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兵庫から単身赴任で東京に暮らす39歳。趣味は登山とロードバイクとか言いつつも激務にやられロードバイクは部屋のオブジェと化してる今日この頃。もう一度輝きを取り戻したい!!!
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改札をくぐりホームに向かう。乗り込む列車は8時57分発の盛岡行きである。









ホームに降りると「おわっ!!!」
ホームには大勢の人々が。青森からの8時49じ分着の列車よりも早く待ってりゃ余裕で座れると思っていたんだがこりゃ無理だ。どうやら8時21分着の列車で到着した人達や8時57分発の列車で旅する貧乏旅行者が集結していた模様。
どうにもならんので腹をくくる。列車に乗り込むも当然座れない。そして8時49分着のお客も加わり車内は通勤電車の様相を呈した。







途中の駅で若干降りる人はいたものの基本的には大きな荷物を持った人たちばかりである。普通の人なら八戸から新幹線だろ。で、この列車に乗ってるということは関東方面に戻る貧乏旅行者の可能性が非常に高い。下手こいたら大宮や上野までず~っと一緒かもしれん。そんな人たちばかり乗った列車なので座れない。北海道に行く時はまだ気持ちも盛り上がるけど今日は完全に消化試合である。どこにも寄らない。ただ東京に戻るだけである。
車内ではケータイで箱根駅伝とか見ながら過ごす。
箱根駅伝にも飽きて外を見る。田んぼが広々してるなぁと思っていると「ん???」









円錐状のきれいな山が見えた。「おぉ~あれは!!!」
早池峰山だ。早池峰山に違いない!!!(多分)
来るときは岩手山で帰りは早池峰山か。う~む、いい旅だった。

さらに進むとこんな特徴的な山容の山も。何山なんだろうねぇ。 
10時51分、盛岡に到着。もうめんどくさいので席取りゲームには参加しない。のんびり歩いてJR側の改札を通る。つーかもう少しなんとかならんもんかね、盛岡でのIGRとJRの乗り換え。IGRのホームからはJRの花輪線の列車も発車するんだから連絡用の改札とか作れないのかね???常時駅員を配置するのは人件費等の問題もあるかもしれんが18きっぷや北東パスのシーズン、それも列車が到着する時間限定でもいいからなんとかならんものか???ちなみに青森は完全に青い森鉄道とJRが一体化してるのでこのようなめんどくさい乗り換えが不必要。楽ちんである。
11時08分、一関行きの列車に乗り込む。座れない。その後一関、小牛田と小刻みに乗り継ぎ、仙台には14時23分に到着。そしてお次は14時30分発の福島行き。ここまで一関では11分、小牛田では6分、仙台では7分と乗り換え時間が短いためまともに飯が食えていない。一関では駅そばくらいなら食えたかもしれんが発車間際に乗ろうとするとぎゅうぎゅうのところに突っ込んでいかねばならんかもと思うとなんか嫌になっておとなしく乗継列車に乗り込んだ。
福島行きは仙台では座れなかったけど途中で座れた。それまでと比べると列車も長いし本数も増えるので青森からやってきた軍団もばらけたのかもしれない。

そして15時50分、列車は終点の福島に到着。この先15時58分発の列車があるがこれは新白河行き。新白河からは後からやってくる福島発16時28分の列車に乗ることになるのでここは初めから16時28分発の黒磯行きに乗ることにする。





 
しかしこの福島行き、なんと福島に到着後、列車番号を変えてそのまま黒磯行きとなることが車内アナウンスで判明。おぉ~こりゃいいわい。石北線の網走発の遠軽行きがそのまま旭川行きになるのと同じような感じである。






というわけで座席に荷物を置いたまま改札をくぐり食料の調達に向かった。
16時28分、黒磯行きとなった列車は福島を出発。そして17時17分、郡山に到着。ここで16分停車するので切符に下車印を押してもらった。
日もとっぷり暮れた。見るべきものもなくどんどん東京に近づくにつれて「あ~終わったなー」という気持ちがしみじみ湧いてくる。

白河駅にて。なんかライトアップされた城が見えた。周りでも「お城がある!!!」という声が上がりそっこー調べた子が「白川小峰城って言うらしいです。」って言ってた。すごいね、最近はなんかあってもすぐに調べることができる。




18時33分、黒磯に到着。18時38分の宇都宮行きに乗り換え。とうとう関東に足を踏み入れてしまった。そして宇都宮には19時28分に到着。ここでも途中下車の印を押してもらい19時40分発の上野行きの快速ラビットに乗り込む。15両と長いうえにここが始発なので余裕で座れる。ここまで来るといい加減疲れてきた。車内ではすることがないのでケータイのテレビを見る。するとあの大家族の石田家をやっていた。そこでは昨年の鬼怒川の氾濫のことをやっていた。じわじわ水が迫ってくる様子や水害のその後のこともやっていた。改めてめちゃくちゃ大きな災害だったんだなと思った。最後はお父さんが会社を退職。サラリーマンの愚痴を聞くにつれ自分も同じサラリーマンなので「つらいよねぇ~。」と同情した。うちは子供が2人しかいないけどあれだけの子供を育て上げるというのはそれはもう大変なことだと思う。精神的にも経済的にも。でも大変だけどその中に楽しさとか幸せが見いだせるからやってられるんだろうな~。まぁ外資系の化粧品関係の会社らしいけど給料いいんだろうな。それだけ稼ぎが無かったら家計が回らないもの。そんなことを思っていたら上野に到着。5日ぶりに帰ってきた。その後京浜東北線で田町に帰還。そんなわけで5日間の北海道への旅が幕を閉じた。

これが今回の旅の相棒「北海道&東日本パス」。最初は純粋に下車した駅だけの下車印だったけど最後の方は乗り換え時間の合間に押してもらったりした。いい思い出だ。
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