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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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急いでスーパーカムイの待つホームに上がる。座席に荷物を置いてお顔をパチリ。
とりあえず予定通りに14時発のスーパーカムイに乗れた。
上に着ているものを2枚脱ぐんだが各々がこれらを脱ぐと結構なボリュームとなってそれなりに座席が散らかる。背負ったザックからもちょいちょい荷物を出したりするので下車する10分くらい前から降りる準備をするんだが今回は落ち着かない。 旭川から岩見沢までは約60分。これくらいの乗車時間だと正直心の底からはのんびりできない。通勤電車で1時間なら寝ようかなという気にもなるんだがでかい荷物をもって且つチビが2人もいるので落ち着かない。 

函館線は雪が深い。








 滝川に到着。











保線の方々のおかげで我々は旅ができる。
 
 
 
   




 
  深川→滝川→砂川→美唄と停まりあっという間に岩見沢に着いた。


 
 
 
 
 
 
 
 
  向かいのホームには乗り継ぐ室蘭線のキハ40が停車中。









久々の室蘭線だ。岩見沢を発着する室蘭線は上下線で1日各々7本。天下の室蘭線も岩見沢ー苫小牧の非電化区間に関しては完全なるローカル線である。







時刻は15時02分。まずはチビどもを列車に乗せ座席を確保。それから僕だけがダッシュで駅のスタンプを押しに改札の外へ出る。








大急ぎでスタンプを押し再び列車に戻る。席に着くと同時に列車は苫小牧に向け出発した。
 
   
 
 
   
   
   
室蘭線のこの区間、乗り通すのは何年振りだろうか???前に乗ろうとした時には大雪で運休となってしまった。今回乗る機会に恵まれたのはラッキーだ。通常の僕の鉄道旅ならこの区間を組み込むことはあまりない。
そして列車は最初の停車駅、志文に到着。ここが志文か。乗車券に手書きが書かれたこの駅名に困惑させられたがとうとうここまでやってきた。





上のチビは爆睡してるし下のチビはiPadで動画ばかりなので車窓を楽しむ。










この路線も先日の「単独で維持困難」な路線の1つとして発表された。僕が次に乗る日は来るのだろうか?もしかしたらこれがお別れ乗車になってしまうかもしれない。







周囲に建物が増えてきたら・・・











追分に到着。2日ぶりに帰ってきた。行きは通過だったけど。









ここで僕の持っている乗車券は役目を終える。下車印がいっぱい押されて貫禄たっぷりだ。「あ~終わっちゃったなー」と感慨深い。僕とチビどもの旅も終わりが近づいてきたと少し寂しくなる。






ここからは釧路で乗変した追分ー苫小牧の切符の登場となる。とはいえこいつで途中下車することはなくすぐに苫小牧で役目を終えるんだが・・・。
ここから先は正直消化試合みたいな感じになってしまった。はっきり言ってしまえば思い入れのある区間でもなく、乗ってくる人も増えてきた車内もそこそこ混んできた。なんか旅が終わったなぁと感じる。そうしているうちに沼ノ端で千歳線と合流しあっけなく苫小牧に到着。

製紙工場の煙突からもうもうと煙が上がる。今は室蘭線、千歳線、日高線が集まるターミナルだけど将来は日高線と岩見沢までの室蘭線がなくなるかもしれない。特に日高線が厳しい。そうなると路線図上はただの中間駅となってしまう。寂しいねぇ。昔は北海道中に線路が敷かれていた。それが年を追うごとに線路がめくられ国鉄からJRになるあたりで大きく路線が廃止された。 その後は多少落ち着いたけどそれでも僕が記憶にあるだけでも函館線の上砂川支線、深名線、ふるさと銀河線、江差線の木古内ー江差間、留萌線の留萌ー増毛間が消えた。ここ数年でさらに大きく路線が減る可能性も高い。あと数年したら今回のルートで再び旅をすることはできなくなっているかもしれない。いろいろあったけど今回はチビどもと北海道を旅することができてよかった。心残りはコッタロ湿原だけだな。あの湿原はこれからも残るだろうからいつかチビどもが大きくなったら再訪したい。というわけで北海道の鉄道旅は終わった。
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