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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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地下鉄で札幌駅まで戻る。JRの改札をくぐりホームへ。








スーパーおおぞらとご対面。下のチビはスーパーおおぞらが大好きだ。

14時16分、列車は釧路に向けて出発した。昼間の特急で釧路に向かうのは久々だ。5年前に上のチビと北海道を旅して以来だな。あの時は大阪からトワイライトエクスプレスで南千歳まで来てそこからスーパーおおぞらに乗り換えた。その時のブログ→ http://ponpokosmile.blog.shinobi.jp/%E6%97%85/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%92%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE7

http://ponpokosmile.blog.shinobi.jp/%E6%97%85/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%92%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE8

車内でチビどもは全然車窓に興味を示さない。もぉ~なんなんだ。僕が小さいころは・・・いや今でもそうなんだが列車に乗れば窓にかじりついて外の景色を見たもんだ。しかしこのチビどもはさっそくiPadでウルトラマンの動画だ。暇つぶしにはいいのかもしれんがこれじゃちょっとねぇ・・・。
札幌市内を飛び出し南千歳に向かう。時刻は14時半を回り少し夕方の雰囲気を醸し出す。車内改札がやってきた。僕の乗車券を見せると車掌氏が「ん???」
やっぱそうなるよな。これから何回この説明をしなきゃならんのか。これもマニアックなキップの買い方をしてしまった定めとして受け入れるしかない・・・。車掌氏に事の次第を説明すると「あ~なるほど」と納得してくれた。「わかりにくくてすんません」というと「いえとんでもないです」と恐縮していた。
 列車は南千歳に到着。飛行機からの乗り継ぎと思しき人々が多数乗車してくる。







列車は千歳線を離れ石勝線へと入る。そして乗車券の行先きである追分を通過。明後日の夕方、73時間後に再びここへと戻ってくる。岩見沢からの室蘭線経由で。その時にこの乗車券は効力を失うのだ。
どんどん雪が増えていく。いいねぇ。北海道を旅してる感じがする。これまではこういう景色を一人ぼーっと眺めては幸せを感じてきた。チビどもをつついて「ほれ、外見ろ。すごいだろ」と言うと一瞬「おぉ~」というけどすぐiPadに目を移す。通じ合わん。もっと驚いて窓に食いついてほしいんだけどな。なんとむなしいことよ・・・。

もう少し大きくならんとわからんのかな???でも嫁とかなら全く興味を示さんだろう。やっぱり好き好きなのかね。









まぁチビどもが暇だなんだと騒がないので一人こういう景色を眺めていられる。チビどもの世話ばかりでどうにもならんかと思っていたんだが 、自分の好きな旅もできている。結果的にはチビどもと旅ができてその中で自分の時間もあって自分の求める旅もできている。ほんとは一緒になって車窓を楽しみたいんだがこれはこれでよかったのかもしれない。


滝ノ上。正直石勝線の新夕張までの駅はほとんど記憶がない。この区間を各駅停車で移動することはほとんどないし。以前通ったのは4年前。その時の話→ http://ponpokosmile.blog.shinobi.jp/%E6%97%85/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%802013%E3%80%80%E5%85%B6%E3%81%AE%EF%BC%91%EF%BC%95
ちなみに滝ノ上と言えば滝ノ下信号場。いつかここで上下の列車交換をしているスーパーおおぞらの写真を撮りたいと思ってるんだけどなかなかチャンスがない。
ここで行き違いの停車。しばらくすると・・・









スーパーとかちが駆け抜けていった。

再び列車は釧路に向け走り出した。南千歳の次は新得まで停まらない。
新夕張も通過。









時刻は16時。だいぶ暗くなってきた。










列車はトマムに到着。今回の旅はこの区間がめちゃくちゃ懸念材料であった。台風被害で線路が寸断され、こないだまで特急はこの駅で運転打ち切り。ここから代行バスで先へと進むんだがそれだとめちゃくちゃ時間がかかる。僕一人だとそういう旅もなかなかできないのでありだとは思うんだが今回はチビどもを連れている。もし代行バスがぎゅうぎゅう詰めとかになっていたらどうにもこうにも悲惨な旅になってしまう。そこで代替え策として札幌ー釧路間の高速バスを押さえた。これだと下のチビにも運賃がかかるんだが致し方ない。
今回の旅を考えた時、初めは年末年始の指定席の事前予約のころには復旧しているだろうと思っていた。しかし被害の方が思いのほか甚大だったよう間に合わなかった。もし復旧しても予約が殺到して指定席が確保できないんじゃないかと危惧していた。結局ギリギリになって無事復旧。指定席も発表のあったその日のうちに駅に走り無事確保できた。
トマムを出るとしばらくしてどこぞの信号場でスーパーおおぞらと行き違い。もう夕闇はすぐそこまで迫っている。






列車は新得へ。2429Dの旅ならここで名物のそばを食すところなんだが特急だと停車時間がわずかなためそれはかなわない・・・。









しかしさすがに特急だ。とにかく早い早い。ここまで来るのもあっという間。何しろ札幌から釧路までたったの4時間半足らず。2429Dの旅ならやっとこさ帯広の到着しようかというところである。
闇夜の中をひた走っていたところ街の明かりが見えてきた。そう、







帯広に到着である。2429Dの旅ならぶた丼を買いにすっ飛んでいくところであるがここもやはり停車時間がわずかなため見送る。特急だと時間は生まれるけどその他の失うものも多い・・・。







帯広で多くの乗客が下車し車内は閑散とした。そこで座席を向かい合わせにしてボックス席を作る。車掌さんも通るけどこの状況なんで黙認してくれる。座席を広々使いのびのび過ごす。ちなみに上のチビは下のチビとけんかしてふて寝している。
そして18時39分、列車は終点釧路に到着。下のチビが大喜びするかと思っていたスーパーおおぞらの旅だったけど下のチビはiPadに夢中で車両の中身や車窓にはほとんど興味を示さないというなんとも空振りな旅となった。しかしあっけないなぁ。釧路までも特急に乗ったらすぐだわ。
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