である石切山・鍋蓋山も自分で歩いた。そういや五月山にも連れて行ったな。同じ幼稚園でも下のチビよりも文句を言わずによく歩く。そういや僕が東京に飛ばされる直前には上高地から横尾まで歩いてキャンプをした。下のチビは同じころになってもちゃんと歩くかは疑わしい。


最後のトンネルも出口が近づいてきた。今回は2カ月ぶりの帰省だ。チビどもとも1カ月以上ぶりの再会だった。今回は結構中身の濃いコミュニケーションがとれた。






ゴールが見えてきた。ん???なんじゃあれ???









おいおいなんか工事してるぞ。たしかあの辺にお茶屋さんがあったはずなんだが。そこでなんか飲んで帰ろうと思ってたんだがどうもこれはとり壊されてるっぽいぞ。








ゴールまで来ると間に川が流れておりそれを端があるとこまで大きく迂回しなければならん。向こう側はもうすぐそこに見えているというのに・・・。ちなみにこれは対岸に渡ってからの写真。思いっきりハイキングコースとかって書いてあるし。こりゃもう正式にハイキングコースとして売り出していくんだな。






ここにも思いっきり廃線敷コースとか書いてある。しかし「敷」ってなんだ???












廃線跡は終わり舗装路を歩く。前方にはホントのゴールの武田尾駅が見える。しかしお茶屋で軽く打ち上げしたかったなー。ここには4回目の訪問である。廃線歩きは3回目だがここに来るのは4回目。残りの1回は中山から大峰山を経由してここへ下山した。暑い時期で飲み水が早々に底をつき喉はカラカラ息も絶え絶え。横を流れる武庫川を眺めては「あ~この水でいいから全部飲み干したいっ!!!」と思いながらここのお茶屋にやってきた。そしてかき氷やら飲み物やらを千と千尋のお父さんばりにもさぼった。
列車が到着。こんな場所だけど列車は15分に1本やってくる。ロケーション的には文句なしの秘境駅。で、調べてみたらランキング199位だった。一つ上の198位は僕も好きな日豊線の竜ヶ水。あの駅はいい。隣の駅は鹿児島駅。しかしそこから一つずれると桜島を望む最高のロケーションの駅だ。一つ下の200位は東北線の東白石。こちらは何十回と通過はしてるけど正直ピンとこない。蔵王山に登るときに下車した白石駅の1つお隣だ。北海道に行く時にほぼ毎年通ってるんだが「ん~あの辺かな?」くらいの印象しかない。
駅に到着。ホームに上がり列車を待つ。チビどもと小さかった頃の話をする。チビどもは自分が小さかった頃の話を聞くのが大好きだ。そうしているうちに電車がやってきた。今日は楽しかった。次は裏山の石切山と鍋蓋山に登りたい。おしまい。
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