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3時53分。日帰り最強の山、平ヶ岳へと出発する。
日が長いこの時期とはいえまだ暗い。ヘッドライトでのスタートである。
15分ほど歩くと沢を渡る橋が現れる。少し明るくなってきた。
ほぉ~。ここからすぐにあのやせ尾根ですか。今回の山行では少し警戒している区間だ。足場はしっかりしてるみたいだが・・・。ちなみにここから山頂まで10.5km。普通の日帰りの山の倍って感じだ。
この平ヶ岳、実は今回のコース以外にもう一つルートがある。皇太子ルートこと中ノ俣ルートである。GWに会津駒で話した人なんかはプリンスルートとか言ってた。その皇太子様がこの平ヶ岳に登るときに整備されたルートである。このルートを通るには麓の宿に泊まる必要があるんだが、コースタイムは往復で7時間足らず。普通の登山と変わらん山行となるのだが平ヶ岳を登るのにこのコースとはがっかりである。ここはやはり王道の鷹巣からのルートをひーひー言いながら登り、周りの人々と「いや~きついっすねぇー」と語らいたい。いつもは楽なルートを選択しておいて偉そうな事は言えんのだが平ヶ岳といえば鷹巣から登るしかないっしょ~。
ヘッデンで地面を照らしながらやせ尾根を目指す。
樹林を抜け視界が開ける。「おぉっあれは!!!」
昨日登った燧ケ岳。見事な双耳峰である。
しばし歩くと・・・
おっ!!!
テレビやネットでよく見る件のやせ尾根である。
早くも後ろから来たご夫婦に追い抜かれた。
その後お助けロープのかかったところを登る。1カ所だけじゃなくてこういうのが何回か続く。登りはそうでもないけど下るときはちょっと嫌だな。下りが苦手な僕的には。
その後もこういうところを延々と登っていく。
続く続く続く・・・
果てしないねぇ。まだ始まったばかりだけど・・・。
ひーこら言いながら急登をこなす。まだ歩き始めて40分足らずである。
5時52分、下台倉山に到着。スタートから約2時間。コースタイムは2時間20分。う~む、前半からこんなペース。大丈夫か???ここで休憩してたおじさんが「まずは第一関門突破」って言ってた。僕もそんな気がする。ところでヤマレコで先週小学校低学年くらいの子供連れで登った人の記録を読んだ。往復11時間33分だった。子連れでこれだったら大人単独なら10時間くらいで往復できるかとか思ってたけど怪しいなぁ。玉子石は行くか行くまいか考え中だ。正直足に自信がないので寄り道してる場合じゃないと思ってる。ただでさえ下ってくるころにはボロボロになってると思われるのに、多少体力が残ってるからって余裕かまして玉子石まで行ってる場合じゃないかなと。
再び燧ケ岳。今日は1日燧ケ岳とお付き合いかな。
先は長いなぁ。ヤマレコなんかでは8時間台で往復する人もいる。コースタイムが若干甘めとかいうネット情報もある。まぁ10時間以内に往復できたら上出来だ。少なくとも子連れで11時間半ならそれ以上はかからんだろ。つーかかかったらちょっとカッコ悪いなぁ。
ということで頑張って先へと進む。
さっきまでの急登は終わりかな。こういう稜線歩きが延々と続くんかいな???最近の山行はろくすっぽ調べていないので正直行き当たりばったりである。ただしプロトレックの高度計を見ると標高差はまだ500mほどある。長い行程でじわじわ上げていくならいいんだけどね。
気持ちのいい稜線歩き。でも行きはよいよい帰りは恐い。日帰り最強の山というのが頭から離れん。とにかく数年前の六甲全縦以来の長丁場だ。
で、またまた燧ケ岳。
6時41分、台倉山山頂到着。三角点しかないあんまりピークって感じがしない山頂である。コースタイムは3時間20分。で、所要時間は約2時間50分。どうなんだろうなぁ、これ。10時間で戻れるだろうか???
再びスタート。しばらくするとこんなぬかるんだところが現れる。
6時51分、台倉清水に到着。あてにならんと言われてるけどやっぱり枯れてた。
ずんずん先へと進む。茂みをかき分け進む。
7時27分。白沢清水に到着。よどんだ水たまりがあるだけ。とてもじゃないけど飲む勇気はない。
こういうもりもり茂ったところを行く。時折下が木道になったりする。
こういうのが続く。
周りが開けた。あれが平ヶ岳か???
あそこまで登らにゃならんのか・・・。
で、けっこうな登りが始まった。
ひーこらひーこら・・・
ん???方角的に平ヶ岳はあっちかも。
きついわ~。ここでも後ろから抜かされた。
後ろを振り返る。けっこう登ったな。ここで下ってくるパーティーとすれ違った。昨日はキャンプか。「ここの登りが一番きつかった」って言ってた。ここに来るまでも2組の下山組とすれ違った。一つはグループでもう一つは単独の女の人。どちらも天気が良くて最高だったといってた。つーか女の単独行でこの山でキャンプか。いい度胸してるなぁ。僕は心細くてようやらんわ。つーかその前にテント装備でここの登るのがしんどすぎて心が折れそう。
登りきったら木道が現れる。いや~きつい登りだったー。
周りの景色が開ける。
あれが山頂か???
と思っていたら池塘が現れた。姫ノ池だ。時刻は8時47分。ついにここまで来たぞ。つーかだいぶグロッキー状態。玉子石どころの状況ではない・・・。ちなみにここまでのコースタイムは5時間50分。所要時間は4時間56分。ヘロヘロだけどここに来るまでに抜かされまくった割には僕的にぼちぼちの出来である。
玉子石へはこちらの道へ。この道が皇太子ルートへと続く。
僕が行くのは左側。行く先には平ヶ岳が鎮座している。
姫ノ池方面を振り返る。
山頂目指して進んでいると右手から合流する道が。ちなみにこの道も玉子石へと続いている。合流してくるパーティーは玉子石に行ってきた人達か???
昨日の燧ケ岳に引き続きここも高層湿原の山だ。
へろへろの体にむち打ち山頂へと登っていく。
それを登りきると・・・
着いたー!!!
着いたぞー!!!9時16分、83座目の百名山平ヶ岳に到着である。コースタイム6時間半のところ5時間23分で到着。こりゃ頑張ったら10時間足らずで往復できるかも。
引きで撮ってみる。いやー登っちゃったよ平ヶ岳。しかしここまで大方5時間半。昨日の燧ケ岳ならそろそろ下山って感じの時間である。それが今日はまだ山頂。帰りのことを思うとちょっと気が重い・・・。まぁとりあえずは山頂までやってきた。
日が長いこの時期とはいえまだ暗い。ヘッドライトでのスタートである。
15分ほど歩くと沢を渡る橋が現れる。少し明るくなってきた。
ほぉ~。ここからすぐにあのやせ尾根ですか。今回の山行では少し警戒している区間だ。足場はしっかりしてるみたいだが・・・。ちなみにここから山頂まで10.5km。普通の日帰りの山の倍って感じだ。
この平ヶ岳、実は今回のコース以外にもう一つルートがある。皇太子ルートこと中ノ俣ルートである。GWに会津駒で話した人なんかはプリンスルートとか言ってた。その皇太子様がこの平ヶ岳に登るときに整備されたルートである。このルートを通るには麓の宿に泊まる必要があるんだが、コースタイムは往復で7時間足らず。普通の登山と変わらん山行となるのだが平ヶ岳を登るのにこのコースとはがっかりである。ここはやはり王道の鷹巣からのルートをひーひー言いながら登り、周りの人々と「いや~きついっすねぇー」と語らいたい。いつもは楽なルートを選択しておいて偉そうな事は言えんのだが平ヶ岳といえば鷹巣から登るしかないっしょ~。
ヘッデンで地面を照らしながらやせ尾根を目指す。
樹林を抜け視界が開ける。「おぉっあれは!!!」
昨日登った燧ケ岳。見事な双耳峰である。
しばし歩くと・・・
おっ!!!
テレビやネットでよく見る件のやせ尾根である。
早くも後ろから来たご夫婦に追い抜かれた。
その後お助けロープのかかったところを登る。1カ所だけじゃなくてこういうのが何回か続く。登りはそうでもないけど下るときはちょっと嫌だな。下りが苦手な僕的には。
その後もこういうところを延々と登っていく。
続く続く続く・・・
果てしないねぇ。まだ始まったばかりだけど・・・。
ひーこら言いながら急登をこなす。まだ歩き始めて40分足らずである。
5時52分、下台倉山に到着。スタートから約2時間。コースタイムは2時間20分。う~む、前半からこんなペース。大丈夫か???ここで休憩してたおじさんが「まずは第一関門突破」って言ってた。僕もそんな気がする。ところでヤマレコで先週小学校低学年くらいの子供連れで登った人の記録を読んだ。往復11時間33分だった。子連れでこれだったら大人単独なら10時間くらいで往復できるかとか思ってたけど怪しいなぁ。玉子石は行くか行くまいか考え中だ。正直足に自信がないので寄り道してる場合じゃないと思ってる。ただでさえ下ってくるころにはボロボロになってると思われるのに、多少体力が残ってるからって余裕かまして玉子石まで行ってる場合じゃないかなと。
再び燧ケ岳。今日は1日燧ケ岳とお付き合いかな。
先は長いなぁ。ヤマレコなんかでは8時間台で往復する人もいる。コースタイムが若干甘めとかいうネット情報もある。まぁ10時間以内に往復できたら上出来だ。少なくとも子連れで11時間半ならそれ以上はかからんだろ。つーかかかったらちょっとカッコ悪いなぁ。
ということで頑張って先へと進む。
さっきまでの急登は終わりかな。こういう稜線歩きが延々と続くんかいな???最近の山行はろくすっぽ調べていないので正直行き当たりばったりである。ただしプロトレックの高度計を見ると標高差はまだ500mほどある。長い行程でじわじわ上げていくならいいんだけどね。
気持ちのいい稜線歩き。でも行きはよいよい帰りは恐い。日帰り最強の山というのが頭から離れん。とにかく数年前の六甲全縦以来の長丁場だ。
で、またまた燧ケ岳。
6時41分、台倉山山頂到着。三角点しかないあんまりピークって感じがしない山頂である。コースタイムは3時間20分。で、所要時間は約2時間50分。どうなんだろうなぁ、これ。10時間で戻れるだろうか???
再びスタート。しばらくするとこんなぬかるんだところが現れる。
6時51分、台倉清水に到着。あてにならんと言われてるけどやっぱり枯れてた。
ずんずん先へと進む。茂みをかき分け進む。
7時27分。白沢清水に到着。よどんだ水たまりがあるだけ。とてもじゃないけど飲む勇気はない。
こういうもりもり茂ったところを行く。時折下が木道になったりする。
こういうのが続く。
周りが開けた。あれが平ヶ岳か???
あそこまで登らにゃならんのか・・・。
で、けっこうな登りが始まった。
ひーこらひーこら・・・
ん???方角的に平ヶ岳はあっちかも。
きついわ~。ここでも後ろから抜かされた。
後ろを振り返る。けっこう登ったな。ここで下ってくるパーティーとすれ違った。昨日はキャンプか。「ここの登りが一番きつかった」って言ってた。ここに来るまでも2組の下山組とすれ違った。一つはグループでもう一つは単独の女の人。どちらも天気が良くて最高だったといってた。つーか女の単独行でこの山でキャンプか。いい度胸してるなぁ。僕は心細くてようやらんわ。つーかその前にテント装備でここの登るのがしんどすぎて心が折れそう。
登りきったら木道が現れる。いや~きつい登りだったー。
周りの景色が開ける。
あれが山頂か???
と思っていたら池塘が現れた。姫ノ池だ。時刻は8時47分。ついにここまで来たぞ。つーかだいぶグロッキー状態。玉子石どころの状況ではない・・・。ちなみにここまでのコースタイムは5時間50分。所要時間は4時間56分。ヘロヘロだけどここに来るまでに抜かされまくった割には僕的にぼちぼちの出来である。
玉子石へはこちらの道へ。この道が皇太子ルートへと続く。
僕が行くのは左側。行く先には平ヶ岳が鎮座している。
姫ノ池方面を振り返る。
山頂目指して進んでいると右手から合流する道が。ちなみにこの道も玉子石へと続いている。合流してくるパーティーは玉子石に行ってきた人達か???
昨日の燧ケ岳に引き続きここも高層湿原の山だ。
へろへろの体にむち打ち山頂へと登っていく。
それを登りきると・・・
着いたー!!!
着いたぞー!!!9時16分、83座目の百名山平ヶ岳に到着である。コースタイム6時間半のところ5時間23分で到着。こりゃ頑張ったら10時間足らずで往復できるかも。
引きで撮ってみる。いやー登っちゃったよ平ヶ岳。しかしここまで大方5時間半。昨日の燧ケ岳ならそろそろ下山って感じの時間である。それが今日はまだ山頂。帰りのことを思うとちょっと気が重い・・・。まぁとりあえずは山頂までやってきた。
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